小池劇場が始まろうとしていたとき、わたしはこのツイートを流しました。
今から5日前のことです。
そしたら翌日に、『民進党代表の前原氏は希望の党と連携へ、小沢氏との3者会談、調整難航』というニュースが目に入ってきました。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/09/27/kiji/20170927s00042000095000c.html
それからはもう、ツイッターから目が離せなくなり、今に至っているのですが…。
その間の、LINEで友人に聞いてもらったわたしの思いや愚痴を、ちょっとだけ聞いてください。
(緑字は友人)
なんやのんコレ?!
ふて寝したる。
これはちょっとニュアンスが違う。
民進・自由、合流へ調整=希望と連携模索
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092700618&g=pol
前原はホンマは小池とだけ組みたいねん。
小池の方が考え方が近いからやねん。
小沢は保険やねん。
小沢は寝技師やから、誰とでもええさかい組んで、勢力を大きくして自民党を倒したいねん。
それ以降のことは後で考えたらええ思てんねん。
小池はタヌキやさかい、公明の中に都知事と国政二足のわらじを批判する声があるのを知って、公明に媚び売っとんねん。
ホンマは自分が女性初の首相になったろと思てんねん。
民進党をバラバラにしてまで、っつか消してしまうんやな。
ほんで、極右の絶望の党に吸収されて…日本会議やら神道政治連盟は、今頃腹抱えて大笑いしてるわ
希望者はどんどん小池のとこから立候補してええねんて。
完全な合流やな。
小池はホンマは公明を自民からひっぱがして味方につけたかってんけどあかなんだ。
しゃあないさかい民進で辛抱したるわ言うてるねん。
こうなったらなんでもええさかいいっぺん安倍のアホを辞めさすとこまで持っていったらええんちゃう。
あとのことはあとのこととして。
憲法が弄り回されてまう。
前原が無所属で出る言うてる。
安倍は消せるけど、ズル賢こうて安倍より右の人が日本の長になるのは嫌や。
******* ******* ******* *******
日が経つにつれて、バックで操っていると思っていた小沢氏が、実は操るどころか、小池氏にまんまと引っかかった前原氏に騙されていたんではないかというふうに思えてきました。
それからは…、
そやからもう民進党は解消ってことちゃうん?
わたしが前原に直接聞きたいぐらいや。
そのうち安倍えげつなさと醜さは、この女に比べたら可愛らしいもんやったって思う日が来るわ。
小池は安倍を助けるんやで。
もう自民が勝ち負けとちゃうんやで。
希望の党は自民が名前変えて続いていくための党やで。
安倍さえ倒せたらっていう人らを、これでまんまと騙せた。
全てが後手後手。ノロノロうだうだしてるからや。
安倍がけったいなこと言うてたやろ。
今の議席減らしてでもって。
こうなることが最初っからわかっててん。
野党共闘潰し大成功。
安倍さえ落とせたらって言う人らの票をもろて、一気に憲法壊すねん。
どっちになっても一緒。
絶望の党に乗っ取られた。
さよなら憲法や。
と、ヤケっぱちになりかけ…、
憲法いらうの嫌なもんは入れたらん言うてるのが小池やねんさかい、もう避けようがないわ。
なんでこんなことになってしもたんやろ、たった一晩で。
改革保守やのリセットやの、適当に言葉並べて好きなように楽しんで言うてる小池やらに、なんのツッコミもせんとハイハイ言うて書き取ってるだけの記者ばっかやから、みんな丸め込まれんねん
ほんで気がついたら戦争に巻き込まれて痛い目に遭うねん
徳永みちおさんのツイート
立候補する時の所属党名は何でもよいという利点を生かして、野党の候補者は、今所属している党を離党する必要もなく、
例えば、「希望の党」という名前で野党全員が立候補届けを出せば、野党は比例議席で自民党以上の議席が取れ、選挙終了後は本来の所属党に戻ればよい。(オリーブの木構想)
民進党「解党」で、安倍首相落選? 進次郎都知事説も飛び交う「永田町カオス」
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamaguchikazuomi/20170928-00076287/
あとは野となれ山となれって思うにはやっぱり恐ろしすぎる…。
小沢の執念と小池の欲と前原の共産潰しが一気に叶う、変形オリーブの木。
あかん、やっぱり怖い。
対立軸を明確に打ち出したって言うけど、そんなん嘘まみれや。
わたしはやっぱりしゃあないとか、ええやんかとか、そういう風には思えんわ。
安倍憎しが先に立って、結局安倍(極右の連中、小池も含めて)が作りたかった社会が出来上がるのを、黙って眺めてることはできひんわ。
もちろんモリカケも強姦魔も、徹底的に追求して投獄せなあかんと思てるよ。
でもそれって、今のとんでもない方向に舵を切られようとしてることと、天秤にかけるほどのことやろか?
後でもできることちゃうやろか?
小池はさっそく、民進党議員に、安保法制についての批判的な考えをリセットできるかどうかがポイントやって言うてる。
まずは議員に、それから一般の人間に、そんな世の中になってしもたら、安倍の悪事やら山口の強姦やら、それこそどーでもいい昔のことにされてしまうんとちゃうの?
今はこんなことにどうのこうの言うてる場合ちゃいます、核武装を真剣に考える時が来ましたとかなんとか言うて。
安倍が今回の解散でボロボロになるのはもちろん大歓迎やけど、先に待ってるもんを考えたら、若い子らが可哀想過ぎてたまらん気持ちになる。
小池はただ、金と人とちゃんと出来上がってる組織が欲しいだけやねん、自分の野望を叶えるために。
都議選の時は公明党、ほんで国選の今は民進党。
こうなったら、残った民進党議員、自由党議員、社民党議員と市民連合で、一つの党を作ったらええと思うねん。
公約は、原発即刻ゼロ、特別会計廃止、消費税5パーセント食品は除外、私物化の罰則強化、安倍政権の断罪とかさ。
選挙があるたんびに、市民による政党ができんもんかなあって思てきたけど、今回もまた無理やろな。
供託金がこんなバカげた金額では、いつまで経っても叶わんわ。
まずはここから変えていかなあかんな。
けどもし万が一、そういう動きが出てきたら、募金するつもり。
出てけえへんかなあ…。
今迷てる人たちは皆、同じようなとこで苦しんでるんやろと思うけど、あの希望の党みたいなとこで、いくら内部で抵抗しても、絶対にうまいこといかんと思うわ。
もうすでにえげつない選別してるような、人を人とも思わんようなとこ。
******* ******* ******* *******
そして、小池氏のツイートの内容が、単なるネトウヨのような内容だというまとめができました。
そしてこういうことも。
彼女自身の姿勢なのか、それともあまりにも周りに、しかも自分にとって役に立ちそうな人間や組織に、そういう思想の人が多いからか、差別と偏見、そして憲法軽視が言葉になって表されています。
そんな彼女に近づいて行った、あるいは彼女が近づいて行った人たちの中に、特区利権疑惑の竹中平蔵氏の名前が挙がってきました。
彼は、小池氏と橋下氏をつなげ、維新との仲介をしたと報じられています。
竹中氏は、労働法制を派遣会社の言うがままに作り替え、その利益をまんまと手中に収めた「大手人材派遣会社パソナ」に、「会長」として天下った「貧困犯罪人」です。
日本のデフレを長期化させた張本人とも言えます。
そんな人間が仲介をしたという小池氏と橋下氏、そして維新…あからさまといえばあからさま。
そしてこの竹中氏、安倍氏と小池氏の3人は、9月5日に、何食わぬ顔(多分)で、国家戦略特区諮問会議なるものを開き、出席していたのです。
『踏み絵』に『排除』そして『金よこせ』、そして『お前らは入れてやるリスト』。
一体この男は、どうしてこんなみっともない話を、こんなに楽しげに話してるんでしょう。
政治家としての資質が著しく欠けているし、何より人を人として考えられない、とても危険な、偏執的な見方を持つ人のようです。
まあ、それはこの代表にも言えることなのですけれども。
人に向かって『排除』という言葉を使う。
この神経の恐ろしさ…これだけでも十分、この人が代表を務める党などに、政権を取らせるようなことがあってはならないと思います。
さてこれは、その女帝、小池百合子代表宛の『政策協定書』です。
限定的な集団的自衛権の行使を含め、安全保障法制を基本的に容認し、現実的な安全保障政策を支持すること。
憲法改正を支持すること。
外国人に対する地方参政権の付与については反対すること。
政党支部において企業団体献金を受け取らないこと。
本選挙に当たり、党の指示する金額を党に提供すること。
そして民進党から流れてきた議員には、民進党から支給された政党交付金などの提供を指示しています。
実際に、落選して政界から離れていた近畿地方の元民主党衆院議員にも、新党側から「調査票を送って、600万円を振り込んでほしい。自動的に公認する」という、立候補の打診があったそうです。
党の指示する金額については、
この、世界でも稀に見る高額さと言われている(だから一般の有志が出られず、世襲や金持ちが簡単に政治家になってしまっているのです)供託金、
これは、選挙に出る際に、立候補者が法務局に支払話なければならないお金なのですが、それがなんと300万円?!比例にも出る場合は別にまた300万円?!
ということで、300万円または600万円(供託金)プラス選挙資金(300万〜600万円)を、候補者には支払わせるというのです。
これだけで済むのかどうかもわかりません。
党の指示する金額と書いてあるだけで、上限が明記されていないからです。
わたしなら、というより普通の常識を持った大人なら、こんな危なっかしい書類にハンコなんて押しません。
加えて、小池代表とのツーショットに3万円?!
もうなんというか、カルト宗教の教祖か?と思えるほどの奇行です。
また、憲法改正を支持するというのも条件の一つでしたが、一体どのような改正であるのか、その内容が全く記させれていません。
そんなあやふやな書き方で、憲法改正についての支持を問うこと自体が、憲法をいかにいい加減に考えているかがわかります。
自民党の草案の最も恐ろしいところは、国体の復活を実現するための、随所に見える細かい変更と削除です。
とにかく、結論としては、希望の党は自公がコケた時の補充政党です。
維新とも組みました。
維新は、自民党とも組みたいと明言しています。
昨日、枝野氏による『立憲民主党』が立ち上げられました。
立ち上げに際し行われた記者会見での、枝野氏の言葉と質疑応答の内容です。
枝野幸男氏:
みなさんにお集まりをいただき、ありがとうございます。
枝野幸男でございます。
私は、日本の国民の生活の安心、立憲主義、民主主義、自由な社会、それをしっかりと守っていくために、立憲民主党を結成することを決意をいたしました。
この場を借りて、みなさんにご報告をさせていただきますとともに、この立憲民主党をお集いをいただいて、
この総選挙で、安倍政権の暴走に歯止めをかける、安倍政権をストップさせる、そのための大きな役割を果たす。
そうした力を国民のみなさんに与えていただく、そんな戦いを進めてまいりたいというふうに、みなさんにお呼びかけをしたいと思います。
日本の国民生活は、1億総中流と言われた時代から、格差が拡大し貧困が増大し、そのことによって社会が分断をされ、世界一安全と言われていた治安にまで、
そして、お互い様という言葉に象徴されていた人と人とのつながりが、どんどんどんどん壊れていってしまっています。
近代国家の大前提である立憲主義が破壊をされ、法の支配すら脅かされています。
みんなで議論をし、納得をして物事を進めていくという、民主主義がおろそかにされています。
共謀罪に象徴されるように、自由な社会というものにも、さまざまな危機が迫っています。
こうした状況を変えていく責任、役割を果たしていかなければならない。
そして、安心できる、当たり前のことだけれども、立憲主義や法の支配が、民主主義が、
自由なその中で、社会の構成員がお互い様に支え合い、お互いに認め合える、そんな社会を作っていかなければならない。
そんな想いで、私は、24年国会で仕事をしてまいりました。
民主党から民進党へという流れの中で、志を同じくする多くのみなさんと議論をし、目指すべき社会像、理念、政策を積み重ねてまいりました。
今般の総選挙を前にして、さまざまな提起がなされ、動きがございました。
結論として、残念ながら、希望の党の理念や政策というものは、私が、そして私たちが、積み重ねてきた私たちの目指す理念や政策の方向性とは、異なるものだと判断をせざるを得ません。
政治家にとって、理念や政策は、何事にも変えがたい、譲ってはならない筋であります。
そしてこれまで、この総選挙を目指して、地域の中で、仲間のみなさんと協力しながら、準備を進めてきた多くの仲間が、
今回どうしても選挙に出るなら、無所属で出なさい。
あるいは、残念ながら私から見れば、理念や政策が私たちと異なる政党から出なさい。
そのことを余儀なくされています。
結果的に、何よりも大事なことですが、さまざまなプロセスの中で、いろいろなご批判をいただきながらも、
私たちの目指すべき社会のあり方、私たちの理念や政策の方向性について、期待をして応援をしていただいたみなさん、
期待をしたいという思いを持ちながら、見守ってきていただいたみなさんにとって、選択肢がないという状況になってしまっています。
この間、多くの国民のみなさんから、「枝野が立て!その選択肢をしっかりと作れ!」という激励をいただきました。
選挙に備えてきたのに、残念ながら、このままではたたかえない。
ともに作り上げてきた理念・政策を掲げてたたかいたい。
そうした仲間のみなさんからも、さまざまな期待の声をいただきました。
私は、こうした声に応え、しっかりとした、これまで「民主党」から「民進党」へと積み重ねてきた理念と、政策の方向性を、さらにブラッシュアップしながら、国民のみなさんにお訴えをし、国民のみなさんの声を受け止める。
そんな「立憲民主党」を結成することを、決意した次第であります。
この場を借りて、多くのみなさんに、「立憲民主党」での、ともに衆議院選挙を戦うことを、お呼びかけをさせていただきます。
選挙は、もうまもなくです。
残された時間は多くはありませんが、私たちは国民のみなさんに、自信を持って政策と理念を訴えて、みなさんの期待にお応えをしていく決意であります。
ぜひ、多くの仲間のみなさん、そして、国民のみなさんのご理解とご支援を、お願いを申し上げます。
私からは、冒頭以上であります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
記者1:
ニコニコ動画の七尾と申します。
よろしくお願いします。
質問の前に確認が1つございますが、立憲民主党の略称なんですが、「民主」となるんでしょうか?
これちょっと確認させてください。
枝野氏:
略称は「民主党」ということで考えております。
記者1:
わかりました。
質問です。
希望の党に行った元民進党の議員が、枝野新党、立憲民主党から出たいといった場合、受け入れるんでしょうか?
あるいはそういう話があれば、何人ぐらい現状でありますか?
逆に受け入れられないとしたら、その理由について教えてください。
枝野氏:
私はこれまで民主党の中で、同じ綱領の下で、共通する理念・政策の方向性の下で、この総選挙に向けて準備をしてきた仲間であるならば、
私が今日お呼びかけをしたお呼びかけにもとづいて、一緒に戦える仲間だと思っておりますので、
そうした方から一緒にやりたいという声があれば、どなたであれ、排除することなく、ともに戦わせていただきたいと思っています。
記者2:
テレビ東京の大江と申します。
よろしくお願いします。
まず、立憲民主党という名前になった理由をうかがいたいんですけれども、この名前にはどんな思いが込められているのか?
また、どのようにして決めたものなのでしょうか?
それからもう1つなんですけれども、先週、民進党の両院議員総会で、希望の党を全力で支援すると決まったと思いますけれども、
この先、民進党に、人ですとか組織ですとか資金、こういったものは、求めていくお考えというのはあるんでしょうか?お願いします。
枝野氏:
立憲民主党という名称でございますが、私が今、冒頭申し上げたお話のとおり、国民生活を守るということは、政治にとっての共通のテーマだと思いますが、
そのうえで、私たちが大事にしなければならないのは、近代国家であれば当然の前提である立憲主義。
やはり、権力というのは、なんでも自由にできるものではない。
憲法というルールにもとづいて、権力というのは認められているんだと。
そうした姿勢を大事にする、そうした政治のあり方でなければならない。
そして民主主義。
民主主義とは、単純な多数決ではなくて、みんなで話し合って、できるだけみんなが納得できるようにものを決めていこう、という考え方だと思います。
これが疎かになっている。
この立憲主義と民主主義こそが、我が国の政治が、そして政治を通じて、国民生活が立ち直っていくための大きな柱であると。
したがいまして、その2つの言葉をつなげて、「立憲民主党」という党名とさせていただきました。
これは、後ほど質問出るかもしれませんが、お呼びかけをさせていただいた今の時点では、私は1人でございますが、
お呼びかけをさせていただく以上は、呼びかけをさせていただいたら、一緒に参加していただけるという内諾をいただいている方が、何人かいらっしゃいますので、
そうしたみなさんとご相談をさせていただいた上で、最終的には、「お前が呼びかけるならば、お前に任せる」ということで、私が決めさせていただきました。
記者2:
すいません、2問目についてお答えお願いします。
枝野氏:
2問目についてでございますが、これについては、私どもとしては、ともに民進党で今まで活動してきて、この選挙に向けても、ともに準備をしてきたメンバーであります。
これまでも、希望の党から立候補する場合であっても、無所属であっても、というようなことでさせていただいてきました。
ただ、残念ながら、それを決めた両院総会での前提とは異なる状況のなかで、やむなく民進党では戦えないと、
民進党からは候補者は出さないということのなかで、こうしたプロセスを踏んでおりますので、一定の範囲でご協力をいただけるものと思っております。
記者3:
ビジネスジャーナルの今井と申します。
以前、前原代表は、「全員受け入れられるよう努力する」と申し上げてました。
一方、小池代表も、「寛容な保守」というかたちで、いろいろと広い範囲で受け入れらえるような姿勢を示しておられましたけれども、今となってはリベラル全排除となっております。
このお2人に、申し上げたいことは何かございますでしょうか。
前原代表と小池代表、双方にです。
枝野氏:
これまでのプロセスについては、さまざまな受け止めはございますが、
そうしたプロセスを経て、残念ながら、「希望の党」の理念・政策というのは、私たちが積み重ねてきたものとは違うものだと判断せざるを得ない、という結論になったわけでございます。
そして、前向きに新たに、であるならば、より私たちの理念・政策をブラッシュアップし、よりクリアに国民のみなさんに訴えて、
それに対してのご理解を求めて、呼びかけを決意させていただいた、結成を決意させていただいたということでございます。
それまでのプロセスについて、今なにか申し上げるつもりはありません。
記者4:
フジテレビの田中と申します。
理念に関して言いますと、先週の両院議員総会の段階で、ある程度わかっていたはずだとは思うんですけれども、なぜ一旦、両院議員総会の内容を呑んでしまったのか。
率直な思いとして、今はお話しないとありましたけれども、正直今になってみて、前原代表を含めて、「話が違うじゃないか、騙された」という思いはありますでしょうか。
枝野氏:
先ほどの話を繰り返させていただきます。
いろんなプロセスがございました。
そして、前原代表からは、「我が党の理念と政策を、新しい器で実現をしていくんだ」という、両院総会でも、そうした趣旨のお話がございました。
残念ながら、方向が違うと、私は判断せざると得ないということで、今日の決断に至ったわけでございます。
記者4:
両院議員総会で、全会一致で決めたときは、なぜそれを呑まれたんでしょうか。
枝野氏:
前原代表は、「我が党の理念・政策を新しい器の中で実現をしていく」ためだと。
その目的について、力強くご説明をされましたので、私だけではなくて、多くの仲間がそれならばということで、判断をされたのではないかと思います。
記者4:
今の「民進党」は、そういった器ではなくなってしまったので、新党を立ち上げようという思いでいらっしゃいますか。
枝野氏:
「民進党は」ではなくて、「民進党」では、そうしたことを掲げて国民のみなさんに信を問うことが、許されないということでありますので、
それならばよりクリアに、私たちの「民進党」で積み重ねてきた理念と政策を掲げて、闘わせていただきたいということです。
記者4:
ありがとうございます。
記者5:
朝日新聞のミナミです。
先ほど枝野さんが、「目指していく政策や理念の方向性が違う」とおっしゃられたと思いますが、具体的には安全保障政策とか、いろいろあろうかと思いますが、そのへんを具体的に教えていただきたいことが1点。
あと、前原代表と、最終的に「立憲民主党」を立ち上げることを、いつ・どのようなかたちで、お伝えになられたのか、その2点をお願いします。
枝野氏:
具体的に、細かいことについては、実は現時点でも、「希望の党」さんの具体的な政策の中身であるとか、そうしたことが明らかになっておりません。
また、いわゆる綱領として発表された、抽象度の高い部分については、それほど大きな違いがあるとは、思っておりませんでしたが。
この間の、とくに小池代表ご自身のお話であるとか、あるいはさまざま両党間で、調整をされたようなお話などを合わせると、方向性が違うなと判断せざるを得ないと。
これが、総選挙を目前にしてとかという時期でなければ、「もうちょっとどうなんだ」とあったかもしれませんが、
それは、どなたも限られた時間の中で判断をしなきゃならない以上は、「より明確に、わかるようにしてください」と、一昨日、前原代表に申し上げました。
残念ながら、「方向性が一緒ですね」という理解ができるような材料は、なかったということでございます。
2点目はなんでしたか。
記者5:
2点目は、最終的に「立憲民主党」を立ち上げること、前原代表に、どのようなかたちで進めたでしょうか。
枝野氏:
この会見の2時間ぐらい前に、電話でお伝えさせていただきました。
記者5:
簡単にどのようなやりとりだったか、教えていただけますか。
枝野氏:
これは結論として、「残念だけれども、新しい党を立ち上げる」ということについて、お伝えしたということで、それ以上の詳細は、避けさせていただきたいと思います。
記者5:
どのように言われたかを、一言お願いしたいんですが。
枝野氏:
僕、これは普段からそうなんですが、私がどなたかとお話をした相手方のお話については、事前に了解を得ていない場合にお伝えをすると、伝聞で間違ったことをお伝えする可能性があるので、
もしどうしてもということであれば、前原代表にお尋ねいただければと思います。
******* ******* ******* *******
希望の党は、この立憲民主党に、早くもプレッシャーをかけてきています。
それに対し連合は、希望を支援しないと明言しました。
連合、希望を支援せず 政党本位の支持見送り
【日本経済新聞】2017年10月3日
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21806840S7A001C1PP8000/
民進党最大の支持団体である連合は、衆院選で特定の政党とは政策協定は結ばず、民進党出身者を個別に支援する方針だ。
新党「希望の党」は、政党としては支持しないが、民進党からの合流組を中心に支援する。
細野豪志元環境相ら、民進党を飛び出し、希望に加わった前議員への支援は見送る。
無所属で出馬する民進党出身者は支援する。
民進党前議員は、希望への合流組と、リベラル系中心の新党「立憲民主党」、野田佳彦前首相ら無所属出馬組に分かれた。
こうした状況を踏まえ、政党本位ではなく、候補者ごとの支援という、異例の判断となった。
******* ******* ******* *******
とにかく、自民党・公明党・希望の党・維新、この4つの党に力を与えない、投票しない。
このことを、この選挙では強く訴えていきたいと思います。
希望の党が最初に公言した『原発ゼロ』も、いつの間にか姿を消してしまっています。
言うことがコロコロ変わり、化かすことに必死な人間に、政治などをさせてはいけません。
そしてこれ、こっそり進んでます。
この選挙を隠れ蓑にして、どんどん進んでしまっています。
これの追求と中止も、自公、希望、維新では、絶対に行われません。
そして何より、日本会議や神道政治連盟などの、極右カルト集団による政治支配を、この選挙で少しでも軽減することも大切です。
さらには、軍産複合体に牛耳られている米国支配からの脱出も。
今回の選挙は本当に大切です。
投票に行ってください!
そして、自民、公明、希望、維新以外の党を記入して、投票箱に入れてください!
今から5日前のことです。
そしたら翌日に、『民進党代表の前原氏は希望の党と連携へ、小沢氏との3者会談、調整難航』というニュースが目に入ってきました。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/09/27/kiji/20170927s00042000095000c.html
それからはもう、ツイッターから目が離せなくなり、今に至っているのですが…。
その間の、LINEで友人に聞いてもらったわたしの思いや愚痴を、ちょっとだけ聞いてください。
(緑字は友人)
なんやのんコレ?!
ふて寝したる。
これはちょっとニュアンスが違う。
民進・自由、合流へ調整=希望と連携模索
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092700618&g=pol
前原はホンマは小池とだけ組みたいねん。
小池の方が考え方が近いからやねん。
小沢は保険やねん。
小沢は寝技師やから、誰とでもええさかい組んで、勢力を大きくして自民党を倒したいねん。
それ以降のことは後で考えたらええ思てんねん。
小池はタヌキやさかい、公明の中に都知事と国政二足のわらじを批判する声があるのを知って、公明に媚び売っとんねん。
ホンマは自分が女性初の首相になったろと思てんねん。
民進党をバラバラにしてまで、っつか消してしまうんやな。
ほんで、極右の絶望の党に吸収されて…日本会議やら神道政治連盟は、今頃腹抱えて大笑いしてるわ
希望者はどんどん小池のとこから立候補してええねんて。
完全な合流やな。
小池はホンマは公明を自民からひっぱがして味方につけたかってんけどあかなんだ。
しゃあないさかい民進で辛抱したるわ言うてるねん。
こうなったらなんでもええさかいいっぺん安倍のアホを辞めさすとこまで持っていったらええんちゃう。
あとのことはあとのこととして。
憲法が弄り回されてまう。
前原が無所属で出る言うてる。
安倍は消せるけど、ズル賢こうて安倍より右の人が日本の長になるのは嫌や。
******* ******* ******* *******
日が経つにつれて、バックで操っていると思っていた小沢氏が、実は操るどころか、小池氏にまんまと引っかかった前原氏に騙されていたんではないかというふうに思えてきました。
それからは…、
そやからもう民進党は解消ってことちゃうん?
わたしが前原に直接聞きたいぐらいや。
そのうち安倍えげつなさと醜さは、この女に比べたら可愛らしいもんやったって思う日が来るわ。
小池は安倍を助けるんやで。
もう自民が勝ち負けとちゃうんやで。
希望の党は自民が名前変えて続いていくための党やで。
安倍さえ倒せたらっていう人らを、これでまんまと騙せた。
全てが後手後手。ノロノロうだうだしてるからや。
安倍がけったいなこと言うてたやろ。
今の議席減らしてでもって。
こうなることが最初っからわかっててん。
野党共闘潰し大成功。
安倍さえ落とせたらって言う人らの票をもろて、一気に憲法壊すねん。
どっちになっても一緒。
絶望の党に乗っ取られた。
さよなら憲法や。
と、ヤケっぱちになりかけ…、
憲法いらうの嫌なもんは入れたらん言うてるのが小池やねんさかい、もう避けようがないわ。
なんでこんなことになってしもたんやろ、たった一晩で。
改革保守やのリセットやの、適当に言葉並べて好きなように楽しんで言うてる小池やらに、なんのツッコミもせんとハイハイ言うて書き取ってるだけの記者ばっかやから、みんな丸め込まれんねん
ほんで気がついたら戦争に巻き込まれて痛い目に遭うねん
徳永みちおさんのツイート
立候補する時の所属党名は何でもよいという利点を生かして、野党の候補者は、今所属している党を離党する必要もなく、
例えば、「希望の党」という名前で野党全員が立候補届けを出せば、野党は比例議席で自民党以上の議席が取れ、選挙終了後は本来の所属党に戻ればよい。(オリーブの木構想)
民進党「解党」で、安倍首相落選? 進次郎都知事説も飛び交う「永田町カオス」
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamaguchikazuomi/20170928-00076287/
あとは野となれ山となれって思うにはやっぱり恐ろしすぎる…。
小沢の執念と小池の欲と前原の共産潰しが一気に叶う、変形オリーブの木。
あかん、やっぱり怖い。
対立軸を明確に打ち出したって言うけど、そんなん嘘まみれや。
わたしはやっぱりしゃあないとか、ええやんかとか、そういう風には思えんわ。
安倍憎しが先に立って、結局安倍(極右の連中、小池も含めて)が作りたかった社会が出来上がるのを、黙って眺めてることはできひんわ。
もちろんモリカケも強姦魔も、徹底的に追求して投獄せなあかんと思てるよ。
でもそれって、今のとんでもない方向に舵を切られようとしてることと、天秤にかけるほどのことやろか?
後でもできることちゃうやろか?
小池はさっそく、民進党議員に、安保法制についての批判的な考えをリセットできるかどうかがポイントやって言うてる。
まずは議員に、それから一般の人間に、そんな世の中になってしもたら、安倍の悪事やら山口の強姦やら、それこそどーでもいい昔のことにされてしまうんとちゃうの?
今はこんなことにどうのこうの言うてる場合ちゃいます、核武装を真剣に考える時が来ましたとかなんとか言うて。
安倍が今回の解散でボロボロになるのはもちろん大歓迎やけど、先に待ってるもんを考えたら、若い子らが可哀想過ぎてたまらん気持ちになる。
小池はただ、金と人とちゃんと出来上がってる組織が欲しいだけやねん、自分の野望を叶えるために。
都議選の時は公明党、ほんで国選の今は民進党。
こうなったら、残った民進党議員、自由党議員、社民党議員と市民連合で、一つの党を作ったらええと思うねん。
公約は、原発即刻ゼロ、特別会計廃止、消費税5パーセント食品は除外、私物化の罰則強化、安倍政権の断罪とかさ。
選挙があるたんびに、市民による政党ができんもんかなあって思てきたけど、今回もまた無理やろな。
供託金がこんなバカげた金額では、いつまで経っても叶わんわ。
まずはここから変えていかなあかんな。
けどもし万が一、そういう動きが出てきたら、募金するつもり。
出てけえへんかなあ…。
今迷てる人たちは皆、同じようなとこで苦しんでるんやろと思うけど、あの希望の党みたいなとこで、いくら内部で抵抗しても、絶対にうまいこといかんと思うわ。
もうすでにえげつない選別してるような、人を人とも思わんようなとこ。
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そして、小池氏のツイートの内容が、単なるネトウヨのような内容だというまとめができました。
そしてこういうことも。
彼女自身の姿勢なのか、それともあまりにも周りに、しかも自分にとって役に立ちそうな人間や組織に、そういう思想の人が多いからか、差別と偏見、そして憲法軽視が言葉になって表されています。
そんな彼女に近づいて行った、あるいは彼女が近づいて行った人たちの中に、特区利権疑惑の竹中平蔵氏の名前が挙がってきました。
彼は、小池氏と橋下氏をつなげ、維新との仲介をしたと報じられています。
竹中氏は、労働法制を派遣会社の言うがままに作り替え、その利益をまんまと手中に収めた「大手人材派遣会社パソナ」に、「会長」として天下った「貧困犯罪人」です。
日本のデフレを長期化させた張本人とも言えます。
そんな人間が仲介をしたという小池氏と橋下氏、そして維新…あからさまといえばあからさま。
そしてこの竹中氏、安倍氏と小池氏の3人は、9月5日に、何食わぬ顔(多分)で、国家戦略特区諮問会議なるものを開き、出席していたのです。
『踏み絵』に『排除』そして『金よこせ』、そして『お前らは入れてやるリスト』。
一体この男は、どうしてこんなみっともない話を、こんなに楽しげに話してるんでしょう。
政治家としての資質が著しく欠けているし、何より人を人として考えられない、とても危険な、偏執的な見方を持つ人のようです。
まあ、それはこの代表にも言えることなのですけれども。
人に向かって『排除』という言葉を使う。
この神経の恐ろしさ…これだけでも十分、この人が代表を務める党などに、政権を取らせるようなことがあってはならないと思います。
さてこれは、その女帝、小池百合子代表宛の『政策協定書』です。
限定的な集団的自衛権の行使を含め、安全保障法制を基本的に容認し、現実的な安全保障政策を支持すること。
憲法改正を支持すること。
外国人に対する地方参政権の付与については反対すること。
政党支部において企業団体献金を受け取らないこと。
本選挙に当たり、党の指示する金額を党に提供すること。
そして民進党から流れてきた議員には、民進党から支給された政党交付金などの提供を指示しています。
実際に、落選して政界から離れていた近畿地方の元民主党衆院議員にも、新党側から「調査票を送って、600万円を振り込んでほしい。自動的に公認する」という、立候補の打診があったそうです。
党の指示する金額については、
この、世界でも稀に見る高額さと言われている(だから一般の有志が出られず、世襲や金持ちが簡単に政治家になってしまっているのです)供託金、
これは、選挙に出る際に、立候補者が法務局に支払話なければならないお金なのですが、それがなんと300万円?!比例にも出る場合は別にまた300万円?!
ということで、300万円または600万円(供託金)プラス選挙資金(300万〜600万円)を、候補者には支払わせるというのです。
これだけで済むのかどうかもわかりません。
党の指示する金額と書いてあるだけで、上限が明記されていないからです。
わたしなら、というより普通の常識を持った大人なら、こんな危なっかしい書類にハンコなんて押しません。
加えて、小池代表とのツーショットに3万円?!
もうなんというか、カルト宗教の教祖か?と思えるほどの奇行です。
また、憲法改正を支持するというのも条件の一つでしたが、一体どのような改正であるのか、その内容が全く記させれていません。
そんなあやふやな書き方で、憲法改正についての支持を問うこと自体が、憲法をいかにいい加減に考えているかがわかります。
自民党の草案の最も恐ろしいところは、国体の復活を実現するための、随所に見える細かい変更と削除です。
とにかく、結論としては、希望の党は自公がコケた時の補充政党です。
維新とも組みました。
維新は、自民党とも組みたいと明言しています。
昨日、枝野氏による『立憲民主党』が立ち上げられました。
立ち上げに際し行われた記者会見での、枝野氏の言葉と質疑応答の内容です。
枝野幸男氏:
みなさんにお集まりをいただき、ありがとうございます。
枝野幸男でございます。
私は、日本の国民の生活の安心、立憲主義、民主主義、自由な社会、それをしっかりと守っていくために、立憲民主党を結成することを決意をいたしました。
この場を借りて、みなさんにご報告をさせていただきますとともに、この立憲民主党をお集いをいただいて、
この総選挙で、安倍政権の暴走に歯止めをかける、安倍政権をストップさせる、そのための大きな役割を果たす。
そうした力を国民のみなさんに与えていただく、そんな戦いを進めてまいりたいというふうに、みなさんにお呼びかけをしたいと思います。
日本の国民生活は、1億総中流と言われた時代から、格差が拡大し貧困が増大し、そのことによって社会が分断をされ、世界一安全と言われていた治安にまで、
そして、お互い様という言葉に象徴されていた人と人とのつながりが、どんどんどんどん壊れていってしまっています。
近代国家の大前提である立憲主義が破壊をされ、法の支配すら脅かされています。
みんなで議論をし、納得をして物事を進めていくという、民主主義がおろそかにされています。
共謀罪に象徴されるように、自由な社会というものにも、さまざまな危機が迫っています。
こうした状況を変えていく責任、役割を果たしていかなければならない。
そして、安心できる、当たり前のことだけれども、立憲主義や法の支配が、民主主義が、
自由なその中で、社会の構成員がお互い様に支え合い、お互いに認め合える、そんな社会を作っていかなければならない。
そんな想いで、私は、24年国会で仕事をしてまいりました。
民主党から民進党へという流れの中で、志を同じくする多くのみなさんと議論をし、目指すべき社会像、理念、政策を積み重ねてまいりました。
今般の総選挙を前にして、さまざまな提起がなされ、動きがございました。
結論として、残念ながら、希望の党の理念や政策というものは、私が、そして私たちが、積み重ねてきた私たちの目指す理念や政策の方向性とは、異なるものだと判断をせざるを得ません。
政治家にとって、理念や政策は、何事にも変えがたい、譲ってはならない筋であります。
そしてこれまで、この総選挙を目指して、地域の中で、仲間のみなさんと協力しながら、準備を進めてきた多くの仲間が、
今回どうしても選挙に出るなら、無所属で出なさい。
あるいは、残念ながら私から見れば、理念や政策が私たちと異なる政党から出なさい。
そのことを余儀なくされています。
結果的に、何よりも大事なことですが、さまざまなプロセスの中で、いろいろなご批判をいただきながらも、
私たちの目指すべき社会のあり方、私たちの理念や政策の方向性について、期待をして応援をしていただいたみなさん、
期待をしたいという思いを持ちながら、見守ってきていただいたみなさんにとって、選択肢がないという状況になってしまっています。
この間、多くの国民のみなさんから、「枝野が立て!その選択肢をしっかりと作れ!」という激励をいただきました。
選挙に備えてきたのに、残念ながら、このままではたたかえない。
ともに作り上げてきた理念・政策を掲げてたたかいたい。
そうした仲間のみなさんからも、さまざまな期待の声をいただきました。
私は、こうした声に応え、しっかりとした、これまで「民主党」から「民進党」へと積み重ねてきた理念と、政策の方向性を、さらにブラッシュアップしながら、国民のみなさんにお訴えをし、国民のみなさんの声を受け止める。
そんな「立憲民主党」を結成することを、決意した次第であります。
この場を借りて、多くのみなさんに、「立憲民主党」での、ともに衆議院選挙を戦うことを、お呼びかけをさせていただきます。
選挙は、もうまもなくです。
残された時間は多くはありませんが、私たちは国民のみなさんに、自信を持って政策と理念を訴えて、みなさんの期待にお応えをしていく決意であります。
ぜひ、多くの仲間のみなさん、そして、国民のみなさんのご理解とご支援を、お願いを申し上げます。
私からは、冒頭以上であります。
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記者1:
ニコニコ動画の七尾と申します。
よろしくお願いします。
質問の前に確認が1つございますが、立憲民主党の略称なんですが、「民主」となるんでしょうか?
これちょっと確認させてください。
枝野氏:
略称は「民主党」ということで考えております。
記者1:
わかりました。
質問です。
希望の党に行った元民進党の議員が、枝野新党、立憲民主党から出たいといった場合、受け入れるんでしょうか?
あるいはそういう話があれば、何人ぐらい現状でありますか?
逆に受け入れられないとしたら、その理由について教えてください。
枝野氏:
私はこれまで民主党の中で、同じ綱領の下で、共通する理念・政策の方向性の下で、この総選挙に向けて準備をしてきた仲間であるならば、
私が今日お呼びかけをしたお呼びかけにもとづいて、一緒に戦える仲間だと思っておりますので、
そうした方から一緒にやりたいという声があれば、どなたであれ、排除することなく、ともに戦わせていただきたいと思っています。
記者2:
テレビ東京の大江と申します。
よろしくお願いします。
まず、立憲民主党という名前になった理由をうかがいたいんですけれども、この名前にはどんな思いが込められているのか?
また、どのようにして決めたものなのでしょうか?
それからもう1つなんですけれども、先週、民進党の両院議員総会で、希望の党を全力で支援すると決まったと思いますけれども、
この先、民進党に、人ですとか組織ですとか資金、こういったものは、求めていくお考えというのはあるんでしょうか?お願いします。
枝野氏:
立憲民主党という名称でございますが、私が今、冒頭申し上げたお話のとおり、国民生活を守るということは、政治にとっての共通のテーマだと思いますが、
そのうえで、私たちが大事にしなければならないのは、近代国家であれば当然の前提である立憲主義。
やはり、権力というのは、なんでも自由にできるものではない。
憲法というルールにもとづいて、権力というのは認められているんだと。
そうした姿勢を大事にする、そうした政治のあり方でなければならない。
そして民主主義。
民主主義とは、単純な多数決ではなくて、みんなで話し合って、できるだけみんなが納得できるようにものを決めていこう、という考え方だと思います。
これが疎かになっている。
この立憲主義と民主主義こそが、我が国の政治が、そして政治を通じて、国民生活が立ち直っていくための大きな柱であると。
したがいまして、その2つの言葉をつなげて、「立憲民主党」という党名とさせていただきました。
これは、後ほど質問出るかもしれませんが、お呼びかけをさせていただいた今の時点では、私は1人でございますが、
お呼びかけをさせていただく以上は、呼びかけをさせていただいたら、一緒に参加していただけるという内諾をいただいている方が、何人かいらっしゃいますので、
そうしたみなさんとご相談をさせていただいた上で、最終的には、「お前が呼びかけるならば、お前に任せる」ということで、私が決めさせていただきました。
記者2:
すいません、2問目についてお答えお願いします。
枝野氏:
2問目についてでございますが、これについては、私どもとしては、ともに民進党で今まで活動してきて、この選挙に向けても、ともに準備をしてきたメンバーであります。
これまでも、希望の党から立候補する場合であっても、無所属であっても、というようなことでさせていただいてきました。
ただ、残念ながら、それを決めた両院総会での前提とは異なる状況のなかで、やむなく民進党では戦えないと、
民進党からは候補者は出さないということのなかで、こうしたプロセスを踏んでおりますので、一定の範囲でご協力をいただけるものと思っております。
記者3:
ビジネスジャーナルの今井と申します。
以前、前原代表は、「全員受け入れられるよう努力する」と申し上げてました。
一方、小池代表も、「寛容な保守」というかたちで、いろいろと広い範囲で受け入れらえるような姿勢を示しておられましたけれども、今となってはリベラル全排除となっております。
このお2人に、申し上げたいことは何かございますでしょうか。
前原代表と小池代表、双方にです。
枝野氏:
これまでのプロセスについては、さまざまな受け止めはございますが、
そうしたプロセスを経て、残念ながら、「希望の党」の理念・政策というのは、私たちが積み重ねてきたものとは違うものだと判断せざるを得ない、という結論になったわけでございます。
そして、前向きに新たに、であるならば、より私たちの理念・政策をブラッシュアップし、よりクリアに国民のみなさんに訴えて、
それに対してのご理解を求めて、呼びかけを決意させていただいた、結成を決意させていただいたということでございます。
それまでのプロセスについて、今なにか申し上げるつもりはありません。
記者4:
フジテレビの田中と申します。
理念に関して言いますと、先週の両院議員総会の段階で、ある程度わかっていたはずだとは思うんですけれども、なぜ一旦、両院議員総会の内容を呑んでしまったのか。
率直な思いとして、今はお話しないとありましたけれども、正直今になってみて、前原代表を含めて、「話が違うじゃないか、騙された」という思いはありますでしょうか。
枝野氏:
先ほどの話を繰り返させていただきます。
いろんなプロセスがございました。
そして、前原代表からは、「我が党の理念と政策を、新しい器で実現をしていくんだ」という、両院総会でも、そうした趣旨のお話がございました。
残念ながら、方向が違うと、私は判断せざると得ないということで、今日の決断に至ったわけでございます。
記者4:
両院議員総会で、全会一致で決めたときは、なぜそれを呑まれたんでしょうか。
枝野氏:
前原代表は、「我が党の理念・政策を新しい器の中で実現をしていく」ためだと。
その目的について、力強くご説明をされましたので、私だけではなくて、多くの仲間がそれならばということで、判断をされたのではないかと思います。
記者4:
今の「民進党」は、そういった器ではなくなってしまったので、新党を立ち上げようという思いでいらっしゃいますか。
枝野氏:
「民進党は」ではなくて、「民進党」では、そうしたことを掲げて国民のみなさんに信を問うことが、許されないということでありますので、
それならばよりクリアに、私たちの「民進党」で積み重ねてきた理念と政策を掲げて、闘わせていただきたいということです。
記者4:
ありがとうございます。
記者5:
朝日新聞のミナミです。
先ほど枝野さんが、「目指していく政策や理念の方向性が違う」とおっしゃられたと思いますが、具体的には安全保障政策とか、いろいろあろうかと思いますが、そのへんを具体的に教えていただきたいことが1点。
あと、前原代表と、最終的に「立憲民主党」を立ち上げることを、いつ・どのようなかたちで、お伝えになられたのか、その2点をお願いします。
枝野氏:
具体的に、細かいことについては、実は現時点でも、「希望の党」さんの具体的な政策の中身であるとか、そうしたことが明らかになっておりません。
また、いわゆる綱領として発表された、抽象度の高い部分については、それほど大きな違いがあるとは、思っておりませんでしたが。
この間の、とくに小池代表ご自身のお話であるとか、あるいはさまざま両党間で、調整をされたようなお話などを合わせると、方向性が違うなと判断せざるを得ないと。
これが、総選挙を目前にしてとかという時期でなければ、「もうちょっとどうなんだ」とあったかもしれませんが、
それは、どなたも限られた時間の中で判断をしなきゃならない以上は、「より明確に、わかるようにしてください」と、一昨日、前原代表に申し上げました。
残念ながら、「方向性が一緒ですね」という理解ができるような材料は、なかったということでございます。
2点目はなんでしたか。
記者5:
2点目は、最終的に「立憲民主党」を立ち上げること、前原代表に、どのようなかたちで進めたでしょうか。
枝野氏:
この会見の2時間ぐらい前に、電話でお伝えさせていただきました。
記者5:
簡単にどのようなやりとりだったか、教えていただけますか。
枝野氏:
これは結論として、「残念だけれども、新しい党を立ち上げる」ということについて、お伝えしたということで、それ以上の詳細は、避けさせていただきたいと思います。
記者5:
どのように言われたかを、一言お願いしたいんですが。
枝野氏:
僕、これは普段からそうなんですが、私がどなたかとお話をした相手方のお話については、事前に了解を得ていない場合にお伝えをすると、伝聞で間違ったことをお伝えする可能性があるので、
もしどうしてもということであれば、前原代表にお尋ねいただければと思います。
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希望の党は、この立憲民主党に、早くもプレッシャーをかけてきています。
それに対し連合は、希望を支援しないと明言しました。
連合、希望を支援せず 政党本位の支持見送り
【日本経済新聞】2017年10月3日
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21806840S7A001C1PP8000/
民進党最大の支持団体である連合は、衆院選で特定の政党とは政策協定は結ばず、民進党出身者を個別に支援する方針だ。
新党「希望の党」は、政党としては支持しないが、民進党からの合流組を中心に支援する。
細野豪志元環境相ら、民進党を飛び出し、希望に加わった前議員への支援は見送る。
無所属で出馬する民進党出身者は支援する。
民進党前議員は、希望への合流組と、リベラル系中心の新党「立憲民主党」、野田佳彦前首相ら無所属出馬組に分かれた。
こうした状況を踏まえ、政党本位ではなく、候補者ごとの支援という、異例の判断となった。
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とにかく、自民党・公明党・希望の党・維新、この4つの党に力を与えない、投票しない。
このことを、この選挙では強く訴えていきたいと思います。
希望の党が最初に公言した『原発ゼロ』も、いつの間にか姿を消してしまっています。
言うことがコロコロ変わり、化かすことに必死な人間に、政治などをさせてはいけません。
そしてこれ、こっそり進んでます。
この選挙を隠れ蓑にして、どんどん進んでしまっています。
これの追求と中止も、自公、希望、維新では、絶対に行われません。
そして何より、日本会議や神道政治連盟などの、極右カルト集団による政治支配を、この選挙で少しでも軽減することも大切です。
さらには、軍産複合体に牛耳られている米国支配からの脱出も。
今回の選挙は本当に大切です。
投票に行ってください!
そして、自民、公明、希望、維新以外の党を記入して、投票箱に入れてください!