ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ザワークラウト

2008年11月10日 | ひとりごと
わたしが作るのは、なんの変哲もない、日本のおばあちゃんがよく作りそうなお惣菜。
それももちろん美味しくいただいているのだけれど、続くとやっぱり飽きてしまいます。
ありがたいことに、旦那はなかなかの多国籍料理好き。
しかも、わたしのように、知っている料理をタラタラと繰り返すのではなく、新しい料理に挑戦するのが楽しいようです。

今夜は、友人のドイツ人ウーヴェ氏のブログレシピによる、ザワークラウトとソーセージのコンビネーションです。
ザワークラウトというのはキャベツの漬け物。めちゃんこ酸っぱいのだけれど、酢は一切使われていません。
繊切りしたキャベツを、塩水と香辛料とともに瓶に入れ、そのままある一定の温度を保ちながら保存するのですが、その過程に発生する乳酸発酵が、その強烈な酸っぱさのもとになるそうな。

わたしは初め、このザワークラウトの匂いと酸っぱさが苦手でした
キツい匂いを好まない母の影響を受けたのか、その種の食べ物や香辛料が今だに苦手な方で、
アメリカンの間ではアイドル的なシナモンも、今はやっと特定のものぐらいは口に入れられるようになったけれど、それでもまだまだ修行中のような状態です。

そんなわたしが、どうしていただけるのか。
それはなんといっても、一緒に煮込むソーセージやハムの美味しさです。
今日旦那は、この料理を作るために、わざわざポーランド食材を売っているお店に買い物に行きました。
そのマーケットだけが、この手作りのザワークラウトを量り売りしてくれるからです。
ところが今日は日曜日で、彼が知っている店の2件ともがお休み。万事休すと諦めかけていた時、
その地域の一画に、スパニッシュ&ポーリッシュという看板が目に入り行ってみると、やった~!ありました
美味しそうな薫製ソーセージも、お店の天井からブ~ラブラ。




ってんで、めでたく今夜のお鍋が出来上がりました。

↓以下は、ウーヴェ氏のサイトのレシピ写真の転載です。




ご飯かわりに、おっきなじゃがいもを皮付きで茹で、それをいただきます。

久しぶりに家にずっと居た息子Kも一緒に、料理に使ったリースリングという白ワインで乾杯しました。
ウーヴェは今、このリースリングワインに凝っていて、その気持ちが乗じてブログを立ち上げたそうな。
今年の6月に、息子ヨハンのお父さんになったばかりのウーヴェ。
アフリカンアメリカンのケリーと一緒にスタテンアイランドにある、とてもチャーミングな家に住んでいます。

また遊びに行こうかな。
あの2人にとても逢いたくなりました。あ、可愛い赤ちゃんヨハンにも。


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