今年に入ってから外に出た回数が両手の指の数より少ない。
若い頃に散々焼いたからこそのシミなのに、70、80にさらに増えないようになどと思ってしまうアホらしさ。
もうええではないか、太陽の光をどんどん浴びよう。
ここに植えてから、ただの一度も花が咲いたことがない牡丹😭
毎朝つぼみに向かって、頑張れ〜開け〜と念じている。
ただのクローバーかと思ってたらこんな綺麗な花を咲かせてくれる誰かさん。
雑草に埋もれていた方々。
フキ一家。
茗荷一家。
今年も元気なミント。
家の敷地内の地面の下に埋もれていたレンガを一つ一つ掘り出して作ったこの道は、オズの魔法使いに出てくるレンガの道をイメージしながら作った、つもり…。(ずいぶんと違うけど😅)
今日は義父の命日だった。
もうあれから1年経った、というより、生々しく思い出される1日だ。
誰一人泣かなかった。
自分はどうしたらいいのか、どうしたいのかがわからなくて、戸惑ってばかりの1日だった。
あまりにもわからないことだらけだったので、全てがぼんやりしてしまって、悲しいのかどうかもわからなくなって、だけど義父はくっきりと死んでいた。
あの日、義父はお昼ご飯をいつものように食べて、しばらくして咳が出始めて、それがどんどん激しくなって、そのうちに下顎呼吸になって亡くなった。
そばには家族は誰一人おらず、看護師に見送られて息を引き取った。
義母が、溜まりに溜まっていた介護と看護の疲れを癒すために、車で数時間離れたリゾートに出かけた日の翌日に、まるでその時を狙ったかのような死だった。
彼は静かなるライオンのような人だったので、きっと自分の死に様を、家族であっても見せたくなかったのかもしれない。
今夜は夫と二人で、義父のお骨と遺影の前にワインをお供えして、鐘(リン)を2度鳴らしてお祈りした。
おとうさん、聞こえましたか?