3) 気象条件の急変、地震など、不測の事態
屋外(室外)に設置された、燃料を使う、窯の場合に付いて、引き続き述べていきます。
④ 地震の場合の処置
震度3~4程度の地震に対しては、地震で驚いたとしても、特に処置する必要は有りません。
対策が必要なのは、震度5以上の場合です。
) 震度5以上に成ると、先ず、停電に成る事が、考えられます。
現代では、ほとんどの窯は、なんらかで、電気を使っています。
電気窯以外でも、灯油窯や、プロパンガス窯の、強制燃焼による、送風機や、デジタル温度計も
電気で作動しています。
(尚、昔ながらの、アナログの熱電対温度計は、電気を使いません。)
これらが、一度に止まります。(被害状態により、停電時間も不明です)
プロパンガス窯の、自然燃焼方式では、デジタル温度計以外、電気を使いませんので、
続行が、可能ですが、ボンベと窯間の配管に、何らかの異常(ガス漏れ等)が、起きている
可能性が有り、即中断するのが、安全です。
) 燃料の停止
都市ガスを使う窯では、自動的に、ガスが遮断される装置が付いていて、
ガスの供給が止まります。
大きな地震の直後には、火を使わない様に、広報車が回ったり、テレビなどで、
放送しているはずです。
ガスの元栓を閉じ、電源のスイッチをOFFにして下さい。
) 震度が更に強くなると、窯の中の棚板が崩れ、作品が落下し、破壊されます。
当然窯の側に居れば、その音が聞こえるはずです。
更に、窯に「ひび」が入る恐れもあります。
この段階では、窯焚きは、不可能で、即中断する事に成ります。
・ プロパンガスのボンベは、転倒防止用に、チェーンが付いていますが、地震が強いと、
ボンベが、倒れる危険性があります。ガスの配管には、何箇所かの、ガスを止める装置が
設置されていますが、全ての箇所で止めます。
特に、ボンベ本体のコックを、締め忘れないで下さい。
窯の温度が、数百度以上の場合には、窯の扉を、直ぐに開ける事は、出来ません。
温度が、100℃以下に成ったら、扉を開け、中の様子を見て下さい。
何れにしても、震度5以上の場合、即中断する事が望ましいです。
中断後、ガスの配管や、窯と、窯の中に異常が無い(のぞき穴から、中を見て下さい)場合で、
停電も無い(又は、通電開始後)場合には、再点火可能に成ります。
以下、次回に続来ます。
陶芸の本焼きについて
非常時地震 地震
屋外(室外)に設置された、燃料を使う、窯の場合に付いて、引き続き述べていきます。
④ 地震の場合の処置
震度3~4程度の地震に対しては、地震で驚いたとしても、特に処置する必要は有りません。
対策が必要なのは、震度5以上の場合です。
) 震度5以上に成ると、先ず、停電に成る事が、考えられます。
現代では、ほとんどの窯は、なんらかで、電気を使っています。
電気窯以外でも、灯油窯や、プロパンガス窯の、強制燃焼による、送風機や、デジタル温度計も
電気で作動しています。
(尚、昔ながらの、アナログの熱電対温度計は、電気を使いません。)
これらが、一度に止まります。(被害状態により、停電時間も不明です)
プロパンガス窯の、自然燃焼方式では、デジタル温度計以外、電気を使いませんので、
続行が、可能ですが、ボンベと窯間の配管に、何らかの異常(ガス漏れ等)が、起きている
可能性が有り、即中断するのが、安全です。
) 燃料の停止
都市ガスを使う窯では、自動的に、ガスが遮断される装置が付いていて、
ガスの供給が止まります。
大きな地震の直後には、火を使わない様に、広報車が回ったり、テレビなどで、
放送しているはずです。
ガスの元栓を閉じ、電源のスイッチをOFFにして下さい。
) 震度が更に強くなると、窯の中の棚板が崩れ、作品が落下し、破壊されます。
当然窯の側に居れば、その音が聞こえるはずです。
更に、窯に「ひび」が入る恐れもあります。
この段階では、窯焚きは、不可能で、即中断する事に成ります。
・ プロパンガスのボンベは、転倒防止用に、チェーンが付いていますが、地震が強いと、
ボンベが、倒れる危険性があります。ガスの配管には、何箇所かの、ガスを止める装置が
設置されていますが、全ての箇所で止めます。
特に、ボンベ本体のコックを、締め忘れないで下さい。
窯の温度が、数百度以上の場合には、窯の扉を、直ぐに開ける事は、出来ません。
温度が、100℃以下に成ったら、扉を開け、中の様子を見て下さい。
何れにしても、震度5以上の場合、即中断する事が望ましいです。
中断後、ガスの配管や、窯と、窯の中に異常が無い(のぞき穴から、中を見て下さい)場合で、
停電も無い(又は、通電開始後)場合には、再点火可能に成ります。
以下、次回に続来ます。
陶芸の本焼きについて
非常時地震 地震