とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

快勝! ブリッツェン

2009-02-08 17:53:37 | 殿堂馬
8日(日)東京5R 3歳未勝利(芝1600m)に蛯名正義騎手で出走したブリッツェンは見事1着でした。

いやぁ、やりました!レース前はいろいろな不安要素ばかり気になって少し弱気になっていましたが、今日の走りはそれを全部吹き飛ばしてくれるほど素晴しいものでした。まずは好スタートを決めて先行集団の後ろへ。そのままじっくり折り合って直線へ向かい、一瞬前が塞がったかに見えたものの、残り400m付近で追い出されるとやや外目の間隙をキッチリと抜け出しそのまま伸びて先頭ゴール、まさに横綱相撲でした。

レースが終わってみると、9.1倍の3番人気とは思えないほど他の馬とは力が違った印象です。捻挫明け久々のレースで初めての1600mだった事も、このところソエを気にしていた事も、まとめてあっさりと能力で克服してくれたわけですから。

レース後の公式HPから、蛯名騎手と二ノ宮調教師のコメント(いずれも抜粋)です。
「ここでは力が違った感じ。道中はソエの影響か少し下を気にしていたものの、何とか大丈夫でした。まだ緩いところがあるように、きっと晩成型なのでしょう。それでもこれだけの競馬をしてくれるのですから強いですよね。」(蛯名騎手)
「東京は芝のコンディションが良く、何とかソエの影響をカバーすることができました。それに鞍上もうまく乗ってくれましたよね。レースに集中しきれておらず、ソエの問題もありますので、このあとは放牧で一息入れて、じっくり進めていきたいと思います。まだまだこれからの馬ですよ」(二ノ宮調教師)

もう何度も書いていますが、この馬の本領発揮は秋以降。蛯名騎手も二ノ宮調教師も判ってくれているみたいで心強いです。こういう素質があって幼いところが残っている馬は、休ませる(成長を促す)時と鍛える時のオンオフをはっきりさせてあげるのが良いという事なのでしょうね。

どちらにしても、期待の素質馬がようやく初勝利を飾りました。彼の洋々たる前途に思いを馳せながら今夜は祝杯を挙げたいと思います。
(写真はRICOH R10で撮影)
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まさかの3着! スプラッシュエンド

2009-02-08 17:14:19 | 引退馬
8日(日)東京1R 3歳未勝利(ダ1300m)に横山典弘騎手で出走したスプラッシュエンドは3着でした。

好スタートから5、6番手の内を追走するも、大外から一気にハナを切った人気薄のユウキハングリーが後続をグングン突き放し、2番人気のコロナループがそれを追う展開。直線を向いてようやく外に持ち出し追走開始したものの、前を行く2頭を捕らえきれず、3着での入線でした。

1.4倍の断然の一番人気に支持されてパドックでも落ち着いた気配。「今日はどんな勝ちかたをしてくれるかなぁ」などと思いながらのライブ観戦でした。正直言ってまさかの3着という感覚です。レースについては、スタートは良かったものの、やや大事に行き過ぎた感じでポジションが悪くなり、その結果4コーナーまでに離され過ぎたように見えました。ビュッと切れる足を使うタイプではないので、やはりもう少し前につけて直線先頭、といった競馬が良かったかもしれません。騎乗した横山典騎手も「先々走ってくる馬」と言ってくれていますが、どんな展開になっても勝ち切る力はまだついていない、という事でしょう。

レース後の公式HP情報によると鹿戸調教師は次のように話しています。
「結果論ですが、ちょっと大事に乗りすぎた感じですかね。もう少し前を追いかけてもよかったような気がしますが、逃げていた馬は明らかに人気薄でしたから…。今日はまんまと逃げ残られてしまいました。出せば人気になる馬ですし、このあとも使い急がず、第2回中山開催(2/28~)まで厩舎で待機。ダート1200m戦にむかいましょう」(抜粋)

鹿戸調教師とはこの馬で初めてのお付き合いになりますが、感覚や感想が私と近いので安心できます。(もっとも、あちらはプロでこっちは素人、鹿戸調教師にしてみれば大きなお世話でしょうが。)今日は1.4倍の一番人気を生かせませんでしたが、クラシックを狙うタイプでもないので、慌てずじっくり構えて将来大きな花を咲かせて欲しいと思います。
(写真はRICOH R10で撮影)
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする