ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

必殺仕置き人

2008年10月11日 | お家狂想曲
ブッシュ政権は、大ウソついて戦争を始めた。
町を破壊し、市民を殺し、動物も植物も殺し、双方の兵隊もいっぱい死んだ。
わたしゃてっきり、戦犯扱いになって、弾劾されると思ってた。

ブッシュ政権は、ええ加減でウソばっかりの金儲けに走り続けた。
世界中に金融不安が広がり、多くの人々が路頭に迷い、大混乱に陥った。
わたしゃてっきり、被害を被った国々が団結して、直接の原因を作った機関なり会社なりを突き止めて、訴えを起こすと思ってた。

こんな酷い、愚かな政権は、半世紀生きてきて、見たことがない。
なのに、どうして無事に、あと4週間もしたら、
「はい、じゃ、あとのことよろしくね」と、
すました顔して堂々と辞めることができるのだろう。

バチが当たらないなんて、どうしても納得できない。
『アメリカ史上最低の大統領』なんて汚名だけでは全然足りない。
彼と、彼を取り巻いてきた強欲で利己的で恥知らずな男や女を、戦場の、第一線の先頭に立たせてやりたい。
彼らの所有する豪邸の数々と別荘、そして彼らが今までに謳歌してきた贅沢と快楽のすべてを取り上げ、
刑務所じゃなく(どうせ彼らは刑務所といっても特別室に入れられるのだから)、ホームレスのシェルターに入れ、
寒空のもと、その日の食事や寝る場所のために長い長い列に並び、それでも運が悪かったらありつけない毎日を送らせたい。

ほんとうに、どうして誰も、彼らが普通に辞められるのを止められないのだろう。
それはやっぱり、このわたしのように、こんなところでブツブツ文句を並べているだけで、一向に行動に移そうとしない、
だって自分の生活も大事なんだもん、なんて言い訳してる人間が多いからだろうか。
それとも、ブラックジョークでもなんでもなくて、彼らが正しいと信じている人間が多いからだろうか。

こうなったらもう、必殺仕置き人に頼むしかないのかなあ。
そういや、仕置き人に鍼灸師がいたような……。頼もかなあ……。
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