今年の周年記念募集のスケジュールは、全容公開が3/11で募集開始は3/26となっており、価格や写真、動画などの情報が出揃って本格的な検討を始めるまでに、まだ一ヶ月以上の余裕があります。
なので、わざわざこのタイミングで募集馬個別の感想を書く必要もないのですが、昔から『鉄は熱いうちに打て』との格言もあることですし、クラブからチラシが届いた時に感じたことなどを、何となくまとめてみたいと思います。
エンパイアブルー’21
◇牡1歳 鹿毛 2021.04.11生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:マジェスティックウォリアー 母:エンパイアブルー(母の父:エンパイアメーカー)
◇栗東・矢作芳人厩舎予定
エンパイアブルー’21に関しては、大きなサプライズのポイントが二つあります。ひとつ目は、15周年記念募集馬としてラインアップされたこと自体でありまして、もうひとつは矢作厩舎の管理馬となったことです。
ひとつ目については、まあ、予想が大外れでした…というだけなのでスルーするとして、エンパイアブルーの仔が矢作厩舎に入るというのは、これはもう、ある意味では感心しましたし、とても感慨深い出来事だと言って良いかもしれません。
具体的に何に感心したかと言いますと、今やどこに行っても良い馬選び放題の矢作先生が、わざわざ『母ダート2勝のマジェスティックウォリアー産駒』に目を付けたということで、ベースにデキの良さがあるのが大前提とは思うものの、母の戦績などの外面に惑わされずに馬を選ぶ、そのスタンスがさすがだと思ってしまったのです。
いや、私はエンパイアブルー’21に一度も会っていませんし、写真や動画もない中でこういうことを書くと、『おかしなことを言うヤツだ』と思われるかもしれませんが、エンパイアブルーは必ず走る仔を出すはずですし、それがエンパイアブルー’20でもエンパイアブルー’21でも、あるいはその両方でも全然不思議はないと考えています。
エンパイアブルーに出資していた方には何となく伝わると思うのですが、要するに、産駒の矢作厩舎入りは、『よくぞエンパイアブルーの仔を認めてくれた』、『やはり矢作先生にはエンパイアブルーの素晴らしさがバレていたか』、みたいな気持ちにさせる出来事で、こういう感慨は、クールに客観視できる一般の方には少し説明が難しいのかもしれません。
実は、私が残66口となっている全兄のエンパイアブルー’20に出資していない最大の理由は、どうせ21年産の全弟に出資するつもりだから…ということなので…。そのぐらい、もともと21年産に出資する気満々で、『厩舎は20年産同様に高柳瑞先生のところかな?、あるいはサプライズで尾関先生でもイイなぁ』などと考えていた私としては、矢作厩舎入りは嬉しい反面、それで注目され過ぎたりお値段上乗せになるのは困る…と、またまた余計なことを考えたりもしています(^^;)
もっとも、(プライムラインやカイザーノヴァの例を持ち出すまでもなく)矢作厩舎にはトップを争う厩舎なりの厳しさがありますから、生半可なレベルの馬ではずっと面倒を見てもらえるとは限りません。現時点で素質を見込まれたことと、期待どおりの結果を残せるかどうかは別問題ですし、将来の転厩ぐらいは普通に覚悟をしたうえで、この馬については当初から考えていた通り、出資する気満々で3/11の全容公開を待つことになりそうです。
あ、気がついたら、全容公開前にもかかわらず随分とりとめのないこと、余計なことを書いてしまっていました。あまりおかしなことになってはいけませんし、とりあえず“その一”はこのぐらいにさせてもらって、ゼロカラノキセキ’21や他のことについては、また改めて書くことにしたいと思いますm(_ _)m
冗談はさておき、エンパイアブルーは非出資の私ですら、なんとなく有り余る才能を発揮し切らずに引退した感があり、きっと余った才能は産駒に受け継ぐだろう…なんて思って注目しているくらいですから、出資されていた方が、特別な想いで募集を待っているのは、想像に難くないですね。
それにしても、木村さんの牧場も矢作さんの定期巡回で全馬チェックを受けてる時代が来るとは。
気軽に遊びに行かせてもらってたあの牧場も、日本競馬の最前線と密接に繋がってると思うと、なんだか感慨深いです。
映画「セクレタリアト」同様に
生後の立ち上がりが早い馬が
20年産に2頭いた記憶が思い出されました。
すぐに浮かんだ1頭はキョウエイカルラ20
さっきどの馬だったか探して見つけた
もう1頭はエンパイアブルー20
エンパイアブルー22は
無事生まれればリオンディーズ産駒
血統はアーモンドアイに酷似
実馬が良いのは勿論だとは思いますが
弟妹の管理も狙っている予感がします。
はい。
実はエンパイアブルーはかなり特別です。
数年後には、ミスペン、ステラ級の活躍をしている予定です(^^)
深慮遠謀というヤツですね。
矢作先生なら選び放題な気はしますけど(^^)
エンパイアブルー20の近況を
確認しましたら・・・
ここ1ヵ月でかなりの成長!
募集時は体重も体高も管囲も小さく
出資対象にはなりませんでしたが
(エンパイアブルー21の競争に
巻き込まれないためにも)
思い切って出資しました。
Azさんもご一緒にいかがですか?
いやぁ、そうなんですよ。
最初の測尺情報では小さかったのに、今はもう460kgを超えているんですよね。
この成長力は大したものですし、エンパイアブルーの仔なので、出資意欲を抑えるのに必死です(^^;)
見た瞬間、太いパイプがあるにしても、尾関&矢作厩舎頼みのワンパターンしか引き出しないのかよ。と見た瞬間、自分で突っ込んでました(笑)
矢作コスト込みでまた4000万で2000口 2万か、3000万 2000口 15000円とかでしょうけど(笑)
特別募集馬が結果出てない現状を打破できるかどうかは、昨年特別募集だったステラリード20に掛かってますね。
なるほど、そういう見方もありますかね。
周年記念募集はこれからもやるでしょうから、ステラリード’20の責任重大ですね。
2400万円募集馬の全弟が、矢作厩舎になっていくら募集になるかも注目です(^^;)