ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

空(クウ)と海(カイ)より、暑中お見舞い申し上げます!

2021年07月12日 | 家族とわたし
みなさまお久しぶりです。クウとカイです。いかがお過ごしでしょうか。
こちらは猛烈に暑い日が続いたかと思ったら、雨が降ったり止んだり、雷雨に暴風雨、何でもありの毎日が続いています。
ボクらは毛を剃るわけにもいかず、暑くなったり雨が降ったりする中、てきと〜に涼しい場所を見つけてはゴロゴロだらだらしながら過ごしております。

さて、裏庭の菜園では、ボクらには全く意味のない野菜がニョキニョキと育っています。

眩しいからあまり見上げないようにしている空には、モクモクとでっかい雲が泳いでいます。

先日ちょっと変な匂いがするムール貝を食べてしまったとーちゃんは、慌ててこんな飲み物を作っていました。
生姜湯に前庭からむしり取ってきた青紫蘇を入れたやつです。
漢方師の知恵ってやつでしょうか?

さて、昨日はとーちゃんの56回目の誕生日でした。
ちょうどとーちゃんの両親がマンハッタンに滞在してたので、みんなでお祝いしようということになりました。
かーちゃんととーちゃんの息子Tと1年半も前に挙式を済ませたのに、滞在ビザの取得に8ヶ月も待たされていたフィアンセTちゃんが、やっとのやっとビザを手に入れて渡米できたお祝いも兼ねて、6人でディナーです。
こういう場合、ボクらは全然楽しくありません。
変な時間に食べさせられて、けれどもちょっと物足りなくて、その後2人が帰ってくるまで延々待たされるからです。
そういう晩はイライラが募って取っ組み合いをしたり追いかけっこしたり、しょうがないからふて寝したりして過ごします。
まあでも、ひとりぼっちで留守番しなければならなかった先住猫のショーティよりはマシかもしれないんだけど、彼女に聞くことはできないから本当のところはわかりません。

とーちゃんたちはマンハッタンに行くのが久しぶり過ぎて、リンカーントンネル辺りの名物渋滞のことをすっかり忘れていたようです。
トンネル直前のスロープで車が止まってしまい、街の方を観ると…。

かーちゃんが大好きなエンパイアステートビルディングが、島の東側に新しく建てられたノッポビルに隠れて、ほとんど見えなくなっていました。
なんじゃこれは!とかあちゃんは大騒ぎしたのだそうです。

ボクらが生まれた街(空はクィーンズ、海はマンハッタン)は、コロナ禍以前の姿に戻りつつあるようです。



ダコタハウスのお隣が今日の目的地。


おまけ
ずっとずっと娘が欲しかったかあちゃんに、念願の娘ができました。
そのTちゃんがかあちゃんと一緒に初めて作ったお味噌を、T&T夫妻に小分けして届けてやろうと、かあちゃんは地下室から壷を運んできて、2年と4ヶ月ぶりに蓋を開けました。

重しの塩に溜り醤油が染み込んでいます。

塩の下はこんな感じ。
ああなんて美しいんやろ…と言いながら、かあちゃんはクンクン匂いを嗅いでいました。
全くカビが無いのもすごい!

2年4ヶ月もののお味噌です。
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