予想王TV@SANSPO.COM『【桜花賞】桜の女王はハープ!衝撃のごぼう抜き』
第74回桜花賞(3歳牝、G1、芝1600m、1~4着馬にオークス優先出走権)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気ハープスター(栗東・松田博資厩舎)が大外から差し切って人気に応え、1つ目のG1タイトルを手にした。タイムは1分33秒3(良)。
レースは伏兵フクノドリームが大逃げ。ハイペースでぐんぐん飛ばして後続を大きく突き放す。2番手にコーリンベリー、ニホンピロアンバーなどが続き、ハープスターは最後方からのレース。直線に向いてもハープスターはとても届きそうにない最後方だったことから場内は騒然となる。しかし、直線半ばからエンジンがかかると力強い伸び。ひと足先に抜け出したレッドリヴェールをゴール前できっちり差し切った。2着は2番人気のレッドリヴェール。3着は5番人気のヌーヴォレコルトだった。
ハープスターは、父ディープインパクト、母ヒストリックスター、母の父ファルブラヴという血統。通算成績は5戦4勝。重賞は新潟2歳S、チューリップ賞に次いで3勝目。松田博資調教師はベガ、ブエナビスタ、マルセリーナに次いで桜花賞4勝目。川田将雅騎手は初勝利。
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いやぁ、驚きました。あの位置から競馬をして上がり3Fが32.9秒。
強い馬なのはわかっていましたが、競走馬にとって最も重要で基本的な能力、「速く走れと指示されたときに速く走る」ことに関して、これほど優れている馬も珍しいですね。
阪神JFではレッドリヴェールにハナ差届きませんでしたが、あのレースも実質的には差し切っていたようなもの。今日はそのことを改めて証明して見せたレースと言って良いでしょう。素晴らしかったですm(_ _)m
さて、ハープスターはこの後どうするんでしょうか。
おそらく次走はオークスでしょうが、そのあとは3歳牝馬にして凱旋門賞挑戦というプランも囁かれています。
これだけ派手な勝ち方をしてしまうと、最後方から大外一気という極端な競馬から抜け出せなくなるのが心配ですが、とにかく未来に大きな夢が拡がる勝利だったのは間違いないと思います。
一方、2着のレッドリヴェールもやはり強かった。
阪神JFからのぶっつけ本番がどうかと思いましたが、増減なしのコンパクトな馬体ははちきれんばかり。ソツの無いレース運びで抜け出したのは完全な勝ちパターンでしたが、あれで差し切られてしまうのでは仕方がありません。
こう言っては何ですが、同じ世代にハープスターがいたのが不運なんでしょうねぇ。
ちなみにレッドリヴェール陣営には、次走ダービー挑戦のプランもあるようですが、今日の敗戦が次走の選択に何らかの影響を与えたりするのでしょうか。。
今年は牡馬勢に絶対の中心馬がおらず、確かにダービー制覇に色気が出る気持ちもわかりますが、3歳春の牡馬との2400m戦はそれほど甘いものではない気もしますし、「それでもハープスターとやるよりは楽」という考え方もあるかもしれませんし…。
まあ、いずれにしても、そのあたりは外野がとやかく言う話ではないのでしょうね(^_^;)
■4/13阪神11R 桜花賞(3歳牝・G1・芝1600m)・良
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第74回桜花賞(3歳牝、G1、芝1600m、1~4着馬にオークス優先出走権)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気ハープスター(栗東・松田博資厩舎)が大外から差し切って人気に応え、1つ目のG1タイトルを手にした。タイムは1分33秒3(良)。
レースは伏兵フクノドリームが大逃げ。ハイペースでぐんぐん飛ばして後続を大きく突き放す。2番手にコーリンベリー、ニホンピロアンバーなどが続き、ハープスターは最後方からのレース。直線に向いてもハープスターはとても届きそうにない最後方だったことから場内は騒然となる。しかし、直線半ばからエンジンがかかると力強い伸び。ひと足先に抜け出したレッドリヴェールをゴール前できっちり差し切った。2着は2番人気のレッドリヴェール。3着は5番人気のヌーヴォレコルトだった。
ハープスターは、父ディープインパクト、母ヒストリックスター、母の父ファルブラヴという血統。通算成績は5戦4勝。重賞は新潟2歳S、チューリップ賞に次いで3勝目。松田博資調教師はベガ、ブエナビスタ、マルセリーナに次いで桜花賞4勝目。川田将雅騎手は初勝利。
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いやぁ、驚きました。あの位置から競馬をして上がり3Fが32.9秒。
強い馬なのはわかっていましたが、競走馬にとって最も重要で基本的な能力、「速く走れと指示されたときに速く走る」ことに関して、これほど優れている馬も珍しいですね。
阪神JFではレッドリヴェールにハナ差届きませんでしたが、あのレースも実質的には差し切っていたようなもの。今日はそのことを改めて証明して見せたレースと言って良いでしょう。素晴らしかったですm(_ _)m
さて、ハープスターはこの後どうするんでしょうか。
おそらく次走はオークスでしょうが、そのあとは3歳牝馬にして凱旋門賞挑戦というプランも囁かれています。
これだけ派手な勝ち方をしてしまうと、最後方から大外一気という極端な競馬から抜け出せなくなるのが心配ですが、とにかく未来に大きな夢が拡がる勝利だったのは間違いないと思います。
一方、2着のレッドリヴェールもやはり強かった。
阪神JFからのぶっつけ本番がどうかと思いましたが、増減なしのコンパクトな馬体ははちきれんばかり。ソツの無いレース運びで抜け出したのは完全な勝ちパターンでしたが、あれで差し切られてしまうのでは仕方がありません。
こう言っては何ですが、同じ世代にハープスターがいたのが不運なんでしょうねぇ。
ちなみにレッドリヴェール陣営には、次走ダービー挑戦のプランもあるようですが、今日の敗戦が次走の選択に何らかの影響を与えたりするのでしょうか。。
今年は牡馬勢に絶対の中心馬がおらず、確かにダービー制覇に色気が出る気持ちもわかりますが、3歳春の牡馬との2400m戦はそれほど甘いものではない気もしますし、「それでもハープスターとやるよりは楽」という考え方もあるかもしれませんし…。
まあ、いずれにしても、そのあたりは外野がとやかく言う話ではないのでしょうね(^_^;)
■4/13阪神11R 桜花賞(3歳牝・G1・芝1600m)・良
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急遽引退が決まったスプラッシュエンドの引退通知が届きました。
そして、先日引退が決定した日に書いた記事に対して、なんと、ずっとスプラッシュエンドを担当してこられた鹿戸厩舎の青山厩務員からコメントを頂きました。
コメントは大変ご丁寧な内容で恐縮するばかりなのですが、それだけでなく、ありがたいことにスプラッシュエンドの行き先についても触れられていました。スプラッシュエンドがこの先どこで過ごすのか、もしかしたら気にしている方がいるかもしれませんので、あえてこの場で紹介をしておこうと思います。
◇青山厩務員から頂いたコメント
「スプラッシュエンド号の担当厩務員の青山です。本日をもってスプラッシュエンドが競走馬として引退になりました。応援、支えていただき感謝いたします。今後、三木ホースランドパークにて乗馬生活を送ることになる予定です。脚部不安ですが、現状で快方にむかっております。
スプラッシュエンドはスクリーンヒーローやエフティマイア等の先輩馬に鍛え上げられ、厩舎の一期生として次世代のバトンを受け継いできたと思っています。近年は成績はふるいませんでしたが、スマートオリオンやサンタクローチェ等の後輩馬達の一緒に稽古した馬達に、次へのバトンを渡せたのではないかと思います。今後、厩舎の馬達の競走している姿にスプラッシュエンドの影を感じていただければ嬉しく思います。
スプラッシュエンドを応援していただきありがとうございました。できれば、これからの乗馬生活も応援していただければ幸いです。ありがとうございました。」
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三木ホースランドパークはJRAと三木市が合同で開苑した馬事公苑で、馬術競技施設や宿泊施設、キャンプ場なども備えているそうです。
場所が兵庫県なので、関東在住の私は気軽に会いに行くわけにはいきませんが、スプラッシュエンドが立派な施設でこのあとの馬生を過ごせることになったのは何よりですね。
元来、頭がいい馬ですし、きっと立派な乗馬になって、多くの人たちを楽しませてくれるのではないでしょうか(^_^)
*青山厩務員様、本当にありがとうございましたm(_ _)m
三木ホースランドパーク http://www.miki-hlp.or.jp/index.shtml
三木市別所町高木三木ホースランドパーク
フリーダイヤル:0120-816-892 / FAX:0794-83-8081
さて、スプラッシュエンドについて簡単に触れておきたいのですが、私がこの馬に出資を決めたのは2歳時にOCDによる骨片除去手術を受けた後です。元々出資馬検討については優柔不断な私ですが(^^ゞ、手術経験のある馬に出資をするかどうかについて、素人なりに随分アレコレ考えたことを憶えています。
出資の決め手は母であるシトラスフレーバーの血統が好み(というか、牝系にラムタラがある馬に興味があって…)だったこと、そして、プリサイスエンドの産駒を狙っていたこと、この2点が大きかったと思います。
デビューしてからのことを書き出すとキリがありませんが、あえて思い出のレースをひとつ挙げるとしたら、やはり初勝利を飾った中山の未勝利戦でしょうか。
(袖ヶ浦特別もアクアマリンSも素晴らしいレースでしたが、初勝利というのは特別なもので(^_^))
あのレースは1番人気のケージーコガネという馬が、デビュー後2、3、2、2着ときていて単勝が1.8倍。スプラッシュエンドはデビュー後4、2、3着ときていて4戦目、単勝2.9倍の2番人気でした。
単勝1.8倍の馬との一騎打ちですし、デビュー後3戦は(内容はいいものの)今ひとつ決め手に欠けるレースが続いていましたから、レース前は結構不安があったはずですが、当時のブログを見返すと、割と強気なことを書いてたりしますね(^_^;)
一騎打ち・http://blog.goo.ne.jp/mazumatic/e/4ee69384c2c3d9c6a1f8882600ef90ef
快勝!スプラッシュエンド・http://blog.goo.ne.jp/mazumatic/e/8c024cf0ca40d386816f4326a1579619
いずれにしても、あの日の勝利からスプラッシュエンドの長い戦いが幕を開けたわけですが、体質の弱さ、特に爪の弱さと付き合いながらも、大敗をも糧にして少しずつ力をつけていってくれた姿には本当に頭が下がる思いです。
結局スプラッシュエンドは28戦して4勝、じわじわとクラスを上げてオープン馬になってくれました。
もともとクラシック云々とは縁のない馬ではありましたが、振り返ってみれば、出資するときに私が考えた以上の素晴らしい経験をさせてもらうことが出来たと思っています。
スプラッシュエンドのような馬に出資出来たのは、私にとっては大変な幸運でした。
そして、そう思えるのも青山厩務員や鹿戸調教師をはじめ、本馬に関わったすべての皆様のおかげだと思います。
本当にありがとうございました。
スプラッシュエンドは今8歳ですが、同期生のブリッツェンがまだ現役で頑張っています。
競走馬は遅かれ早かれ引退をしていきますが、現役である以上、どの馬にも元気いっぱい、いい状態でレースをして欲しいものです。これからは、ブリッツェンにスプラッシュエンドの分も含めて頑張ってもらいたいと思います(^_^)
スプラッシュエンド
2006/4/24 浦河産
父:プリイサイスエンド、母:シトラスフレーバー(母父ラムタラ)
通算成績:28戦4勝、2着4回(初勝利2009/2/28)
主な勝ち鞍:アクアマリンステークス、袖ヶ浦特別
募集総額:1,155万円
獲得賞金:6,836万円
長い間お疲れ様でした、まずはゆっくり休んでください(^_^)/~
【4/6ダービー卿CTでのスプラッシュエンド : 公式HPより】
*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの記事・写真転載の許可を頂いています。
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そして、先日引退が決定した日に書いた記事に対して、なんと、ずっとスプラッシュエンドを担当してこられた鹿戸厩舎の青山厩務員からコメントを頂きました。
コメントは大変ご丁寧な内容で恐縮するばかりなのですが、それだけでなく、ありがたいことにスプラッシュエンドの行き先についても触れられていました。スプラッシュエンドがこの先どこで過ごすのか、もしかしたら気にしている方がいるかもしれませんので、あえてこの場で紹介をしておこうと思います。
◇青山厩務員から頂いたコメント
「スプラッシュエンド号の担当厩務員の青山です。本日をもってスプラッシュエンドが競走馬として引退になりました。応援、支えていただき感謝いたします。今後、三木ホースランドパークにて乗馬生活を送ることになる予定です。脚部不安ですが、現状で快方にむかっております。
スプラッシュエンドはスクリーンヒーローやエフティマイア等の先輩馬に鍛え上げられ、厩舎の一期生として次世代のバトンを受け継いできたと思っています。近年は成績はふるいませんでしたが、スマートオリオンやサンタクローチェ等の後輩馬達の一緒に稽古した馬達に、次へのバトンを渡せたのではないかと思います。今後、厩舎の馬達の競走している姿にスプラッシュエンドの影を感じていただければ嬉しく思います。
スプラッシュエンドを応援していただきありがとうございました。できれば、これからの乗馬生活も応援していただければ幸いです。ありがとうございました。」
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三木ホースランドパークはJRAと三木市が合同で開苑した馬事公苑で、馬術競技施設や宿泊施設、キャンプ場なども備えているそうです。
場所が兵庫県なので、関東在住の私は気軽に会いに行くわけにはいきませんが、スプラッシュエンドが立派な施設でこのあとの馬生を過ごせることになったのは何よりですね。
元来、頭がいい馬ですし、きっと立派な乗馬になって、多くの人たちを楽しませてくれるのではないでしょうか(^_^)
*青山厩務員様、本当にありがとうございましたm(_ _)m
三木ホースランドパーク http://www.miki-hlp.or.jp/index.shtml
三木市別所町高木三木ホースランドパーク
フリーダイヤル:0120-816-892 / FAX:0794-83-8081
さて、スプラッシュエンドについて簡単に触れておきたいのですが、私がこの馬に出資を決めたのは2歳時にOCDによる骨片除去手術を受けた後です。元々出資馬検討については優柔不断な私ですが(^^ゞ、手術経験のある馬に出資をするかどうかについて、素人なりに随分アレコレ考えたことを憶えています。
出資の決め手は母であるシトラスフレーバーの血統が好み(というか、牝系にラムタラがある馬に興味があって…)だったこと、そして、プリサイスエンドの産駒を狙っていたこと、この2点が大きかったと思います。
デビューしてからのことを書き出すとキリがありませんが、あえて思い出のレースをひとつ挙げるとしたら、やはり初勝利を飾った中山の未勝利戦でしょうか。
(袖ヶ浦特別もアクアマリンSも素晴らしいレースでしたが、初勝利というのは特別なもので(^_^))
あのレースは1番人気のケージーコガネという馬が、デビュー後2、3、2、2着ときていて単勝が1.8倍。スプラッシュエンドはデビュー後4、2、3着ときていて4戦目、単勝2.9倍の2番人気でした。
単勝1.8倍の馬との一騎打ちですし、デビュー後3戦は(内容はいいものの)今ひとつ決め手に欠けるレースが続いていましたから、レース前は結構不安があったはずですが、当時のブログを見返すと、割と強気なことを書いてたりしますね(^_^;)
一騎打ち・http://blog.goo.ne.jp/mazumatic/e/4ee69384c2c3d9c6a1f8882600ef90ef
快勝!スプラッシュエンド・http://blog.goo.ne.jp/mazumatic/e/8c024cf0ca40d386816f4326a1579619
いずれにしても、あの日の勝利からスプラッシュエンドの長い戦いが幕を開けたわけですが、体質の弱さ、特に爪の弱さと付き合いながらも、大敗をも糧にして少しずつ力をつけていってくれた姿には本当に頭が下がる思いです。
結局スプラッシュエンドは28戦して4勝、じわじわとクラスを上げてオープン馬になってくれました。
もともとクラシック云々とは縁のない馬ではありましたが、振り返ってみれば、出資するときに私が考えた以上の素晴らしい経験をさせてもらうことが出来たと思っています。
スプラッシュエンドのような馬に出資出来たのは、私にとっては大変な幸運でした。
そして、そう思えるのも青山厩務員や鹿戸調教師をはじめ、本馬に関わったすべての皆様のおかげだと思います。
本当にありがとうございました。
スプラッシュエンドは今8歳ですが、同期生のブリッツェンがまだ現役で頑張っています。
競走馬は遅かれ早かれ引退をしていきますが、現役である以上、どの馬にも元気いっぱい、いい状態でレースをして欲しいものです。これからは、ブリッツェンにスプラッシュエンドの分も含めて頑張ってもらいたいと思います(^_^)
スプラッシュエンド
2006/4/24 浦河産
父:プリイサイスエンド、母:シトラスフレーバー(母父ラムタラ)
通算成績:28戦4勝、2着4回(初勝利2009/2/28)
主な勝ち鞍:アクアマリンステークス、袖ヶ浦特別
募集総額:1,155万円
獲得賞金:6,836万円
長い間お疲れ様でした、まずはゆっくり休んでください(^_^)/~
【4/6ダービー卿CTでのスプラッシュエンド : 公式HPより】
*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの記事・写真転載の許可を頂いています。
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