まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

2011年9月28日まつや清総括質問 ライブ中継

2011年09月28日 | ニュース・関心事
皆さんへ
ゴミゼロプラン市民ネットワークの壷阪さんがyoutubeにアップしてくれました。

テーマは
1、事業仕分けと清掃行政
2、水道局庁舎建設

2についてはこの前にアップしてあります。
1については、ゴミゼロプラン市民ネットワークの皆さんの評価をお聞きしての報告にしたいと思います。
原稿だけはアップしておきます。


1-3まつや清静岡市議会議員2011年9月28日議会質問11分21秒
http://www.youtube.com/watch?v=xWDYkzz5GV0 
2-3まつや清静岡市議会議員2011年9月28日議会質問 9分8秒
http://www.youtube.com/watch?v=sBDlc9p2gqM
3-3まつや清静岡市議会議員2011年9月28日議会質問 14分10秒
http://www.youtube.com/watch?v=QTrh1IaG5t8

※※
2011年9月議会 事業仕分けと清掃行政  2011年9月28日
<事業仕分けと清掃行政> 1回目
「1」 市長の基本姿勢 
市長は4年間に80億削減・行財政改革マニュフェストに基づき6月議会で自らの給与5000万円削減、7月30日、31日事業仕分けを実施し、2事業除き仕分け結果を容認し議会に意見を求めています。清掃行政では4つのリサイクル事業が対象となり二つが廃止となりました。
「脱焼却・脱埋立めざす」=「ゼロウエイスト」に関し「目指す方向は一致」と答弁した環境局が、リサイクル事業を廃止していくことに「ゴミゼロプラン市民ネットワーク」など市民団体から懸念が示されています。一方、2013年に沼上清掃工場再整備方針が決められます。そこで市長に伺います。

1、 循環型社会形成推進基本法の3R、静岡市は一般廃棄物処理計画で4Rと国に先んじ「リフューズ→リデユース→リユース→リサイクル」の順で優先、やむえない場合に焼却、熱利用・溶融化、埋立を基本指針としています。市長は、この指針に基づき「焼却よりリサイクルを優先すること」を基本姿勢とされているのか、伺います。
2、 その考えに立てば、ひっ迫した財政状況の中、2019年に稼動年数25年となる沼上清掃工場は
① 「焼却ゴミ量を大幅に削減すれば建替えをせず、西ヶ谷レベルであれば200億円の税金が抑えられる」ことになりますがどう認識されるか。
② また、その意味においてアセットマネジメントを清掃工場建替えに導入する考えはないか、伺います。
3、 4R政策最大のパートナーは市民です。沼上清掃工場の応援により10年続いている「ゴミゼロフェスタ」というリユース運動があります。今年度は4月とこの10月16日2回行われます。全国でも注目されるリユース運動を①市民との協働事業として年2回、3回と定期化②沼上資源循環センター連携事業③市長掲げる街磨き戦略事業にしていく考えはあるか、伺います。                           
2回目 市長答弁コメント。残念がら市長は答弁しませんでした。


答弁踏まえ4Rの中のリサイクル政策と焼却処理費用について伺います。
「2」 4R政策とリサイクル 
1、 その前に昨日も小野議員の質問に重なりますが事業仕分けについてあらためて伺っておきます。
① 各局、課に示した条件、挙がってきた事業数、48事業となる選択基準、評価者選定経過について伺います。
② 対象事業がバスの補助金事業、リサイクル事業など市民生活に関わる事業が数多く選定されたこと、及び
③ 費用対効果による仕分けとその事業をつくっている政策のあり方との関係をどのように認識されるか、因みに廃棄物対策部は清掃工場運転経費を挙げていました。
2、 環境局としては4つのリサイクル事業の評価と仕分け結果についてどのような認識なのか、伺います。
3、 リサイクル事業について資料p1右欄参考に4点。
① 古紙の行政回収を廃止した場合、集団回収を実施していない地域でのリサイクル活動への市民参加の場が奪われます。そのことへの対応や古紙市況が悪化した際の対応は、どのように考えるか。伺います。
② ペットボトル回収補助事業は継続でしたが、ペットボトル生産量は増え続けています。清水区ステーション方式が人口に比して多く回収されていることへの評価や葵区・駿河区へのステーション回収導入についてどのように考えるか、伺います。
③ 生ごみについては、昨年、先進都市への視察・研究の議会答弁があり富士市の生ごみ回収視察には参加されました。その後、御殿場市の集団回収など先進市への視察・研究はされたのか。
④ 白色トレイ、紙パックリサイクル補助事業は廃止ですが、これら含め古紙類、ペットボトルなど分別回収全体に関わる費用総額、総回収量及び1トン当たり処理原価はいくらか、伺います。
「3」 焼却処理費用
リサイクル費用との関係で清掃工場の焼却処理費用について伺います。お手元資料p1左上段に2009年処理費用算出式があります。p2下段は西ヶ谷工場の委託費です。
1、 処理費用について伺います。
① 西ヶ谷工場の新旧比較で08年度旧西ヶ谷工場、2010年度新西ヶ谷工場2年後から始まる点検費用含めての処理費用、及び、新西ヶ谷工場と灰溶融炉含めた沼上工場、それぞれ1トン当たりの処理費用の比較と評価について伺います。
② 2010年度全体のごみ処理原価はどの程度か伺います。

2、 昨年の一般廃棄物処理計画において資料P1下段2019年(H31年)減量目標ゴミ総排出量は08年度比較で18%削減、30万から25万となっています。
① 西ヶ谷清掃工場及び沼上清掃工場の処理量、稼働日数
及び処理費用について2010年度の実績値、2019年度の
計画値はどの程度になるか、伺います。

3、 これらを踏まえ、減量が進んでいった場合の処理量の減少、稼働日数及び処理費費用の相関関係についてどのように認識されるのか、伺います。


3回目
  答弁いただいたように、トン当たりのリサイクル費用は6900円、トン当たりの焼却処理費用は、40134円(2009年) 、2010年      円。焼却費用はリサイクル費用の7倍弱。この数値からもリサイクル費用はもっと投入し大胆に焼却ごみを削減することの意味は明らかであります。
「1」 4R政策と焼却ごみ処理費用
1、 「焼却施設依存」
私が懸念することは「リサイク事業削減―焼却施設依存」を誘因する構造についてです。資料P2上段は1日のごみ量と焼却施設能力の図です。これを見ると、いくらでも燃やせる「焼却施設依存」に陥ります。
問題は、答弁いただいたようにゴミが減量となっても処理費用は下がらない、だったら燃やした方がいいという「焼却施設依存」を誘因することです。下がらないのは、運転委託費及び定期点検整備契約が随意契約で高額な固定費とあるからです。これは全国の自治体がプラントメーカーとの間で抱えている大問題です。
① 4R進める静岡市として全国の先駆け大幅減量に合わせた契約要件を見直す必要について、伺います。
② 更に、これも「焼却施設依存」を誘因しますが、炉の設計計画値、西ヶ谷工場は2500kカロリー/kg、ごみ質の発熱量高いと投入制限、低いと助燃材投入、今のままごみ質の一定量が一番安定する、炉の基本機能が大胆な焼却量削減の妨げとなっていないか、伺います。
 
2、 これらがあったとしても、焼却炉炉壁等の修繕及び、計装設備更新により清掃工場の延命化が可能となると考えるがいかがでしょうか。

3、 そして、全国に注目される70万市民ゼロウエイスト都市静岡をめざして、市民に対してここまで減らせば大型焼却場の新規建設は必要なく、大幅に税金支出を削減できる、そのための呼びかけと目標値の設定を市長のリーダーシップ行う考えはないか、伺って質問を終わります。



水道局庁舎10階建て44億円 「一等地で(土地が高いので)建ぺい率最高で計画した」答弁

2011年09月28日 | ニュース・関心事
水道局庁舎建設に対しての質問は下記の原稿です。答弁についてはインターネット録画できちんとフォローしますが、何故44億円かの質問に七間町が一等地で高いので建ぺい率の最高を計画したとの答弁。

どう理解すべきでしょうか。


※※
2011年9月議会 上下水道局庁舎建設について 2011年9月28日

 下水道局庁舎建設が必要であることは、3月11日東日本大震災、大津波、福島原発震災を経験して私を含めて大方の議員は異議の無いところと推察しておりました。ところが、一昨日の月曜日議会質問報告の会を行ったところ、七間町オリオン座跡地に極めて厳しい批判をいただき、市民の皆さんとのギャップの大きさを認識させられました。今日の答弁を含めて市民への丁寧な説明と私どもは緊急の市民討論会を開催しますが、成熟した市民討議が必要です。
昨日の近藤議員からも指摘されましたが論点としては、1、何故、清水庁舎からの移転か、2、何故、水運用センター統合、下水道局一体か、3、何故、急ぐのか、4、何故、七間町映画館跡地なのか、清水の賑わいは、他の場所は、5、何故44億円なのか、10階建て「ハコモノ」に無駄な支出はないのか、などがあり、ます。

「1」移転理由について 1回目
1、 水道局説明によりますと、移転の外部理由として清水庁舎が 津波区域内、液状化被害想定区域内とのことです。清水庁舎内には水道局だけでなく教育委員会もあります。周辺には住民も生活しています。教育委員会も水道局舎同様の移転の必要性が発生します。清水庁舎の危機管理について、経営会議でどのような議論となったのか、伺います。  

「2」44億円庁舎構想 1回目
1、 基本構想・計画での宮竹地区での18億円構想と今回の七間町の庁舎建設は同じものか、宮竹地区の断念、長沼、七間町に至る経緯も含め、庁舎建設費44億円のうち土地代を引けば34億円だがその開きはなぜ生じているか、「ハコモノ」批判に耐えられるのか、伺います。

2、 財源は、企業債9億円、損益勘定留保資金35億円とのことですが、経営への圧迫はないのか、料金値上げにつながらないのか、料金を考慮した収支計画は立てているのか、伺います。



「3」七間町映画館跡地移転 2回目
 いただいた答弁は市民の皆さんと討論材料にしたいと思います。続けます。
1、 建設地として旧清水市・旧静岡市の合併経過、危機管理センターなどの経過を考慮すれば東静岡地区は一つの選択肢でありました。説明で2010年1月「東静岡地区での保健福祉複合施設と合築を検討 市長→高層化の検討指示、高層化に地元反対」とのことですが、保健福祉子ども局など関係部局とはどんな協議はされたのか、何故、高層化を選択しなかったのか。

2、 七間町映画館跡地について七間町明日を考える会など地元関連団体から「「カルチャー・コンプレックス7」の概念のもと、クリエイティブ施設の立地」求める昨年の12月、今年の8月26日2回の陳情が出されています。映画館オリオン座のスーラーの壁画を文化遺産としての保存する運動も呼びかけられています。

七間町まちづくりと水道局庁舎の関連を問われた都市建設委員会では「公営企業による制約」を理由にいまひとつ不鮮明な姿勢でした。昨日は地産地消センターという答弁ありました。上下水道局では、文化コンセプトによる賑わい、街づくりという陳情をどのようにとらえ、関与していくのか、伺います。

3回目
 10月11日の上下水道教育委員会の審議を注目したいと思います。

※資料
【静岡】静岡市上下水道局庁舎 葵区七間町に建設へ(6/24)

■  静岡市上下水道局庁舎の建設が計画されている葵区七間町の土地  静岡市は、葵区七間町に上下水道局庁舎を建設する計画で、可能な限り早い時期に用地取得費や建設工事費などの概算を作成し、9月議会に建設計画を上程する意向を固めている。
 計画している建設地は、葵区七間町15ノ1、15ノ2、15ノ5、15ノ6、15ノ10。登記簿上の面積は、合計で2000平方㍍強。地権者は4者で、用地交渉にすでに着手しており、2011年内には、用地取得を完了したい意向。
 計画地は、商業地域で容積率400%~600%、建ぺい率80%。防火地域・準防火地域内でもあり、建物の構造等を火災に対して強くする必要がある。また、駐車場附置義務条例適用区域、駐輪場附置義務適用区域でもある。
 低層階へのテナント入居や、現在、「静岡市歴史文化施設」の整備計画のある青葉小学校跡地を利用している静岡市クリエーター支援センターの入居なども視野に入れている。
 営業拠点の確立と、危機管理機能の強化を目指すために、2010年度には、5カ年の水道事業の具体的な事業計画を定めた「第2次静岡市水道事業基本計画」の中に庁舎建設を盛り込んでいた。
 その後、東日本大震災の被災地視察なども通じて、政令市として、災害時などに独自の対応や役割、機能が求められることから、危機管理機能を備えた局庁舎の建設推進が強まってきた。
 当初の計画では、駿河区宮竹地区の敷地5000平方㍍に、地下1階地上2階建てで建設した場合の対応を想定し、事業費18億700万円、12年度に基本設計、13・14年度で局庁舎の建設実施となっている。
(2011/6/24)