先週は徳山から小倉、博多と出張でまわってきました。
朝は新幹線で徳山まで4時間半、その後は新幹線と在来線を乗り継いで移動して、博多で一泊して翌日に羽田にもどるルートでした。 となると、このブログで取り上げるべきネタはただひとつ、博多での晩ご飯のお話です(^^ゞ
この日にお邪魔をしたのは、創業昭和28年という老舗中の老舗、モツ料理のかわ乃さんです。
博多出張は昨年の10月以来。 その時は確か、玄界灘のイカや関サバ、鯛茶漬けなどを食べたんですよね。
それはそれですごく美味しかったのですが、今回はあえて基本に立ち返って、『今夜はモツ鍋っすかね?』、『まあ、そんなところっすかね!』、みたいな会話の末のかわ乃さん訪問でした。
ということで、落ち着いた店内の個室に案内されると、まずは生ビールで喉を潤します。

モツ鍋を注文する前に、酢モツと明太子でウォーミングアップ!


モツ料理で長い間勝負をしてきただけあって、酢モツはとても美味しかったです。
湯引きをしたモツは臭みなどなく、適度な弾力があって柔らかい。
ポン酢の酸味が程よいので、モツらしい脂の甘みも味わえます。
一方の明太子ですが、これも大変よくできていました。
辛さ控えめな生明太子なのは新鮮な証拠。
塩分も控えめで健康的な感じがしますし、卵の濃厚な旨みが味わえるのが嬉しいです。
ちなみに、この明太子は四切れあったのですが、この日の相方が撮影前にひとつ食べてしまいました(^_^;
こちらは九州の定番、鉄鍋一口餃子です。

鉄鍋でパリっとするまで焼いてあるのが特徴で、餡はふんわり柔らかい。
味はきわめてオーソドックスですから、誰もが安心して頼める餃子でしょう。
そうこうしているうちに、メインのモツ鍋が登場します。

かわ乃さんでは、醤油味、味噌味、和風だしの三種類のモツ鍋があります。
説明によれば、昭和28年創業当時に一番近いのは醤油味で、これが伝統的なモツ鍋だそうです。
その後、味噌味がメニューに追加され、和風だしが一番最近に開発されたとのこと。 初訪問である我々は、当然ながら“伝統の醤油味”を注文しました。(豆腐はデフォルトでなく追加しています)
鍋は下処理、下調理をしてありますので、ぐつぐつ煮えて、ニラがしんなりすればもう食べられます。


最近のモツ鍋屋さんでは、白腸系のモツだけを入れて柔らかモツを強調しているパターンも多いですが、かわ乃さんはさすがに老舗だけあって、モツの様々な部位が鍋に投入されています。 これは好みの問題もあるので何とも言えませんが、昔ながらのモツ鍋には、こういう様々な部位が入っているごった煮感があるんですよね。
はい、モツは全く臭みがない新鮮なもので、あっさりなのに実は濃い目の醤油ダシと良く合っていたと思います(^^)
モツが美味しかったので、鉄板焼きも試してみました。

タレを絡めて焼いてあるモツ、これはかなりのハイレベルでした。
様々な部位が使われているのは鍋と一緒で、いかにも昔ながらのモツ焼きなのですが、少し甘めのタレが抜群に美味しいので、今風のおしゃれな店で出てきても何の不思議さも感じないかもしれません。
それでですね、この日の我々は、実はお昼ご飯を食べそびれておりまして、非常にお腹が空いていたのです。
そこで発動された作戦がコチラ…

はい、モツ鍋味噌味も食べてみる!でした(^^ゞ

味噌味のモツ鍋は、これはこれでとてもいい感じでした。
味噌味のダシは濃過ぎず薄過ぎず。 古くから続いているお店だけあって、奇を衒うような特徴はないですが、とてもバランス良くまとまっている味噌モツ鍋だと思いました。
はい、濃過ぎないので、二種類目の鍋なのに、あっという間に完食してしまいました(^^)
ここまで来たら、あとはシメの炭水化物です。
今回は、あらかじめお店にキープしてもらっていた、先ほどの醤油ダシでチャンポン麺を頂きました。

実はですね、噂によれば、モツ鍋のシメにチャンポン麺を入れるというのは、かわ乃さんが発祥なのだそう。 そうと知ってしまうともう雑炊を頼むわけにもいかず、自動的にチャンポン麺を選択してしまいました。
しかも、味噌ダシではなく、伝統の醤油味で食べるのが本筋のような気がしまして。。
で、肝心の味ですが、これは伝統とか発祥とかに関わらず、間違いなく美味しいと思います。

醤油だしを吸ったチャンポン麺は少しふっくらとして、伸びたようでも伸びてはいない、きちんとコシが残っていてさすがの美味しさです。 醤油ダシとの相性も良く、まずはこの組み合わせで試すのがいいでしょう。
やはり昭和の味、まだまだ捨てたものではありません\(^O^)/
チャンポン麺を食べきって、我々一行はかわ乃さんをあとにしました。
地理不案内ながらも何とか中洲交番付近にたどり着き、そして…
あ、ちょうど時間になりました。
その後の行動については、機会があれば紹介したいと思いますm(_ _)m
もつ料理 かわ乃 博多店
福岡市博多区祇園町6-34
050-5868-7199(予約専用)
092-262-5210(問合せ専用)

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朝は新幹線で徳山まで4時間半、その後は新幹線と在来線を乗り継いで移動して、博多で一泊して翌日に羽田にもどるルートでした。 となると、このブログで取り上げるべきネタはただひとつ、博多での晩ご飯のお話です(^^ゞ
この日にお邪魔をしたのは、創業昭和28年という老舗中の老舗、モツ料理のかわ乃さんです。
博多出張は昨年の10月以来。 その時は確か、玄界灘のイカや関サバ、鯛茶漬けなどを食べたんですよね。
それはそれですごく美味しかったのですが、今回はあえて基本に立ち返って、『今夜はモツ鍋っすかね?』、『まあ、そんなところっすかね!』、みたいな会話の末のかわ乃さん訪問でした。
ということで、落ち着いた店内の個室に案内されると、まずは生ビールで喉を潤します。

モツ鍋を注文する前に、酢モツと明太子でウォーミングアップ!


モツ料理で長い間勝負をしてきただけあって、酢モツはとても美味しかったです。
湯引きをしたモツは臭みなどなく、適度な弾力があって柔らかい。
ポン酢の酸味が程よいので、モツらしい脂の甘みも味わえます。
一方の明太子ですが、これも大変よくできていました。
辛さ控えめな生明太子なのは新鮮な証拠。
塩分も控えめで健康的な感じがしますし、卵の濃厚な旨みが味わえるのが嬉しいです。
ちなみに、この明太子は四切れあったのですが、この日の相方が撮影前にひとつ食べてしまいました(^_^;
こちらは九州の定番、鉄鍋一口餃子です。

鉄鍋でパリっとするまで焼いてあるのが特徴で、餡はふんわり柔らかい。
味はきわめてオーソドックスですから、誰もが安心して頼める餃子でしょう。
そうこうしているうちに、メインのモツ鍋が登場します。

かわ乃さんでは、醤油味、味噌味、和風だしの三種類のモツ鍋があります。
説明によれば、昭和28年創業当時に一番近いのは醤油味で、これが伝統的なモツ鍋だそうです。
その後、味噌味がメニューに追加され、和風だしが一番最近に開発されたとのこと。 初訪問である我々は、当然ながら“伝統の醤油味”を注文しました。(豆腐はデフォルトでなく追加しています)
鍋は下処理、下調理をしてありますので、ぐつぐつ煮えて、ニラがしんなりすればもう食べられます。


最近のモツ鍋屋さんでは、白腸系のモツだけを入れて柔らかモツを強調しているパターンも多いですが、かわ乃さんはさすがに老舗だけあって、モツの様々な部位が鍋に投入されています。 これは好みの問題もあるので何とも言えませんが、昔ながらのモツ鍋には、こういう様々な部位が入っているごった煮感があるんですよね。
はい、モツは全く臭みがない新鮮なもので、あっさりなのに実は濃い目の醤油ダシと良く合っていたと思います(^^)
モツが美味しかったので、鉄板焼きも試してみました。

タレを絡めて焼いてあるモツ、これはかなりのハイレベルでした。
様々な部位が使われているのは鍋と一緒で、いかにも昔ながらのモツ焼きなのですが、少し甘めのタレが抜群に美味しいので、今風のおしゃれな店で出てきても何の不思議さも感じないかもしれません。
それでですね、この日の我々は、実はお昼ご飯を食べそびれておりまして、非常にお腹が空いていたのです。
そこで発動された作戦がコチラ…

はい、モツ鍋味噌味も食べてみる!でした(^^ゞ

味噌味のモツ鍋は、これはこれでとてもいい感じでした。
味噌味のダシは濃過ぎず薄過ぎず。 古くから続いているお店だけあって、奇を衒うような特徴はないですが、とてもバランス良くまとまっている味噌モツ鍋だと思いました。
はい、濃過ぎないので、二種類目の鍋なのに、あっという間に完食してしまいました(^^)
ここまで来たら、あとはシメの炭水化物です。
今回は、あらかじめお店にキープしてもらっていた、先ほどの醤油ダシでチャンポン麺を頂きました。

実はですね、噂によれば、モツ鍋のシメにチャンポン麺を入れるというのは、かわ乃さんが発祥なのだそう。 そうと知ってしまうともう雑炊を頼むわけにもいかず、自動的にチャンポン麺を選択してしまいました。
しかも、味噌ダシではなく、伝統の醤油味で食べるのが本筋のような気がしまして。。
で、肝心の味ですが、これは伝統とか発祥とかに関わらず、間違いなく美味しいと思います。

醤油だしを吸ったチャンポン麺は少しふっくらとして、伸びたようでも伸びてはいない、きちんとコシが残っていてさすがの美味しさです。 醤油ダシとの相性も良く、まずはこの組み合わせで試すのがいいでしょう。
やはり昭和の味、まだまだ捨てたものではありません\(^O^)/
チャンポン麺を食べきって、我々一行はかわ乃さんをあとにしました。
地理不案内ながらも何とか中洲交番付近にたどり着き、そして…
あ、ちょうど時間になりました。
その後の行動については、機会があれば紹介したいと思いますm(_ _)m
もつ料理 かわ乃 博多店
福岡市博多区祇園町6-34
050-5868-7199(予約専用)
092-262-5210(問合せ専用)

