美浦トレセン在厩のグランソヴァールは、7日、五十嵐雄祐騎手を背に障害試験に合格しています。
- 21.04.07 五十雄 美北障試 8F 107.4- - - -50.7-37.7-13.1(3) 馬ナリ余力
- 21.04.04 助 手 美南坂良 1回 56.6-41.4-27.2-13.7 馬ナリ余力
- 21.03.31 助 手 美南坂良 1回 53.5-39.0-25.6-13.0 末強め追う
シエルドゥレーヴ(三未勝)一杯に0.8秒先行0.2秒先着
◇尾関調教師のコメント 「向正面で1つだけタイミングが合わなかった障害がありましたが、それ以外はほぼ問題がなく、時計も優秀なほうだと思います。ただ、平地以上に脚元に負担がかかるのも事実ですので、ここでひと息入れてあげるのも手かと。今後については疲れ具合など馬の様子を窺いながら、ジョッキーも交えて考えていければと思います。飛越が巧いというよりは、スピードを落とさずに飛べるといった感じ。平地力もあって、芝・ダートを問わないのも強みと言えるでしょう」
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グランソヴァールが見事に障害試験に合格してくれました。
合格タイムは美浦北障試コースを107.4秒(馬ナリ)。美浦で110秒を切れば初戦から期待しても…と言われるところを107秒台ですから、これは充分に優秀なパフォーマンスだったと言って良いでしょう。
ただし、先週時点では「仮に受験するとなれば、その試験をもって追い切りを兼ねることになる」と仰っていた尾関先生が、ここにきて出走に慎重な姿勢になっているのは気になります。タイムだけを見て『これならイケそう』と考えるのは簡単ですが、試験を終えてグランソヴァールの状態がどう変化をしたのか、跨った五十嵐騎手の感触はどうだったのかなどは、傍から見ているだけでは何とも言いようがないですからね。
いや、もちろん、試験のタイムが優秀なのは良いことで、(飛越センスを含めて)ある程度以上の能力があることの裏付けにはなりますから、次第にあいまいだった期待感が確かな手応えになりつつあるのは事実です。でも、本番コースを本気の障害馬たちと一緒に走るのは初めてなので、いろいろ心配事があるのも否定できず…
まあ、アレやコレやと考えても、結局は尾関先生に決めて頂くしかありませんから、五十嵐騎手のご意見も参考に、障害デビュー戦についてはじっくり考えて頂ければと思いますm(_ _)m
個人的には、ここで休みを挟むと通常のリフレッシュと立上げに加え、ある程度の障害練習をやり直さなければならず、場合によっては出走が数ヶ月先になるとも考えてしまい…。そうなると、どんなにセンスがあってもチャンスがこないパターンにハマるかもしれず、できれば一度実戦を経験して欲しいのですが、さて、どうなりますか…です(^^;)
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