美浦トレセン在厩のカナロアガールは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇田村調教師のコメント 「想定を見ながらになりますが、芝の1600mや1800mはすぐに使えそうにないですし、馬体も減ってしまいましたから、いったん放牧を挟むことも検討しなくてはなりません。稽古ではまだいいのですが、勝浦騎手と改めて話をしたところ、『レースでは闘争心を見せてくれなかった』と。中にはメンタル面で急激に競走馬からお母さんになってしまうケースもあるものですから…。まずは馬体回復を促し、ブリンカー着用など、また次の手を考えていきたいところです」
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うーん。。何となく微妙な状況になってきましたねぇ…
田村先生が「いったん放牧を挟むことも検討しなくてはなりません」と仰っていますので、おそらくは今週末にも放牧になるのではと。そうなると、(良し悪しは別にして)なかなかトレセンに戻れないのが今までの傾向ですし、何より田村先生に、カナロアガールを前向きに使っていく意志が感じられないような。。
いや、今さら転厩だ何だという気は全くなく、もしも本当に「急激に競走馬からお母さんになってしまうケース」に該当しているのであれば、無理にレースに使って消耗させるより、早めに繁殖入りの準備をした方が良いとの考え方も、確かにあると思うんですよね。(これが、もう一歩で重賞に届く、みたいな状況なら話は別ですが)
そのあたり、1+1=2みたいなハッキリした話ではないので難しいですが、田村先生がそう考えているのであれば、牝馬の現役期限である6歳3月(原則として)まで1年を切った今だからこそ、本馬にとって何が一番良いのかを考えるべきなのかもしれません。(正直、このまま終わらせたくない気持ちもありますけれど…)
【2021/4/11新潟7R 4歳以上1勝クラス(ダ1800m)でのカナロアガール:公式HPより】
本音を言えば、田村厩舎できちんと使って頂けるのが一番です。
まだまだやれるハズと思っていますし…
逆に、もしも田村先生が本気で『もうダメだ』と諦めているのならハッキリして欲しいです(^~^;