チャンピオンヒルズ在厩のメリタテスは、引き続き、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、フェルトダート坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、半マイル56~58秒程度で乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「9日に半マイル56秒台で登坂。併せた馬を待つぐらいの余裕がありましたし、だいぶ良いフォームで駆けてくれるようになってきましたね。そのぶん走りに軽さも出てきたように思います。トレセン帰厩に向けて、この調子で態勢を整えていきましょう」
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先週の坂路56秒台の後は「前のめりになりがち、正しい走り方を身に付けていければ…」と言われてしまいましたが、今週は「だいぶ良いフォームで駆けてくれるようになってきた、走りに軽さも出てきた」ですから、時間をかけてフォーム改善に取り組んできた成果が出てきた、トレセン再入厩に向けた準備が整ってきた、ということかもしれません。
振り返れば、昨年10月にトレセンに入厩、すぐにゲート試験に合格したものの右前球節に反動があり、検査の結果「遠端部にごく僅かな剥離傾向が確認」されてから約7ヶ月。療養と再立上げ(フォーム改善と鍛え直し)に要した期間としては、特に長くもないのかもしれませんが、それでもデビュー前の牝馬にとって険しい遠回りになったのは確かですからね。
ということなのですが、それもこれもメリタテスがデビューをし、勝ち上がってくれさえすれば前向きな思い出(?)になるはずです。もちろん、逆パターンになることだってあるわけですが、果たしてどちらの目が出るのか…。多少、答え合わせをするのが怖い気持ちもありますが、ここまで来たら、何とか良い方向に進んで欲しいと祈るのみです。
確かに可能性ありそうですね。
いや、トリフィスとの入れ替えと考えれば、むしろその方が自然かも(^^ゞ