写真は北九州市議会図書室。司書もいらっしゃるすごい。静岡市議会図書予算は30万、北九州市議会は250万。
議会基本条例策定視察の2日目は北九州市議会。2010年4月に議長の私的諮問機関として各会派から3名ずつ5会派15名で議会改革検討会が立ち上がり2011年8月素案が確定し9月議会に提案するという北九市議会だけにやはり「百聞は一見に如かず」で非常に刺激ある視察となりました。
説明者が検討会の委員となった森浩明議員、村上幸一議員、岡本義之議員、野依謙介議員、戸町武弘議員だけに議会視察にふさわしいものでした。12月議会から一問一答方式の本会議がはじまるとのことで、自分たちで作り上げた条例案だけに議会改革に向かう意気込みが伝わって来ました。
私の質問は2点。第一は、第5章 議会運営 第10条 委員会での常任委員会の審査が議案審査だけでなく所管事務調査を含むとなっている経過について、第二は第6章 議会との市民の関係 第13条の公聴会及び参考人方式の活用について具体的適用について でした。
前者については、検討会で用意された「委員会改革のイメージ」資料を提出してもらっての説明でした。北九州市議会の常任委員会で議案審査、特別委員会で所管調査という特殊な過去からの経緯があったもののその改革も含めて地方自治法の第109条を根拠に条例に組み入れたとのことでした。
地方自治法109条には「常任委員会は、その部門に属する当該普通地方公共団体の事務に関する調査を行い、議案、陳情等を審査する」とあります。説明者から「議会審査を本会議中心とすべきか、常任委員会中心とすべきか、という論点があり、条例としては常任委員会中心を採用している」と。
後者については、「基本的には常任委員会委員長の判断になろうとも思うがまさに手探りの状態の中での規定で、自分たちもどのような形で具体化していくことができるのか、やってみないとわからない」。この2点については、私自身、この間何回となく提案してきただけに参考になりました。
大変短期間の厳しいスケジュールの中での視察でしたが、今後の静岡市議会基本条例のヒントを得た思いです。
議会基本条例策定視察の2日目は北九州市議会。2010年4月に議長の私的諮問機関として各会派から3名ずつ5会派15名で議会改革検討会が立ち上がり2011年8月素案が確定し9月議会に提案するという北九市議会だけにやはり「百聞は一見に如かず」で非常に刺激ある視察となりました。
説明者が検討会の委員となった森浩明議員、村上幸一議員、岡本義之議員、野依謙介議員、戸町武弘議員だけに議会視察にふさわしいものでした。12月議会から一問一答方式の本会議がはじまるとのことで、自分たちで作り上げた条例案だけに議会改革に向かう意気込みが伝わって来ました。
私の質問は2点。第一は、第5章 議会運営 第10条 委員会での常任委員会の審査が議案審査だけでなく所管事務調査を含むとなっている経過について、第二は第6章 議会との市民の関係 第13条の公聴会及び参考人方式の活用について具体的適用について でした。
前者については、検討会で用意された「委員会改革のイメージ」資料を提出してもらっての説明でした。北九州市議会の常任委員会で議案審査、特別委員会で所管調査という特殊な過去からの経緯があったもののその改革も含めて地方自治法の第109条を根拠に条例に組み入れたとのことでした。
地方自治法109条には「常任委員会は、その部門に属する当該普通地方公共団体の事務に関する調査を行い、議案、陳情等を審査する」とあります。説明者から「議会審査を本会議中心とすべきか、常任委員会中心とすべきか、という論点があり、条例としては常任委員会中心を採用している」と。
後者については、「基本的には常任委員会委員長の判断になろうとも思うがまさに手探りの状態の中での規定で、自分たちもどのような形で具体化していくことができるのか、やってみないとわからない」。この2点については、私自身、この間何回となく提案してきただけに参考になりました。
大変短期間の厳しいスケジュールの中での視察でしたが、今後の静岡市議会基本条例のヒントを得た思いです。