プライムラインは、7月20日(土)札幌11R TVh賞(3勝クラス・芝1200m)に北村友一騎手で出走します。
- 24.07.17 助 手 札幌ダ良 5F 73.7-57.2-41.8-12.7(8) 馬ナリ余力
ザハント(新馬)叩一杯の外を0.6秒先行3F付同入
◇田中克調教師のコメント 「軽ハンデ52kgのしらかばステークスへの格上挑戦もひとつ魅力ではありましたが、ここは当初から予定していた自己条件へ。前走で鞍上も言っていたように洋芝への適性はあると思いますので、2戦目となる今回はより良い内容、結果を期待したいと思います」
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プライムラインのTVh賞出走が確定しました。
先週時点ではオープンのしらかばステ-クスに出走するかもとの話があり、実際に特別登録もされましたが、やはり、自己条件のTVh賞に落ち着きました。ちなみに、しらかばSだとハンデ52kgだったので、ちょっと面白いかな?とも考えましたが、『出られるなら自己条件』というのは普通の選択ですし、オープン挑戦は3勝クラスを勝ってからで良いでしょう。
あとはもう田中克先生が仰る通り、2戦目となる洋芝1200m戦ですから是非とも前進を。。
この一戦の結果次第で今後の作戦が変わってくるかもしれませんし、できれば世間様をアッと言わせる快走劇を期待したいです!(どうせ人気はないでしょうから、一発狙っていきたいっすねぇ…)
そう言えばこのレース、UHB杯出走組が10頭も出ているんですよね。。その時の最先着馬は3位入線のドーバーホークですが、向こうは5番枠から出て1分9秒0でしたから、大外から外々を回って1分9秒4だったプライムラインだって、着順ほどの差はないんじゃないかと、都合の良いことを言い聞かせています(^^ゞ
**2024/7/20札幌11R TVh賞(3勝C/芝1200m)出走馬**
【2024/6/16函館11R UHB杯(3勝C/芝1200m)でのプライムライン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、患部の様子見が続けられています。
◇小泉厩舎長のコメント 「まだ指で押さえると少し嫌がる素振りを見せますが、蹄球部の傷そのものはだいぶ良くなっており、今週末の獣医師チェックにおいても問題がないようであれば、跨ってみようかと思っています。その他、上体や脚元などに問題は見られません」
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蹄球の傷については、先週近況でかなり落ち着きつつあるとの話がありましたが、指で押すと若干でも反応を見せるのであれば無理はできません。しっかり獣医師に診てもらった上で判断頂ければと思いますm(_ _)m
バスラットレオンの今後についてはいろいろと考えてしまいますが、実際に決めるとなると(これだけの実績馬だけに)簡単なことではないですからね。何が正解かはさて置いて、引き続き見守っていきたいと思います。
そうですねぇ… こうなって欲しい的な希望が全て通るものでもないでしょうし、タイミングが難しいところもあるでしょうが、一応の覚悟として『年内一杯現役』ぐらいのことは考えておいた方が良いのかもしれません。。
【2024/7/7小倉 プロキオンステークス(ダ1700m)でのバスラットレオン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のテラステラは、今週もおもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「夏場ですのであまり無理せずにやっていますが、それでも半マイル57~58秒を交えて順調に乗れていますよ。次の目標は『8月18日(日)中京10R 中京スポニチ賞(2勝クラス・芝1400m)』(厩舎陣営)。そこから逆算し、適時もう一段上げて56秒程度を乗ったうえで送り出せればと思っています」
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暑い中でも順調に乗り込まれ、目標レースも想定通り、『8月18日中京10R 中京スポニチ賞(2勝C/芝1400m)』とアナウンスされました。前走の御池特別からたっぷり3ヶ月半間隔があいての出走になりますが、春先にかなり頑張ったことを考えると、ちょうど良いリフレッシュ&強化調整期間になったのではないでしょうか。
小泉厩舎長のコメントからは順調故の自信のようなものを感じますし、実際、56秒まで上げてトレセンに戻すプロセスも、簡単に乗り越えてくれると思います。(これ以上、あまり暑くならないとイイのですが…)
あとは、しっかり間隔をあけたことで心身に成長があれば…。特に精神面での成長はレースぶりに安定感をもたらしますし、安定的に能力を発揮できれば(現級の卒業はもちろん)さらなる飛躍が望めると思いますので!(^^)
チャンピオンヒルズ在厩のマジックブルーは、先週同様、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回、半マイル57~58秒程度で乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「これから一気に暑くなってきそうですし、日々疲れを溜めないように注意しながらの調整。今のところ特に夏負けの兆候が見られるわけではありませんが、エアコン付きの厩舎棟に入れて管理しています。日中は格段に過ごしやすいのではないでしょうか」
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最近、暑さ対策の話題が多いマジックブルーですが、現時点で夏負けの兆候がなく、半マイル57~58秒程度が継続できているのですから暑さに弱いタイプではないのでしょう。しかも、エアコン付きの厩舎に入れてもらっているとなれば、かなり恵まれているわけで。。これはもう坂路57秒程度で簡単にヘコタレるわけにはいきませんね。
ちなみに4月に荒川義之厩舎に転厩した以降、荒川先生から頂いたコメントとしては6/8の「現段階でいきなり経験豊富な古馬たちにぶつけるのもどうかと。どちらかといえば晩成傾向にありそうだし、ゲートの確認もしっかりとやりたい。当面は成長を促しつつ、始動するタイミングを慎重に見極めたい」というのが最後です。
早いものであれから一ヶ月以上が経っていますので、(決して急かすわけではないですが)そろそろ現状についての評価や今後の方針など、次のステップに向けてのコメントか何かがあるとありがたいです(^^ゞ
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、引き続き、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗られています。
◇小泉厩舎長のコメント 「半マイル58秒程度を織り交ぜながらの調整。爪の感じに大きな変化はありませんが、以前の装蹄よりはフィットしているようにも思います。いくらか左トモに硬さがありますので、どこかのタイミングでショックウェーブ治療を行ってみる予定。左後肢を楽にしてあげることで、その対角にあたる右前も楽になる可能性が考えられますからね。様々な手立てで現状を打破していきたいところです」
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爪は本当にじわじわとしか良くなりませんから、パッと見一週間程度では大きな変化はないのでしょうが、それでも『やわらかいラバーの蹄鉄』の効果はあるようですし、この調子で地道な前進を続けて欲しいです。
その一方で、前回帰厩直前まで行った時(5月中旬)は、56秒まで進む過程で肩に疲れが出て、そうこうしているうちに爪に問題が出てしまったという。。今回は肩ではなく左トモに硬さが出たとのことで、同じパターンではないですが、とにかくすべての課題をクリアしないとトレセン入りにはたどり着けませんからね。
手のかかる馬で本当に大変だと思いますが、是非とも「様々な手立てで現状を打破して」頂いきたいと思いますすm(_ _)m
チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、おもに坂路でハロン17~18ペースのキャンター1本を消化。先週末より15-15を開始しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「エコー検査の結果に問題がなかったことから、先週末より15-15へ。土曜日そして17日と2本行きましたが、午後の脚元にも異常はありません。当初を思えば、回復状況は良好と言ってもよいでしょう。目下は週2回の15-15を強化ラインとして継続していければと思います」
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先週の近況で説明があったとおり、エコー検査で患部に問題ナシを確認をした上で15-15へ。15-15をやったあとも脚元に異常ナシとのことで、ようやく本格的に軌道に乗ってきた感じがします。
今年の4月、繋靭帯炎の再発が認められてから約3ヶ月が過ぎました。再発前に坂路半マイル57秒程度まで進んていたことを考えると、今回も本当のヤマ場はこれから来るのかもしれませんが、感覚的には前回のような『何となくの気持ち悪さ』はないですから、今度こそ無事トレセン入り、そして復帰戦へと向かって欲しいです。
ちなみに前回は15-15を始めてから57秒に到達するまでに約2ヶ月を要しましたので、今回もおそらくそのぐらいの時間はかけるのでしょう。となると、多少の余裕を見て『年内に復帰戦』、早ければ『10~11月に復帰して年内2戦』みたいなスケジュール感になるのかな?と思いますm(_ _)m