デイリー杯2歳Sで5着となったカイザーノヴァの関係者コメントです。
◇坂井騎手のコメント 「高速馬場で前が止まらない競馬が続いていましたし、ゲートを出てくれましたので、そのままあのポジションから運んで行きました。結果的にはこの馬場がこたえて脚を溜めることができませんでしたが、最後も止まっているわけではありませんからね。道中で何回も手前を替えていましたし、その辺りの幼さが解消してくればもっと反応できるようになり、際どい競馬になってくると思います」
◇矢作調教師のコメント 「本馬には不向きな高速馬場でしたね。それでも暮れの本番まで中4週ありますし、力が要る馬場になれば、まだやれると思っています。今日は高速馬場に泣かされました」
◆クラブのコメント 「ゲートが良すぎて前々の競馬となり展開も厳しくなった上に、高速馬場のレコード決着。頭の位置が高く、終始若さを覗かせる現時点での本馬には対応しかねるレースとなりました。なお、このあとは、12月20日阪神11R 朝日杯フューチュリティS(G1・芝1600m)を意識。まだ奥はありそうですので、持てる能力をフルに発揮するためにも、メンタル面の成長が待たれるところです」
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やはり、現状では走りの完成度そのものが問われる高速馬場だと厳しい感じですかね。勝ったレッドベルオーブや惜しい2着のホウオウアマゾンには0.9秒離されましたので、今日のところは完敗でした。
ただ、課題と言われた初めての輸送競馬でも、パドックや馬場入場時のテンションは心配したほど高くなかったですし、この馬なりに成長してくれているのも確かです。矢作先生も「力が要る馬場になればまだやれる」と全く諦めていませんし、おそらくこのまま朝日杯FSに向かうことになるのでしょう。
正直、もう少しやれると思っていたので残念な結果ではありますが、あと4週間でのさらなる成長と多少の馬場悪化(スミマセンm(_ _)m)を祈りたいと思います。
負けちゃいましたが、私も全然悲観していません。
まだ2歳のこの時期に、ああいう形のレースを経験できたことは大きいですよね!(^^)