まつや清の日記 マツキヨ通信

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やたらと増える中部電力プルサーマルテレビCM、第三者評価が必要では

2007年07月10日 | その他
 昨日、原子力安全・保安院から静岡県に浜岡4号炉にプルサーマル=「MOX燃料採用に係る原子炉設置変更許可」の説明があったとの事で、市民グループ=「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」として県知事に5点の申入れをしました。

 その後、記者会見で白鳥良香、長野栄一、東井怜、鈴木卓馬さんら5人のメンバーがそれぞれに様々な意見や情報提供。県政記者室の白板には参議院選挙に係る情報。カメラは3社、記者は10名くらい。東井さんからはかなりの専門的立場からの説明。

 市民グループとしての危機感は、東海大地震が過ぎ去るまで浜岡原発の停止を求める訴訟判決が10月26日、判決前にプルサーマルの地元了解がなされるのでは、と。7月20日に地元4市の首長、議長が許可後はじめて顔を会わせる対策会議が開催されます。

 国は、浜岡3,4号炉について耐震新指針に基づく評価はまだ検討中にも係らず、プルサーマルと耐震問題は無関係との主張です。いかにMOX燃料が不安定か、使用済みMOX燃料の冷却期間がいかに長いか、再処理システムは本当に大丈夫か、など論点はいくつも。

 このところ、中部電力のプルサーマル・テレビコマーシャルがやたらと増えています。独占企業のCMに関する制限や載せる場合に3分の1は反対派の提供する論点を載せる義務とか。県や広告機構などが第三者としてチェックできないものでしょうか。