日本の政治における政権交代めぐる首相6人は世界からも国内においても批判の的となってきましたが、このロシアの政権交代劇には、あまりにも露骨な唖然とするばかりの「プーチン帝国」そのもの。
もちろん、そのことは予測されてきましたがあまりの・・・・。政治を決めるのはその国の国民ということになるので何とも意見の表明もありませんが、そうした国との外交をどう進めるか、大いなる難題です。
国連での野田演説、評価は色々ですがオバマ大統領との対談、対談というより弱り目のオバマ大統領からの課題列挙の宿題はどうなってるの?の「詰問」。3・11を抱えた日本でなければ語りえない外交に期待したい。
沖縄の気持ちを代弁する外交を期待したい、は私だけでないはずです。どこから突破できるのか、私たちの課題も山積みです。
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<ロシア>プーチン氏、大統領復帰へ…来春選挙、出馬を表明
毎日新聞 9月24日(土)21時25分配信
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モスクワでの「統一ロシア」党大会で並ぶプーチン首相(左)とメドベージェフ大統領=2011年9月24日、AP
【モスクワ大前仁】ロシアのプーチン首相(58)は24日、政権与党「統一ロシア」の党大会で、メドベージェフ大統領(46)から来年3月の大統領選の党候補として推薦され、これを受けて、出馬の意向を表明した。有力な野党候補がいないことから、プーチン首相の08年以来の大統領復帰が事実上決まった。プーチン氏は大統領へ復帰した場合、メドベージェフ氏を首相に指名する方針を表明。現在の「双頭体制」を率いる2人が役職を「交代」して統治を続ける形となる。
【権力の座、たらいまわしか】プーチン氏の大統領復帰は「既定路線」だったことも判明
大会では、党首のプーチン氏が12月4日投票の下院選(比例代表制)の党候補者名簿について「大統領が率いるのが伝統」として、メドベージェフ氏を1位に据えるよう主張。一方、メドベージェフ氏は「プーチン氏が党の大統領候補となることが適切」と推薦し、プーチン氏は「大変な栄誉」と受け入れた。
00年にロシアの第2代大統領に就任したプーチン氏は、原油の高値を背景に2期8年の任期中、ソ連崩壊後の経済混乱を立て直したとして評価が高い。08年の大統領選では憲法の連続3選禁止条項に基づき出馬せず、メドベージェフ氏を後継に指名し、自身は首相に転じた。来年の大統領選出馬をめぐっては、メドベージェフ、プーチンの両氏とも「話し合いで決める」との考えを示していた。
現在4年の大統領任期は次回から6年に延長される。再選も認められており、プーチン大統領の体制が24年まで続く可能性がある。