やっと記事を書いた。
やっと記事が書けた。
長い長いトンネルの、まだ出口には届いていない心を抱えてはいるけれど、
長い長いダンマリを、いつまで続くのかもわからない無投稿を、それでもいつか再開するだろうと、じっと待ってくれている人がいることは、
まるでとても寒い日の暖かなお日様のように、抱えた膝に顔を埋めて座り込んでいるわたしの背中を、ホカホカと温めてくれる。
また、ぼちぼちと書き始める、かもしれない。
でも、やっぱりまだ無理、かもしれない。
でも、ちょっとだけ、自分の内側で、何かが動いたような気がする。
今日は長男くんの、31歳の誕生日だった。
シアトル近郊に暮らす夫の弟が、通勤途中の高速道路で、脱線した列車が道路に落下するという大事故を目の当たりにした。
先月の8日から今日までに、わたしの周りでも、いろんなことが起こった。
記事に書けたらと思いながら集めた資料が、机の上やパソコンの画面上に、溜まりに溜まっていた。
でも今日、それらを全部、消去したり処分したりした。
そしてまた、恐る恐る断捨離を始めた。
自分の心に響かないもの、とりあえず取り込んでしまっているものと、さよならしていくことにした。
ピアノは毎日弾いている。
まるで学生時代に戻ったみたいに。
3月の演奏会に、舞台の上で後悔したくないから、しっかりと質のいい練習を積み重ねていく。
寝不足と慢性疲労が、どれだけ心と体を弱らせてしまうか、それが見にしみてわかったので、もう無理はしない。
なんて言いながら、もう夜中の1時。
おやすみなさい。