わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

本焼き(非常時の対処2大雨)

2009-06-15 15:29:59 | 窯詰め、素焼、本焼の話し
前回の続きを述べます。

3) 気象条件の急変、地震など、不測の事態

 ② 屋外(室外)で、窯を焚く場合、予測不能な、気象条件の変化に対して、

  ) 大雨の場合、 窯には、屋根が付いているはずです。それ故、大雨であるからと言って、

    必ずしも、恐れる、必要は有りません。

   ・ 但し、プロパンガスを、使用している場合、ボンベが雨に濡れると、ボンベ表面に、霜又は、

     氷(氷の塊)が付く事が、有ります。

     これは、液化ガスが、気化する際、ボンベ周辺から、熱を奪う為に、起こる現象です。

     この現象が起こると、ガスの出力(ガスの発生量)は、低下し、ガス圧は、下ります。

     特に、ボンベ内の液量が少ない時、又は冬場などに、起こり易く、大きく、ガス圧が下り、

     温度上昇が鈍く成ります。

    ・ 対処法は、ガス圧を上げる様に、バルブを操作しますが、ますます、氷が付き、

     思うほど、ガス圧も上がりません。

    ・ ボンベに、熱いお湯を掛け、氷を解かすかします。

      雨が小ぶりに成ったり、止んだら、直ぐに、乾いた布で、水滴を取り除きます。

    ・ 基本的には、ボンベも雨など、掛からない場所に、置くのが理想です。

  ) 夕立について、

    夏の午後、夕立により、雷雨となる事が有ります。

    燃料に薪を使う時など、濡らさない様に、注意します。

    (プロパンガスの、ボンベについては、前項と同じです。)

    雨は一時的な物ですので、さほど、心配はいりませんが、雷には注意してください。

    実際に、落雷は、めったに遭遇する事は、無いと思いますが、近くで、盛んに落雷が有ると、

    高い煙突が、気になり、不安に成ります。特に最終温度近くまで、窯焚きが進んだ場合、

    続行か、中止かを、決断しなければ、成りません。

  (避雷針が有るからと言って、安心できません。避雷針は、逆に落雷を、呼ぶ装置です。)

  ・ 夕立の時間帯は、午後2~4時頃が多いです。それ故、早朝より、窯焚きを始め、

   夕立時には、終了している事が、最も安心です。

  (但し、この方法も、窯を焚く時間が、10時間以内の場合です。)

  又、日数に余裕があれば、夕立が予報される日には、窯焚きをしない事です。

  ・ 一時窯焚きを、中断すると、数百度温度が低下します。

    しかし一度上がった、温度まで再上昇する時間は、最初の時間より、ずっと短いです。

    大よそ、最初の半分の時間程度で、中断前の温度に成ります。

    (窯の構造、状態によって、違いが有り、一概には、述べられませんが・・・)

    それ故、中断(温度低下)を恐れず、実行しても良い場合も有ります。

    あくまでも、状況を見て、判断して下さい。中断は不安解消の意味あいが、強い処置ですが。

以下 次回に続きます。

陶芸の本焼き 非常時の対処法 

非常時大雨 大雨
    

 
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