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ダート三冠路線整備で出資馬選びも変わるのか!?

2022-11-30 18:44:11 | イベント・募集馬検討

ダート路線大改革! JDDは「ジャパンダートクラシック」に改称で10月実施へ:サンスポZBAT!
地方競馬主催者、全国公営競馬主催者協議会、日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会(NAR)の合同による「全日本的なダート競走の体系整備について」の記者会見が28日、東京・港区の地方競馬全国協会で開かれた。
2024年の3歳ダート3冠競走を中心とした2・3歳馬の競走体系が整備されることは今年6月に発表済み。大井競馬場で行われる羽田盃(1800メートル)、東京ダービー(2000メートル)をJpn1競走に格上げし、ジャパンダートダービーは秋に移設することが決まっていた。春2冠、秋に1冠という芝の3冠レースに近い形態として施行される3冠目について、レース名は「ジャパンダートクラシック」(大井、Jpn1、2000メートル)に決定。10月上旬に実施されることも発表された。このレースの勝ち馬には、JBCクラシックの優先出走権が付与される。羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートクラシックの3競走は、3歳ダート3冠競走に位置付けられ、賞金を大幅に増額。3冠ボーナスも設定される。
これまでダートグレード競走の空白期間だった3歳1~4月にはブルーバードC(1月中旬、船橋、Jpn3、1800メートル)をはじめとするダートグレード競走を新設羽田盃の前哨戦に雲取賞(2月中旬、大井、Jpn3、1800メートル)と京浜盃(3月中旬、大井、Jpn2、1700メートル)、東京ダービーの前哨戦にユニコーンS(JRA、G3、実施時期は変更)、ジャパンダートクラシックの前哨戦に不来方賞(9月上旬、盛岡、Jpn2、2000メートル)をそれぞれ位置付け、上位馬に優先出走権を与える方針だ。
3歳馬については、兵庫チャンピオンシップ(5月上旬、園田、Jpn2)が1870メートルから1400メートルへと変更。3歳春の短距離路線の頂点となるこのレースに向けては、2歳秋と3歳春に高額賞金の重賞級認定競走(ネクストスター)を新設する。2歳時に全国8つの競馬場、3歳時に4つの競馬場で実施されるネクストスターは、地方デビュー馬のみが出走可能。3歳春の4競走は、それぞれの優勝馬に兵庫チャンピオンシップへの優先出走権が付与される。また、北海道スプリントC(門別、Jpn3、1200メートル)が3歳限定戦として8月に移設されることも発表された。
古馬短距離路線は、下半期のJBCスプリントに対して、上半期に目標となる競走がなかったことから、これまでJpn2だったさきたま杯(浦和、1400メートル)をJpn1へと昇格。施行時期は6月中旬となる。
古馬中距離路線では、ローテーションの整備および出走馬の質の向上を図る観点から川崎記念(Jpn1、2100メートル)の実施時期を変更。厳寒期の名物レースは、4月上旬に移設される。
古馬牝馬路線はエンプレス杯(川崎、Jpn2、2100メートル)を上半期の頂点競走として設定。5月上旬の定量戦として施行される。また、TCK女王盃は実施場と施行時期を変更。園田競馬場での兵庫女王盃(4月上旬、Jpn3、1870メートル)として生まれ変わる
3歳牝馬路線では、マリーンC(船橋、Jpn3)が従来の1600メートルから1800メートルへと延長され、3歳限定戦に。実施時期も9月下旬へと変更されて、3歳牝馬の下半期の頂点として位置付けられることになった。同競走優勝馬にはJBCレディスクラシックの優先出走権が付与される。
これらの改革は、2023年の2歳馬競走から実施。ダート3冠競走は24年に新たな幕開けを迎える。

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日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会(NAR)合同による「全日本的なダート競走の体系整備について」は、既に様々な形で情報が出ていましたが、28日に記者会見があったようです。

今までからの一番大きな変更点は、3歳ダートの三冠路線がハッキリと整備され、春の二冠(羽田杯、東京ダービー)、秋の一冠(ジャパンダートクラシック)を中心とした競争体系が、明け2歳世代から適用されることでしょう。

こうなると、『ダート馬に出資をしても、ひとつ勝ってしまうとそのあとが(使いどころがなくて)微妙かも…』という感覚はだいぶ変わってくるのかもしれません。ブルーバードカップなどの新設競走を含め、本当に強い馬は三冠路線に挑戦となるわけで、最初から『ダート馬で一発!』を狙っていくクラブや会員さんが増えても全く不思議ではない気がします。

ちなみに明け2歳世代と言えば、たとえば私の出資馬ならステラエージェント’21、エンパイアブルー’21あたりは、この路線を進む可能性がないワケじゃありません。正直、ステラエージェント’21については芝路線か、あるいはどうせ行くなら米国の三冠路線?みたいな妄想があるにせよ、少なくとも、選択肢が増えたことはとてもありがたいと思います。

広尾TCにとって…という意味でも、ここまで地道に募集してきたダンカーク産駒やマジェスティックウォリアー産駒がめざす方向性として、ダート三冠路線はとても魅力的だと思いますし、ひょっとすると、(ヘニーヒューズ産駒の)サンライズシェル’21のような募集馬導入が増える可能性もありそうです。(他クラブの動向はよく分かりませんが、一口馬主業界でこれから重宝される種牡馬は、芝でもダートでも走る馬を出すタイプなのかもしれません…)

まだ実感は湧いていませんが、今後は選ぶ側もダート三冠路線を意識しつつ出資を検討することになるのかも…。まあ、実際には口で言うほど簡単ではないでしょうが、こういう新しい施策も含めて楽しんでこその一口馬主ですからね(^^ゞ

 


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12 Comments

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Unknown (ジャック)
2022-11-30 20:23:12
ダート三冠が発表される前に
同世代との比較で満口となった
サンライズシェル21は
キャンセル募集で待ち状態です。

バスラットレオンとドグマ以来の
キャンセル募集での待機、
出資できた否かは置いといて
勝ち上がりをして活躍中。

サンライズシェル21も
活躍が期待できる一頭、
出資できたら嬉しいな。
返信する
Unknown (Ribot)
2022-11-30 22:09:03
こういう改革は必要ですね。試行錯誤でよいので現状を変える試みには賛成します。・
一方でJRAのレース番組はなかなか変わりませんね。
JCのステイタスの低下を賞金増額で対応しようというのは無策な印象。何で距離を縮めないのか不思議です。
JCは1800くらいでいいと思います。有馬記念が2500ですからこの時期に2400をやる必要ないですし、世界的には種牡馬選定的な意味合いでは1600-2000が主流ですから、時代に合わせてJCの在り方も変わるべきだと思います。
あとはトライアルレースの位置づけ。G1有力馬のぶっつけローテが主流になってから、トライアルG2のレベルダウンが激しいですね。
根本的に重賞スケジュールを見直すべきではないかと切に思います。
パンサラッサを日本で見たい!と思うのでなおさらです(笑)
返信する
Unknown (Az)
2022-12-01 01:54:00
>ジャックさん

サンライズシェル’21はなかなか良さそうですよね。
まるで、番組変更にあわせて募集したみたいです。
キャンセル待ち成功すると良いですね(^^)
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Unknown (Az)
2022-12-01 02:10:37
>Ribotさん

JCと有馬の件は実は私も感じていました。
種牡馬選定レースとしての価値と『歴史と伝統』やスケベ根性は整理した方が良いですよね。
1800mのG1が無いのも…
特にJCは、このままだと賞金が高い割に微妙なレースになってしまいそうです(^^;)
返信する
Unknown (くろぼうちゃん)
2022-12-01 09:14:39
私の考えは日本の競馬なので他国に合わす必要は別にないと思います。同じような距離でも右周りや左周りで違いますし東京と中山では馬場適性も変わってきます。短距離中距離長距離と違う距離があるので出資する時が面白いと思います。本当に強い馬なら能力で距離の400Mぐらいの違いなら克服してしまいます。凱旋門賞も2400Mメルボルンカップ3200Mなど国によっては最高峰の距離も様々でアメリカなどはダートが本流ですしだから色々なコースや色々な距離があるので楽しいと思います。
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Unknown (Az)
2022-12-01 09:37:26
>くろぼうちゃんさん

様々な意見があって良いという前提で、
何を重視するかによって、見方も変わってきますよね。
これが正解、というのは難しいですが、そろそろ欧州にあわせた2400m路線第一主義から自由になっても良い気はします。

正直、今年のJCで賞金4億円は高すぎるような…
それならむしろ、天皇賞を増額した方が…
というのはパンサラッサ出資者の独り言です(^^ゞ
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Unknown (くろぼうちゃん)
2022-12-01 10:07:13
Azさん来年もパンサ君が現役続行で2400Mを克服出来るくらいパワーアップしてくれた時はコメントが変わっているような?まだまだ伸びしろを秘めたお馬さんなのでAzさんのコメントが変わって欲しいですね。
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Unknown (Az)
2022-12-01 12:14:20
>くろぼうちゃんさん

はい、パンサラッサはもちろん、
出資馬たちにはドンドン予想を超えていって欲しいです(^^)
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Unknown (らすかる)
2022-12-01 16:25:27
イエルバブエナに出資しているのですがあと1年この動きが早ければダート3冠路線を目標にそわそわできたのに!と思っています。

まだ出資可能なところではスマートオランプ' 22に可能性を感じています。
ミッキーアイルの牡馬はパワータイプに出ることが多くダート中距離の成績も悪くないのでいっちゃおうかなーと考え中です。
返信する
Unknown (Az)
2022-12-01 17:25:55
>らすかるさん

確かに、イエルバブエナなどは狙っていきたい馬でしたよね。
その意味では、スマートオランプ’22に限らず、今後はダート路線を意識する割合が大きくなりそうです。
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