まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

東京電力の虚偽情報にあきれながら被災現場歩く

2007年07月20日 | その他
 18日、住民グループに答えていた中身が虚偽、東京電力のあまりに不誠実な姿勢に実家の読売新聞を隅から隅まで読み込みました。そして今日、静岡県での浜岡4市首長会議でプルサーマル、事前協議問題など、どんな話し合いがなされるのか。

 今日は、私の母校、避難所となっている北鯖石小学校に自衛隊提供の水をもらいに、そして避難所生活状況、自衛隊入浴施設、兵站設備を見学しました。座間、練馬からの災害出動グループ、色んな質問に丁寧に答えてくれます。

 小学校の前にあるコミュニティセンター、同級生のAさんがコミュニティ活動の中心メンバーです。中越地震と今回の規模の違いや北鯖石地区が市内でも被害が大きい地区であることや直後の救援活動の実態ー評価についていろいろ聞きました。

 その後、災害対策本部のある市役所、被害の最も大きかった東本町地区(とにかく古い木造の家が倒れています)、災害ボランティアセンターとにかく現状を把握すべく必死で歩き回りました。越後線のレールのひん曲がりに地震災害を再認識。

 夕方は姉家族らと上越市の柿崎地区の温泉に、「被災地区住民は無料サービス」です。ライフライン復旧のメドが出始める中(柏崎市と全国自治体の関連職員の応援があってのことです)、民間も被災支援メニューを次々に打ち出しています。

 温泉施設や海水浴場、福祉施設での無料入浴、シャワー。ガストが限定メニューで被災者25%減額、日清食品の無料チキンラーメン。これら、自衛隊の入浴サービスはじめ障害のある方々への入浴サービス提案などリードしている感ありです。

 自衛隊は、避難所で体育館ではプライバシーも無い、ならばと6人用テントを提供し始めました。そして、アメリカからの被災者支援・クーラー提供です。暑い、熱中病、扇風機の取り付けとか行っている間に日替わり支援メニューです。

 中越地震でも問題になっていましたが、被災者の日々変化する支援メニューに行政サイド、ボランティアセンター、全国の善意がどこで、何を提供することが基本ラインであるのか、被災地現場での大きな課題になり始めています。