こんにちは!
みなさんのところのお天気はどうでしょうか?
台風の影響はいかがですか?
今日は投開票日の前日、いよいよ明日は投票日です。
といっても、期日前投票は今日の夜8時まで開いてます。
選挙運動最終日とあって、あちらこちらでは候補の方々が、最後の呼びかけをしておられると思いますが、その声を聞きがてら、投票に出かけるというのも良いかもしれません。
で、その前に、あともう一度、しつこくいきたいと思います。
このJAPAN CHOICE、こんなギリギリに教えられても〜と、文句を言われそうですが、とても役立つ、面白い選挙特設サイトなので、ぜひ一度目を通してみてください。
JAPAN 🔴 CHOICE
日本地図上の県をクリックすると、地区別に候補者が出てきますし、各候補の政策比較や投票ナビ、選挙に関連する記事 や選挙カレンダーなどが、本当にわかりやすくまとめられています。
これは、
「投票しろ!だけ言うのは無責任」と思った(耳が痛いっ!)26歳の若者が作った、“頑張らない”選挙情報サイト。
「政治に興味を持て、勉強しろ、理解しろ、ってしんどいじゃないですか。頑張りたくない人が大多数なんですよ」
という思いで、これだけのものを作ってくださったのですね。
以下、引用はじめ:
「投票しろ!だけ言うのは無責任」
26歳が作った “頑張らない” 選挙情報サイト
【BuzzFeed】2017年10月17日
https://www.buzzfeed.com/jp/harunayamazaki/japan-choice?utm_term=.ckrml89AMY#.oaDqR9M8o3
「投票を呼びかけるだけでは限界があるし、何より無責任だなと思ったんです」
運営するNPO法人『Mielka』の徐東輝さん(26)は、学生時代から、若者の政治参加を促す活動に携わってきた。
「投票しよう」。
同世代に向けて積極的にそう呼びかけてきたのは、他ならぬ自分自身だった。
その考えが変わったのは、2016年の米大統領選だという。
BuzzFeed Newsは、「JAPAN CHOICE」を立ち上げた経緯や、今、政治情報をわかりやすく伝えることに取り組む理由を聞いた。
投票前の10分だけでいい
「JAPAN CHOICE」では
● 地図をクリックして選べる、住んでいる町の候補者比較(小選挙区向け)
●「消費税増」「教育無償化」など、争点別にまとめられた各党の政策比較(比例向け)
● 20の質問に答えて、考え方の近い政党をマッチングする「投票ナビ」
などのコンテンツを掲載している。
意識したのは、必要最低限の情報を、コンパクトにまとめること。
徐さんは、「投票に行く前に10分でも、15分でも目を通してくれればいい」と、あっさりと話す。
学生の頃は、若者の投票率を上げるための活動をしていた徐さん。
自身が在日韓国人で、選挙権を持たない中、同世代に、権利を行使しない人が多いことが悲しかったという。
しかし、数年間にわたって啓蒙活動をする中で、迷いが出てきた。
これでいいのか?
もっと根本的な問題があるのでは?
投票する側に甘えるな
2016年秋、米大統領選に合わせて渡米し、3カ月かけて、各陣営の戦い方を見て回り、市民の声を聞き、NPOや第三セクターと議論した。
最も大きな違いを感じたのは、情報公開への姿勢だった。
政治家側が、積極的に、自らのデータを公開するのは当たり前。
そのデータを組み合わせ、有権者が求める情報を、わかりやすく伝えるメディアや団体が、いくつもあった。
引用おわり:
******* ******* ******* *******
そしてもう一つ、
市民連合さんが、ツイッターに随時載せてくださっている、接戦が伝えられている各選挙区の応援画像を、まとめて載せてくださったサイトがありました。
掲載されている写真だけを紹介させていただきます。
画面上に、自分の選挙区がわからない方用のコンテンツもありますので、ぜひ確認してください。
選挙に行っても何も変わらない」は嘘だった!
接戦の選挙区はココだ!
【みんパラ★市民アクションパラダイス】2017年10月18日
http://citizenopinion.jp/2017/10/18/sessen/
あなたの一票は、決して無駄なんかではありません。
意味がないこともありません。
自分一人が選挙に行かなくても何も変わらない、というのは間違いです。
今日の二つのサイトを、10分でもいいです、ちらっと目を通してみてください。
******* ******* ******* *******
そして最後に、徳島大学で政治学を教えておられる饗場和彦教授からのメッセージを紹介させていただきます。
以前から民進党の議員を応援していたが、今回の離党騒ぎで気持ちが揺らいでいる方に、是非とも読んでいただきたいと思います。
希望に行っても全くブレてない旧・民進の人たち
2017年10月20日
饗場和彦(徳島大学教授・政治学)
希望の党に行った民進の人は変節漢だーー。
安保法制や憲法など、今までの主張と矛盾しているじゃないかーー。
そんな攻撃を受けている、旧民進党の候補者をよく見かけます。
しかし、こうした批判を言う人は、うわべだけしか見ない思慮の浅い人か、弱みにつけこむ悪意ある人か、どちらかです。
ことの本質において、旧・民進の人らにぶれはありません。
この選挙で、野党が目指す究極の目標は、安倍政治を止めることです。
ジリ貧の民進党より、小池人気の希望の党の勢いに乗ったほうが、この目標に近づきやすい。
それが、希望の党との合流と言う、前原・民進党の捨て身の策でした。
ところが、その頼みの小池さんの「排除」発言が、致命的なターニングポイントになり、一気に勢いが急落。
結局、立憲民主党ができ、共産党も対立候補を立て、野党が乱立する事態に陥りました。
小選挙区で分裂して戦えば、勝てるはずがありません。
今回の選挙は、安倍さんの完勝で終わるでしょう。
本来、小池さんが、民進党の人全員を受け入れ、知事を辞めて選挙に立てば、初の女性総理を旗印に、かなりの風を吹かせたはずです。
選挙結果は与野党が伯仲し、野党連立政権が安倍政権に取って代わった可能性もあります。
結局、旧民進党の人たちは、小池さんに振り回され、だまされた形です。
この人たちは、当選しやすいから信念を曲げて党を移ったのではなく、安倍政治を止めるという信念を通すために、党を移ったわけです。
裏目に出てしまいましたが、それは民進党の人が悪いせいでなく、小池さんの失敗のせいです。
なので、民進党の人の変節をあげつらうのは的外れで、むしろ同情に値します。
でも、希望の党と政策が違うじゃないか、という疑問はどうでしょうか。
これも、矛盾というほどの違いではありません。
安保法制については、政策協定書(=踏み絵)の原案では、
「限定的な集団的自衛権の行使を含め、安全保障法制を基本的に容認し」とあったのが、最終文書では、
「安全保障法制については、憲法にのっとり、適切に運用する。その上で不断の見直しを行い」と変わりました。
「憲法にのっとり適切に運用する」のであれば、そもそも安保法制は憲法にのっとっていない違憲の法制だから、適切に運用できない=凍結というロジックが可能です。
また、「不断の見直し」を行うのですから、安保法制の修正の道が開かれています。
「容認し」という言葉を消したのは、反対の考えがあってもいいから消したのです。
なので、安保法制に反対してきた民進党の人は、希望の党の中でも、従来の立場を維持できる余地があります。
憲法はどうか。
旧・民進の人は、基本的に護憲派です。
希望の党は、9条も含め改憲を目指しますが、原発ゼロを憲法に明記する考えも示しています。
安倍さんの言う改憲案は論外とはいえ、そもそも市民にとって良い改憲なら、改憲もあっていいはずです。
例えば、憲法裁判所の設置(これがあれば、そもそも違憲の安保法制は、裁判所によって否定されていた)や、
首相の衆議院解散権の制約(これがあれば、安倍首相の自己都合による今回の解散はなかった)などは、良い改憲でしょう。
なので、改憲の議論自体は受け入れる、しかし、なんにせよ9条だけは変えない。
そういう考え方であるなら、希望の党の中でも、一つの立場として折り合えます。
このように、希望の党に行った民進党の候補者は、安倍政治を止めるという一点において、全くぶれはなく、政策も従来の主張と矛盾はない、と言えるわけです。
みなさんのところのお天気はどうでしょうか?
台風の影響はいかがですか?
今日は投開票日の前日、いよいよ明日は投票日です。
といっても、期日前投票は今日の夜8時まで開いてます。
選挙運動最終日とあって、あちらこちらでは候補の方々が、最後の呼びかけをしておられると思いますが、その声を聞きがてら、投票に出かけるというのも良いかもしれません。
で、その前に、あともう一度、しつこくいきたいと思います。
このJAPAN CHOICE、こんなギリギリに教えられても〜と、文句を言われそうですが、とても役立つ、面白い選挙特設サイトなので、ぜひ一度目を通してみてください。
JAPAN 🔴 CHOICE
日本地図上の県をクリックすると、地区別に候補者が出てきますし、各候補の政策比較や投票ナビ、選挙に関連する記事 や選挙カレンダーなどが、本当にわかりやすくまとめられています。
これは、
「投票しろ!だけ言うのは無責任」と思った(耳が痛いっ!)26歳の若者が作った、“頑張らない”選挙情報サイト。
「政治に興味を持て、勉強しろ、理解しろ、ってしんどいじゃないですか。頑張りたくない人が大多数なんですよ」
という思いで、これだけのものを作ってくださったのですね。
以下、引用はじめ:
「投票しろ!だけ言うのは無責任」
26歳が作った “頑張らない” 選挙情報サイト
【BuzzFeed】2017年10月17日
https://www.buzzfeed.com/jp/harunayamazaki/japan-choice?utm_term=.ckrml89AMY#.oaDqR9M8o3
「投票を呼びかけるだけでは限界があるし、何より無責任だなと思ったんです」
運営するNPO法人『Mielka』の徐東輝さん(26)は、学生時代から、若者の政治参加を促す活動に携わってきた。
「投票しよう」。
同世代に向けて積極的にそう呼びかけてきたのは、他ならぬ自分自身だった。
その考えが変わったのは、2016年の米大統領選だという。
BuzzFeed Newsは、「JAPAN CHOICE」を立ち上げた経緯や、今、政治情報をわかりやすく伝えることに取り組む理由を聞いた。
投票前の10分だけでいい
「JAPAN CHOICE」では
● 地図をクリックして選べる、住んでいる町の候補者比較(小選挙区向け)
●「消費税増」「教育無償化」など、争点別にまとめられた各党の政策比較(比例向け)
● 20の質問に答えて、考え方の近い政党をマッチングする「投票ナビ」
などのコンテンツを掲載している。
意識したのは、必要最低限の情報を、コンパクトにまとめること。
徐さんは、「投票に行く前に10分でも、15分でも目を通してくれればいい」と、あっさりと話す。
学生の頃は、若者の投票率を上げるための活動をしていた徐さん。
自身が在日韓国人で、選挙権を持たない中、同世代に、権利を行使しない人が多いことが悲しかったという。
しかし、数年間にわたって啓蒙活動をする中で、迷いが出てきた。
これでいいのか?
もっと根本的な問題があるのでは?
投票する側に甘えるな
2016年秋、米大統領選に合わせて渡米し、3カ月かけて、各陣営の戦い方を見て回り、市民の声を聞き、NPOや第三セクターと議論した。
最も大きな違いを感じたのは、情報公開への姿勢だった。
政治家側が、積極的に、自らのデータを公開するのは当たり前。
そのデータを組み合わせ、有権者が求める情報を、わかりやすく伝えるメディアや団体が、いくつもあった。
引用おわり:
******* ******* ******* *******
そしてもう一つ、
市民連合さんが、ツイッターに随時載せてくださっている、接戦が伝えられている各選挙区の応援画像を、まとめて載せてくださったサイトがありました。
掲載されている写真だけを紹介させていただきます。
画面上に、自分の選挙区がわからない方用のコンテンツもありますので、ぜひ確認してください。
選挙に行っても何も変わらない」は嘘だった!
接戦の選挙区はココだ!
【みんパラ★市民アクションパラダイス】2017年10月18日
http://citizenopinion.jp/2017/10/18/sessen/
あなたの一票は、決して無駄なんかではありません。
意味がないこともありません。
自分一人が選挙に行かなくても何も変わらない、というのは間違いです。
今日の二つのサイトを、10分でもいいです、ちらっと目を通してみてください。
******* ******* ******* *******
そして最後に、徳島大学で政治学を教えておられる饗場和彦教授からのメッセージを紹介させていただきます。
以前から民進党の議員を応援していたが、今回の離党騒ぎで気持ちが揺らいでいる方に、是非とも読んでいただきたいと思います。
希望に行っても全くブレてない旧・民進の人たち
2017年10月20日
饗場和彦(徳島大学教授・政治学)
希望の党に行った民進の人は変節漢だーー。
安保法制や憲法など、今までの主張と矛盾しているじゃないかーー。
そんな攻撃を受けている、旧民進党の候補者をよく見かけます。
しかし、こうした批判を言う人は、うわべだけしか見ない思慮の浅い人か、弱みにつけこむ悪意ある人か、どちらかです。
ことの本質において、旧・民進の人らにぶれはありません。
この選挙で、野党が目指す究極の目標は、安倍政治を止めることです。
ジリ貧の民進党より、小池人気の希望の党の勢いに乗ったほうが、この目標に近づきやすい。
それが、希望の党との合流と言う、前原・民進党の捨て身の策でした。
ところが、その頼みの小池さんの「排除」発言が、致命的なターニングポイントになり、一気に勢いが急落。
結局、立憲民主党ができ、共産党も対立候補を立て、野党が乱立する事態に陥りました。
小選挙区で分裂して戦えば、勝てるはずがありません。
今回の選挙は、安倍さんの完勝で終わるでしょう。
本来、小池さんが、民進党の人全員を受け入れ、知事を辞めて選挙に立てば、初の女性総理を旗印に、かなりの風を吹かせたはずです。
選挙結果は与野党が伯仲し、野党連立政権が安倍政権に取って代わった可能性もあります。
結局、旧民進党の人たちは、小池さんに振り回され、だまされた形です。
この人たちは、当選しやすいから信念を曲げて党を移ったのではなく、安倍政治を止めるという信念を通すために、党を移ったわけです。
裏目に出てしまいましたが、それは民進党の人が悪いせいでなく、小池さんの失敗のせいです。
なので、民進党の人の変節をあげつらうのは的外れで、むしろ同情に値します。
でも、希望の党と政策が違うじゃないか、という疑問はどうでしょうか。
これも、矛盾というほどの違いではありません。
安保法制については、政策協定書(=踏み絵)の原案では、
「限定的な集団的自衛権の行使を含め、安全保障法制を基本的に容認し」とあったのが、最終文書では、
「安全保障法制については、憲法にのっとり、適切に運用する。その上で不断の見直しを行い」と変わりました。
「憲法にのっとり適切に運用する」のであれば、そもそも安保法制は憲法にのっとっていない違憲の法制だから、適切に運用できない=凍結というロジックが可能です。
また、「不断の見直し」を行うのですから、安保法制の修正の道が開かれています。
「容認し」という言葉を消したのは、反対の考えがあってもいいから消したのです。
なので、安保法制に反対してきた民進党の人は、希望の党の中でも、従来の立場を維持できる余地があります。
憲法はどうか。
旧・民進の人は、基本的に護憲派です。
希望の党は、9条も含め改憲を目指しますが、原発ゼロを憲法に明記する考えも示しています。
安倍さんの言う改憲案は論外とはいえ、そもそも市民にとって良い改憲なら、改憲もあっていいはずです。
例えば、憲法裁判所の設置(これがあれば、そもそも違憲の安保法制は、裁判所によって否定されていた)や、
首相の衆議院解散権の制約(これがあれば、安倍首相の自己都合による今回の解散はなかった)などは、良い改憲でしょう。
なので、改憲の議論自体は受け入れる、しかし、なんにせよ9条だけは変えない。
そういう考え方であるなら、希望の党の中でも、一つの立場として折り合えます。
このように、希望の党に行った民進党の候補者は、安倍政治を止めるという一点において、全くぶれはなく、政策も従来の主張と矛盾はない、と言えるわけです。