まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

センター試験、国語に挑戦するもレベルの高さに圧倒される

2011年01月16日 | ニュース・関心事
昨日のセンター試験、雪による遅れなど被害は少なかったようです。朝刊に載っているセンター試験の国語に挑戦してみました。59歳、18歳の若さには勝てないだろうとは思いましたが、試験問題のレベルの高さに先ず驚き。

高齢者のグループホームの場所が民間の家を活用していることから、バリアフリーの高齢者用施設がこれまでの身体の中に埋め込まれた家=空間との共存関係を結果として壊すということその意味を探るという問題提起。

このからだの動きと空間関係論を更に発展させて、青木淳さんの「原っぱと遊園地」に重ね、「特定の行為のための空間を作るのではなく、行為と行為をつなぐものそれ自体をデザインするような建築をめざす」を結論づけます。

その普遍的な問題提起を「暮らし」の住居に戻し「住宅は目的にしたがって仕切られてしまった」と。かっての木造家屋を活用しようとするグループホームの本質的意味を「身体ー空間」関係論として考えよという試験問題です。

極めて論理的であり今日課題が試験問題となっていますが、難解だろうなという気持ちとこれを解く高校生の姿が目に浮かびました。因みに漢字問題が5つあるのですがやってみて4問正解でした。でも、すごいですね、今時の高校生は。