ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

国民をだましているのは安倍さん、あなたですよ!

2017年10月11日 | 日本とわたし
「モリカケ疑獄疑惑については、選挙の中でしっかり説明する」
憲法違反をし、要求されていた臨時国会を開かず、いきなり解散選挙に持ち込んだことを非難され、言い訳にこんなことを言っていた安倍首相。

それなのに選挙が始まった途端、
「モリカケ疑獄疑惑については、国会で説明する」…だって?!

この人のポスターには、「責任を果たす」っていう言葉が書き込まれているらしいんですけど、
自分が疑われていることの説明責任もろくに果たせない、いや、果たそうなんて考えていない人間が、
国を守るだの国民を守るだの、そんなでかい責任を果たせるわけが無いじゃありませんか。

このウソつき男を、この選挙で落とし、二度と政治の世界に戻れないようにしたい!


安倍首相の嘘と強弁が止まらない!
「籠池さんは詐欺をはたらく人だから、妻は騙された」
国民を騙してるのは、おまえだ!

【LITERA】2017年10月12日
http://lite-ra.com/2017/10/post-3506.html

「妻は騙されてしまったのだろう」
 
昨晩、『報道ステーション』(テレビ朝日)で、最後のテレビ党首討論が放送されたが、そこで安倍首相がついに、こんなことを言い出した。
森友学園問題について、昭恵夫人は籠池泰典前理事長に騙された、と主張したのだ。
 
発言までの流れはこうだ。
森友問題について問われた安倍首相は、“籠池氏に会ったこともないし、妻も直接頼んだりしていない”と主張すると、
いつもの如く、「籠池さん自体が詐欺で逮捕され、起訴されました」と言い、疑惑の本丸である国有地値引き問題とはまったく関係のない、補助金不正受給の話をもち出した。
そして、こう言い放ったのだ。

「こういう詐欺をはたらく人物のつくった学校でですね、妻が名誉校長を引き受けたことは、やっぱり問題があったと。こういう人だから騙されてしまったのだろうと」
 
そもそも、国の補助金不正受給に詐欺罪を適用することには、法律関係者からも疑問の声があがっているが、
安倍首相がここまで「詐欺、詐欺」と繰り返すと、そのための「詐欺罪」だったのかと勘繰りたくなる。
だいたい、騙されたも何も、安倍首相自身が籠池氏の教育を褒め、“同じ志をもった人”と言っていたではないか。
2月17日の衆院予算委員会での安倍首相の発言はこうだ。

「うちの妻が名誉校長になっていることは承知をしておりますし、妻からこの森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしい、という話を聞いております」
「いわば、私の考え方に非常に共鳴している方」

 
さらに、2015年9月におこなわれた塚本幼稚園での講演で、昭恵夫人ははっきりこう話していた。

「こちら(森友学園)の教育方針は、たいへん主人も素晴らしいというふうに思っていて」
「時間があれば、ぜひこちらにも寄らせていただきたいと言っていた」

 
つまり、安倍首相自身も、教育勅語を園児に暗唱させるなどの、籠池氏の軍国教育を称賛していた
そうした経緯もあって、昭恵夫人はこの講演会で、
「籠池園長、副園長の本当に熱い熱い思いを何度も聞かせていただいて、この瑞穂の國記念小學院で、何か私もお役に立てればいいなと思って」と話し、名誉校長に就任したのだ。
自分たちから惚れ込んで肩入れしていたのに、これを「騙された」と言うのか。
 
ここまでわかりやすく、自己保身のために人を裏切り、手のひら返しをすること自体が、人として信用ならないが、その上、安倍首相は、お得意の「嘘」も連発した。


◼️森友でも、加計でも、安倍首相は嘘とスリカエのオンパレード

そのひとつが、共産党の志位和夫委員長が話題にした、総理夫人付き職員だった谷査恵子氏の、FAX問題だ。
 
あらためて振り返ると、籠池前理事長は、2015年10月、小学校建設地の土地取引について、昭恵夫人に電話をし、留守電にメッセージを残した。
すると、谷氏が、財務省の国有財産審理室長である田村嘉啓氏に問い合わせ、回答を引き出した上で、籠池前理事長にFAXで報告をおこなった。
そこには、
〈引き続き、当方としても見守ってまいりたい〉
〈本件は、昭恵夫人にも、すでに報告させていただいております〉
と記されている。
 
このFAXで、財務省に伝えられた籠池前理事長の「要望」について、志位委員長は、「満額回答だった」と述べたのだが、
安倍首相は、「反論させて」と言い出し、「夫人付きの人がFAXで訊いたことについては、『満額』と仰ったが、ひとつも実現されてません」「満額ではないです」「まったく違います」と主張したのだ。
 
何を言うか。
籠池氏がこのとき要望していたことは、その後すべて「実現」している。
これは明確な事実だ。
FAXで示されている、「50年定借への変更の可能性」については、籠池氏がもっとも切望していた土地の買い上げというかたちで、翌年6月に実現しているし、
「土壌汚染を理由にした賃料半額」の要望も、月額換算でその通りに
さらに、「工事費の立て替え払い」も、年度が変わってすぐの、4月6日に支払われている
どこからどうみても「満額回答」だ。
 
いや、「満額回答」になっていることも大問題だが、そもそも総理夫人付きという肩書きの職員が、財務省から回答を引き出す、そうやって口利きしていたことも、根本の問題なのだ。
それを、菅義偉官房長官などは、「谷氏が個人でやったこと」などと責任をなすりつけ、いまでは谷氏をイタリアに“栄転”させてしまった
疑惑のオンパレードではないか。
 
しかし、安倍首相の嘘は、加計学園問題の話題でも飛び出した。
『報ステ』の富川悠太キャスターは、安倍首相が、加計学園の獣医学部新設計画を、「今年の1月20日まで知らなかった」という国民が仰天した、あの発言に言及。
しかも、安倍首相が、「テレビが報じない」と連呼する、加戸守行・前愛媛県知事の、
「声をかけてくれたのは加計学園だけ。愛媛県にとっては12年間、加計ありきで参りました」という証言を引き、
「『12年間加計ありきで来た』と加戸さんはおっしゃっていますが、それでも総理は(加計学園の獣医学部新設計画を)知らなかった?」と尋ねたのだ。
 
すると、安倍首相は、“それは加戸証言の一部だけ取り出している”などと非難を口にし、「それ以外にも重要な証言を加戸さんはされている」と反論。
なぜか、加戸氏が、“鳥インフルエンザや口蹄疫の問題を対応する、獣医師の公務員や産業獣医師がいなかったが、応じてくれたのは加計学園だけだった”と証言したことを強調しはじめた。


◼️安倍首相自ら加計学園の新学部を発案していたとの証言も

質問は、「12年も加計ありきで動いていたのに、ほんとうに知らなかったの?」というものであって、加戸氏が閉会中審査で語った「獣医学部誘致の経緯」とは、何も関係がない。
なぜ加戸証言の話になるのか、さっぱり意味がわからないが、ここで富川キャスターが「それも伝えたんですが」と言うと、
安倍首相はムキになって、「それは伝えていないと思います。伝えていないと思いますよ」と繰り返したのだ。
 
しかし、これも安倍首相の嘘だ。
『報ステ』は7月24日に、同日おこなわれた閉会中審査で、加戸氏が、今治市での獣医学部誘致の経緯についての証言や、
「私は、鳥インフルエンザに巡りあいまして、愛媛に獣医学部が欲しいと思いました。
ちょうど、県会議員と加計学園事務局長が、たまたまお友だちという関係でつながった話でできあがりましたから、飛びつきました」などの証言を、しっかり映像で紹介
している。
「伝えていない」というのは事実と異なるのだ。
 
だいたい、今治市と加計学園が、獣医学部新設のために動いてきたその12年間のあいだ、安倍首相と加計孝太郎理事長は、しょっちゅうゴルフだの会食だのバーベキューだのを繰り返してきた。
また、安倍首相は、加計学園グループの千葉科学大学の開学10周年を記念する式典に出席するために、わざわざ銚子まで駆け付け、祝辞を述べている。
2009年の総選挙では、加計学園が、安倍氏の選挙に動員すべく、職員に出張命令まで出していた。
くわえて、加計理事長は、「自由民主党岡山県自治振興支部」の代表者として、政治資金収支報告書に名を連ね、
同支部の所在地も、加計学園グループの予備校である、英数学館岡山校の住所が記載されている。
 
さらに千葉科学大には、萩生田光一幹事長代行をはじめ、木曽功・前内閣参与や、井上義行・元首相秘書官、江島潔・元下関市市長といった、「安倍人脈」が大量に流れ込んでいる。
こうした背景について、同大の元教員は「文藝春秋」(2017年8月号)の取材に対し、同大の危機管理学部は、〈安倍の発案で設置された〉と証言。
しかも、この元教員自体が、「安倍さんから、『教授として名前だけ貸してくれないか』と頼まれました」、とも述べている。

 
どうだろう。
たんなる友だちという域を超えて、安倍首相は、加計理事長の学校運営に関与し、一方の加計理事長も、安倍首相の政治活動をバックアップしてきた
そうした深い関係を築いていながら、「獣医学部新設の話は知らなかった」というのは、あまりにも無理がありすぎる
そのことをずっと、安倍首相は問われているのに、「誰ひとり私の指示を受けたとは言っていない」「加戸証言をメディアは報じない」しか言わないのだ。
これを「丁寧な説明」と呼べるわけがない。
 
森友・加計問題について、安倍首相があまりに同じことを繰り返すばかりに、ウンザリしている人も多いだろう。
「もう、この話を聞くのはたくさん」、と思っている人も多いはずだ。

だが、この疑惑は、安倍首相の肥大化した権力を裏付ける、重要な問題だ。
「妻が騙された」のではない。
いま、この男こそが、わたしたちを選挙戦において、「騙そう」としている
のである。
(編集部)
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いつもは投票に行かないあなた、そのあなたの一票がどんなに貴重な選挙か、それを今からお話しします

2017年10月11日 | 日本とわたし
このTakakoさんの投稿を見たのは、3日前。
それからの3日間、この2時間20分もの長さの、山本太郎議員の街頭演説を、何度観直したことか。
2時間20分なんて時間無いよ!
そう思われる人はたくさんいると思います。
わたしもありません。
だから続けては観ません。観られません。
でも、例えば通勤時間に、掃除の時間に、料理中に、電車やバス、車の中で、部屋の中で、台所で、できる人は浴室で、
話を聞くだけならどこでもオッケーです。

今の政治、社会の、本当のことを、こんなにわかりやすく説明してくれる議員を、わたしは他には知りません。
Takakoさんもおっしゃっているように、彼にはヤジが飛んでくるし、様々な意見や非難を訴えてくる人もいます。
でも、その一人ひとりに、しっかりと、誤魔化すことなく応えようとする山本議員は、先日わざわざ自分のために稲刈りを遅らせ、好意的に聞いてくれる人だけを前に演説していたどこぞの弱虫とは大違い。
こうやって辻立ちの場数を踏んできたこともあるでしょうけれども、彼の胆力と強さを物語っていると思います。

わたしが文字起こしした部分は、そんな山本議員が、自分が政治の世界に入ろうと決心した理由、それは、

原発事故後の政府の態度に憤り、その権力に牛耳られた形で、あるいは自主的に、きちんとした情報を伝えないマスコミの代わりに、政治家になって自分が言ってやろうと思った。

そして政治家になってからは、

原発事故後、放射線業務従事者などが働くような放射線管理区域の被ばく限度の4倍、20ミリの地域に住民を帰還させ、それで福島復興とする法案が上がった時、もちろん反対した。
けれども反対したのは、700人以上もいる国会議員の中で立ったの4人、全員自由党のメンバーだった。

年間1ミリを超えてはならないというのが、世界的なコンセンサス(合意)なのに、さらには放射線管理区域が年間5ミリなのに、その4倍の20ミリで、帰って暮らしてもいいと国は言う。

こんな国家犯罪を許したままではいけない。
それを訴えたくて、そして変えたくて政治家になったのに…。

「悔しい、不甲斐なくてすみません」と言って、山本議員は悔し泣きしました。

山本議員に続く、市民の声を聞き、我が身のことのように一緒に苦しみ、同情し、解決のために奔走してくれる議員を、この選挙で一人でも増やすこと、
この選挙だけでなく、これからの選挙でもずっと、市民としっかり繋がる人を国会に送ること。
そして、ただ送るだけでなく、その人たちができるだけ早く、政権与党の立場を取れるよう、平常時から応援し続けること。
もう本当にそれしかないと思います。

今急に、選挙に行っても仕方がない、というツイートが流され始めました。
いわゆる『棄権のススメ』です。
今日の新聞には、自民党が優位であるというような記事が載っていました。
その1番の原因はやはり、民進党の崩壊と希望の党の出現により、投票に対する勢いが削がれてしまった、と書かれていました。
この騒動を生み出した小池氏と前原氏には、心の底からの怒りを感じますが、起こったことはもう仕方がありません。

希望の党と維新は、この選挙後に、自民党と連立するつもりです。
そうすると、自民党、公明党、希望の党、そして維新の議席が集まります。
それに対し野党は、立憲民主党、共産党、そして社民党の3つの党だけで、議席数は連立与党には到底敵いません。
だからこそ、今回の選挙では、希望の党に取り込まれてしまっている元民進党の議員一人ひとりに意見を聞き、希望の党であっても尚、その議員を国会に送るという投票行為が必要になってくるのです。

というわけで、少なくない有志の方々が、希望の党に所属する民進党の議員全員に、アンケート調査を実施してくれています。
このアンケート結果を許可が下りた後、できるだけ早くここにも載せますので、その結果を楽しみに待っていてください。

希望の党に居ても尚、おかしいと思うことについては反対をする。
そういうことをやってくれるのではないかと思えるかどうか、これまでその人がやってきたこと、公表している考えなどを参考に、ご自身で探してみてください。


自民党一党が続いている間に建てられてしまった原発は今、日本全国で54基。
そのうちの4基は、甚大な事故を起こした後、処理が不可能になったまま、もう6年半も経ってしまいました。
汚染水の問題の解決の目処も立たない。
処理費用に50兆円以上ものお金がかかる。
全部処理しようとすると、70兆円かかるという試算が出ています。

昨日、福島県で暮らす住民などが、慰謝料などを求めた集団訴訟の判決が出ました。
福島地方裁判所は、
「国が東京電力に、津波の対策を命じていれば、原発事故は防げた」として、国と東京電力の責任を認め、原告のうちおよそ2900人に、総額4億9000万円余りの賠償を命じました。

******* ******* ******* *******
原発事故で国の責任認め賠償命じる 福島地裁
NHK NEWS WEB】2017年10月11日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171010/k10011173531000.html

以下、一部引用:

原発事故のあとも福島県内の自宅で暮らし続ける住民や、避難した人など、およそ3800人は、
生活の基盤が損なわれ精神的な苦痛を受けたとして、慰謝料などを求める訴えを起こし、
これまでの裁判で、国と東京電力が、大規模な津波を事前に予測して被害を防ぐことができたかどうか、などが争われました。

10日の判決で、福島地方裁判所の金澤秀樹裁判長は、
「平成14年に、政府の地震調査研究推進本部が発表した地震の評価は、専門家による議論を取りまとめたもので、信頼性を疑う事情はない。
国が、これに基づいて、直ちに津波のシミュレーションを実施していれば、原発の敷地を越える津波を、予測することは可能だった」
と指摘しました。

そのうえで、
「津波に対する安全性を確保するように、東京電力に対策を命じていれば、原発事故は避けることができた」として、事故を防げなかった国の責任を認めました。

その一方で、
「安全確保の責任は、一次的には東京電力にあり、国の責任の範囲は半分にとどまる」として、
東京電力に対し、原告のうちおよそ2900人に、総額4億9000万円余りの支払いを命じ、このうち2億5000万円余りについては、国も連帯して賠償するよう命じました。

また、判決では、賠償を認めた地域について、避難指示が出された区域の外でも、事故直後に一定の放射線量が計測されていた地域の一部の住民に、国の指針を上回る慰謝料を認めました
一方で、福島県西部の会津地域などの住民については、賠償すべき損害はないとして、訴えを退けました。

******* ******* ******* *******

この対策を怠った国の責任については、以前から、この安倍首相の態度が問題にされていました。
もちろんテレビや新聞は追求もしていません。
インターネット上でのことです。

共産党の吉井元衆院議員(京都大学工学部原子核工学科出身)は、ずっと原発問題に取り組んでいた人で、
2006年から、日本の原発が地震や津波で冷却機能を失う可能性があることを、再三にわたり追求していました。
国会での質問は、津波で冷却水を取水できなくなる可能性について、そして福島第一原発の視察後には、老朽化している施設の危険性を訴えていました。

けれども、小泉政権はまともに取り合おうとしません
そしてその後、第一次安倍政権が誕生して3ヶ月後の2006年12月に、吉井議員は再度、
「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など、原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書」を、政府宛に提出しました。

「巨大な地震の発生によって、原発の機器を作動させる電源が喪失する場合の問題も大きい」として、電源喪失によって原子炉が冷却できなくなる危険性があることを指摘していたのです。

この質問主意書に対して、約10日後に出された「内閣総理大臣 安倍晋三」名の答弁書は、質問に何一つまともに答えず、平気でデタラメを強弁した内容のものでした。

非常用電源喪失に関する調査や、対策強化を求めたことに対しても、安倍首相は無視。
現状で十分であると言い、検証もせず、対策は何一つ講じませんでした。


今回の裁判で出された判決は、
「津波に対する安全性を確保するように、東京電力に対策を命じていれば、原発事故は避けることができた」として、事故を防げなかった国の責任を認める、というものです。

自分が犯した重大な間違い、事故を未然に防ぐ最大のチャンスを無視するという行為を棚に上げ、
事故当時の政権を担っていた民主党を責め、事もあろうに、海水注入中止命令などのデマをでっち上げ、菅直人首相を攻撃し、全ての責任を押し付けてきた安倍首相。

だからこその原発推進なのでしょう。
せっかく止まって核燃料も冷やされている状態だった原発を、次々に再稼働させようとしている破廉恥さは、到底許されるものではありません。

ミサイルがもし、日本の沿岸に無防備に建つ原発を狙って攻撃したら、たった一回で日本はおしまいです。
だからこそ、今回の選挙で、日本の経済を弱らせ、小泉政権と竹中によって破壊された雇用政策の改善もせず、
武器や核開発に湯水のように税金を注ぎ込み、憲法の隅々に国体を尊重する文言を差し込み、緊急事態条項という恐ろしい戦前回帰へのきっかけを憲法に加えようとしている安倍政権を、引きずり落とすことが本当に必要なのです。

その可能性がかすかに見えていた9月の末に、前原と小池という二人の策士たちによって、成熟しつつあった野党共闘が、無残にも破壊されてしまいました。

けれども、その破壊から生まれた立憲民主党、諦めずにさらに下支えに徹底し、自党候補の取り下げをする共産党、そして社民党の連携は、より強いものになりました。

でも数が足りません。
圧倒的に足りません。

もしあなたが、何を買っても10%の税金を払わさせられるのが嫌なら、
せっかく払っている年金が株に無駄遣いされた挙句、自分たちに還元されない可能性があることが心配なら、
そしてその年金で、人殺しのための武器を購入していることが許せないなら、
どんなに働いてもなぜか楽にならない暮らしに嫌気が差しているなら、
子どもを保育園に入れたくても入れられなくて困っているなら、
大きな地震と津波のせいであんなひどい原発事故が起こっても、また起こる可能性がある地域に建つ原発を再稼働させる国に疑問があるなら、
元々は関わりのないアメリカと北朝鮮の間に、わざわざ自分から乗り込んで行って、武力での解決は絶対にダメという諸外国の忠告も無視し、ミサイルミサイルと騒ぎ立てる人間がこの国の首相であることが危険だと思うなら、
現行憲法をみっともないと言い、自らが心酔する極右カルト団体の期待に添う憲法に変えようと、国会を数の力で支配し、次々に憲法違反の法律を強行採決で可決する手法が間違っていると思うなら、
一般の住民が暮らす地域の低空を、けたたましい爆音を立てて飛ぶ米軍機が、何度墜落しても何もせず、何もできず、基地建設で美しい自然を破壊し、沖縄の人々の人権を踏みにじり続けていることを恥じるなら、

今回の選挙は、有権者としての自覚を持って、誰に投票したいかということを真剣に考え、下調べをして投票に向かわないといけません。
面倒ですか?
忙しくてそんなことをしている時間がありませんか?

でも、今回は無理してでも行ってください。
行って、小選挙区では、自公、維新、希望の一部の議員以外の人の名前を、比例では、自公、維新、希望以外の党名を、
しっかりと書き込んでください。


前置きが長くなり過ぎてしまいました。
すみません。

では、この記事を書くきっかけになった、Takakoさんの投稿、山本太郎議員の街頭演説の一部、ほんの7分強の長さですが、その部分の文字起こししましたので読んでみてください。
そしてこの演説全部を、区切りながらでもなんでもいいです、ぜひ聞いてください。

全編はこちら→http://twitcasting.tv/yamamototaro0/movie/408741842

Takako Chinda

連日、山本太郎議員が街頭演説で、
今の政治状況をわかりやすく説明してくれている。

街頭には色んな人が来て質問もとんでくる。
中にはヤジみたいなものもあるし、
長々と持論を述べる人もいる。
自由党の解体やスタンスについての厳しい意見もある。
だけど山本太郎議員のあり方は昔からずっと変わらず、
一人ひとりの声に、真摯に応えている。

その姿にいつも感動&リスペクト。
彼を応援できる自分で良かったって思う。

そんな中で昨日の演説はもう、
痛いほど彼の想いが伝わってきて、
涙腺崩壊しそうなくらいに私は号泣した。

原発の被害の話で、
被爆回避の為に政治家になり何も出来ていない。
不甲斐なくてすみませんって、
泣きながら話す山本太郎議員。

政治家はたくさんいるけど、
こんなにも弱者の為に、
心を動かして、人生をかけて、
涙を流してくれる政治家は、
山本太郎議員しか私は知らない。

そんな事を皆さんにも少しでも知ってほしくて、
長い演説を自分で撮り直してみた。

泣きながら撮ったので鼻水すする音とか入ってるし、
めっちゃ画像も悪いけど、
ここだけは見て感じて欲しいのです。

そして10月22日は選挙にいきましょう!!


******* ******* ******* *******

文字起こしはじめ:

メルトダウンを起こした、メルトスルーを起こした、そのような原発三つ抱えてる事故なんて、世界で初めてなんですよ。
チェルノブイリでも一基だけなんです。
事故は、収束は何もするはずないんですよ。仕方がわからないからっていうのが実際なんですよ。
民間で見てみてもこのぐらいの額だけども、

日本経済研究センター(試算)
汚染水海洋放出の場合
49.3兆円


おそらくこれじゃ収まらないぐらいの、天文学的数字になり得るってことなんですね。

これ、どこから払えますか?
東電は黒字ですよ、ボーナスも出ますよ。
事故当初、事故を起こした責任者たちはどこ行ったか?
皆、天下りしてますよ。逮捕もされていませんよ。
事故が起こった後どうなった?
汚染があるところは除染します。
除染っつったって汚染は無くならない。
場所が移っているだけ。
しかも溜まりやすいところはまた数値が上がっていく。
じゃあどうしますかといったら、それを利権化しているわけですよね。
除染作業も利権ですよ。
で、とにかく人を返すっていう話になってる。
人の被曝に関しては、年間1ミリは超えないことっていうのが、世界的なコンセンサスなんですよ。
でね、これ、放射線業務従事者などが働くような放射線管理区域は、年間5ミリ。
一日8時間働く。
必要のある時に入って出る。ただし、腕まくりするのは無し。そんな中で飲食なんてしてはダメ。
その年間5ミリ、放射線管理区域、放射線業務従事者が働くようなところの4倍、20ミリで帰ってオッケーです、問題ありませんって言ってるのが今の国っていうことなんですよ。

でももう、なんとなく大丈夫な雰囲気になってるでしょ?
こういうことを言うと、復興を邪魔する、反日だって言われるんです私。
ありえないでしょ?
でね、20ミリの地域に人々が帰ってもいい、っていうことが前提の福島復興、ってことが法案で上がった時に、これに反対したのは誰ですか?
700人いる国会議員のうちで、4人だけですよ。
メンバーは誰だって?
今回選挙に出ない、うちの党(自由党)のメンバーなんですよ。

だから、もしも袂を分かって、今回はそのような形にはならなかったけど、あの中(まうみ注・多分希望の党)に入ったとしても、そこに反対できる人たちだったら、こんなこと言ったら怒られるけど、やってくれるんじゃないのかなっていう気持ちになるんですよ、私は。

酷くないですか?
年間1ミリを超えないようにっていう話なんですよ、元々の世界的コンセンサスは。
放射線業務従事者、放射線管理区域は、年間5ミリ。
その4倍の20ミリで、みんなが汚染されているわけじゃないけれども、特に汚染(値)が高いところとかでも、帰れるようになっちゃってるっていう話なんですよ。

国家犯罪じゃないかこんなの。
でも、そのことを考えるチャンス、あまりないですよね。
情報が無いもん。
情報が無かったら怒れないじゃないかっていう話ですよね。

本当に悔しい。
そのことを言って…
(後ろを向いて太郎さんは泣いていた。何度も何度も涙をぬぐっていた)
不甲斐なくてすみません。
それを訴えて国会議員になりましたけどね、その状況は全然止められてないんですよ。
ほんとに不甲斐なくて申し訳ないんですけどね。

民間試算だと、汚染水海洋放出の場合は49.3兆円なんですって。
汚染水全部処理したとしても70兆円かかる。

もっとかかりますよ。
なんなんだって。
この国どうしようとしてるんだ。
で、再稼働?
バカなこと言ってんな。
ゼロなんて当たり前の話だろ。
国民の生命財産を守るんだったら、何をするべきかっつったら、他の方法を考えるしか無いんだよ。
安全基準を上げてそこに住めってことで、何も無かったことにするなんて、有り得ない話だろ?
でも平気でそんなことをするんですよ、それが政治なんですよ。
だったら変えるしか無いだろうっていうことだけど、今ほんとに、ぶっ壊されちゃったんですよね、野党第一党が。
だったら、誰に入れるべきかってことは、今までの仕事でチョイスしてくださいって言いたいんですよねー!
そんなこと言ったら、リベラルの人から怒られるけど、裏切り者とか言われるけど、そうじゃないだろ?
もちろん、そこから旗揚げした立憲民主党ってところは応援してあげたい。
今まで頑張ってきた共産党も応援したい。社民党も頑張れって言いたい。
だけど、希望の党に行った人にも、諦めずに本当の希望を持った人たち、光持った人たちがいるんですよ。
だから、応援したいな、してあげてほしいなっていう気持ちが、私の中にはあります。
非常にね、これ、股裂き状態ですけどね、本当にそう思う。

この不条理、国家犯罪、いつかこれ、断罪されるべきだと思うんです、私。
でも今の世の中じゃ難しい。
テレビが本当のことを言えるはずがない。
だって、誰から金もらってる?
企業から金もらってるじゃないですか。
みなさんのための情報なんて、何も流さない。
みなさんの情報じゃない、企業のための情報なんですよ。
どうしてか?
みなさん、テレビ観るのに、ほとんどお金いらないじゃないですか。
スポンサーみんなお金払うんですよね。
数十億、数百億、だったらテレビが本当の、核心の部分なんて言えるはずが無いんですよ。
それだけの既得権益がある、うまみのあるところの、本当の本丸の部分に斬りかかるわけ無いじゃないじゃないですか。
だとしたら、自分たちで知ろうとしなきゃ、どんどんみなさんにツケが回っていくような社会になっていくのは当然のことで、やっとそれに気づいたのは僕、原発事故やったんすよね。
36歳、情けなかった。
だったらどうするかって思った時に、じゃあ言ってやろうと思って。
逆に言ってやろうと思って。
テレビ、取材してくれよ、仕事減ってもかまわんわと思って。
だって、それで仕事続けられて、何も言えなくて仕事続けられたとしても、
生きてるみなさんの、マイナスになることが続いたら意味無いじゃないですか。
お客さんが不利益被ったら、エンターテイメントの世界もアウトですよ。
だったら、自分もお客さんも、いいような社会にしていくべきだなと思って、そこは中二病かもしれませんよね、私もね。
じゃあもう政治の中に入って変えてやろうと思ったんですよ。
でもたった一人、入ったとしても、アナウンスはできますよ、こういうふうに、こういう状態なんですって言うことは。
けどやっぱり、720人近くいるうちの半分以上取んないと、前に進まない。
少なくとも、与党サイドに立たなきゃなかなか進まない。
でも警鐘を鳴らすことはできるっていう話なんですよね。
このまま原発続けるのもいいんですよ、ほんとにみなさんがそれでいいと思えば。
でもこの先、これだけ地震が多い国で続けていけば、そのしわ寄せはあなたにしかいかないんですよ。


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