【パンサラッサ】果敢に勝ちに行ったけれど… １２／７阪神 エリカ賞・６着

阪神９Ｒ エリカ賞（１勝Ｃ/芝２０００ｍ）に出走したパンサラッサは６着でした。

【レース内容】
好スタートからハナを切る勢いも、外から逃げ主張のヒュッゲを行かせて２番手で１コーナーへ。
向こう正面に入るあたりで隊列が決まり、パンサラッサはヒュッゲを射程圏に入れつつ引き続き２番手からの追走でしたが…
私の気の所為かもしれませんが、鞍上、池添騎手の手が動いたり抑えたりと、今ひとつ呼吸が合っていないようにも見えました。 このあたりはテン乗りゆえなのか、それともパンサラッサの状態面なのか、何とも言えない感じです。
その後も１０００ｍ通過６２．２秒から後半で加速するヒュッゲのペースに合わせていましたが、３～４コーナー中間からは積極的に仕掛けていき、直線入り口では馬体を併せて一騎打ちに持ち込む態勢になったものの…
そこから力強く逃げるヒュッゲに対してパンサラッサは直線中ほどで手応え一杯、ゴール前で後続勢に交わされ６着入線となりました。
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うーむ。。良く頑張りましたけどねぇ(^^;)

逃げて勝ち切ったヒュッゲ、この馬はかなり強いですね。
前走も芝２０００ｍを逃げて後続に１．１秒の差をつける圧勝でしたが、今日もスローの流れを作ったあとにロングスパートをかまし、最後まで失速せずしっかり走り切ったあたり、（ハーツクライ産駒なのに）現時点での完成度が結構高いのかもしれません。
パンサラッサは２番手からそのヒュッゲをマークするようなレースぶり。 ３コーナーを過ぎて自らヒュッゲを捉まえにいった分だけ直線で息切れしてしまいましたが、それでも上り３Ｆは３５．０秒ですから大崩れしたわけではありません。
もちろん出資者の贔屓目、希望的観測もありますが、ゴール前でパンサラッサを交わしていった２～５着馬よりも、積極果敢で厳しいレースをしてくれたことは、必ずや今後につながるいい経験になったと思います。

今日のレースを見る限り、スタートセンス、無理なく先行する二の脚、レースの形を作る際の立ち回り、鞍上の指示に従う従順さなど、パンサラッサにはイイところがたくさんあると思います。
その上で（ミスペンバリー仔らしく）本格化はまだまだ先と考えれば、２歳の１勝クラスでこれだけやれれば悪くないです。
素質馬、期待馬が多い矢作厩舎なので、「悪くない」とか言っているうちに順位が下がってしまうことはあり得ますが、どんなに焦って頑張っても、馬自身が本格化しないことには始まりませんからね。
うーむ。。今日は前走からプラス２ｋｇでの出走でしたが、４８０ｋｇぐらいになったときが本当の勝負な気がするなぁ。。
という事であとは関係者のコメント待ちになりますが、６着という着順以上に今日の内容は良かったと思います。 当然ながら口惜しい気持ちはありますが、そんなに悲観する内容ではなかったと、今のところ私はそう感じています(^^ゞ

■１２／７阪神９Ｒ　エリカ賞（１勝Ｃ/芝２０００ｍ）・良