わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

陶芸の本について(概要)

2011-03-09 23:08:54 | 陶芸四方山話 (民藝、盆栽鉢、その他)
書店や、図書館などに行くと、陶芸に関する本が、数多く取り揃えている、所があります。

(勿論、大きい書店や、図書館でなければ、陶芸の本が、一冊も無いかも知れまっせん。)

当然、購入したり、貸し出しなどで、手に入れる訳ですが、自分の希望した書物が、見つからない

事も、多いです。 「良い本が見つからないと」言う話も、結構耳にします。

1) 本の分類

  ① 一般に市販されている本

    技術集、釉薬の本、作品集(有名作家、新人作家)、窯場ガイド、骨董関係の本などです。

  ② ある特別の場所で、販売させている本。

    日本伝統工芸展、日展、その他の陶芸展、有名作家の個展、遺作展や回顧展、中国や朝鮮

    などの、国際的な展示会など、その会場でしか、購入出来ない本(他では購入が難しい本)

    です。主に、(入選)作品や、展示品の写真と、解説文が、記載されています。

  ③ 毎月、又は季刊の陶芸の雑誌などの本。

    陶芸技術や、作家の作品紹介などの、テーマを決めて特集を、組んでいるのが、普通です。

    通信販売しているのが、多いです。 但し、これらの本は、数年(長くて5~6年)で、

    廃刊になる物が、多い様です。 この事についても、後日お話しする予定です。

2) 興味のある分野の本を選ぶ。

   どんな分野の本が、欲しいかは、その人の関心事によって、左右されます。

   又、その人が見て(読んで)理解できる、記事である必要があります。

   即ち、その人の力量にも、関係します。書いてある事が、理解出来ない事も多いです。

   この件についても、後日お話いたします。

3) 本に書かれいる事が、全てではない。

   本には、簡単そうに、書かれている物でも、実際にその様にしても、上手くいかない事が、

   多いです。公開されているのは、本の一部の事で、(故意に、又は無意識に)隠された部分が、

   必ずあります。

  ・ そして、一番成功した事や、一番良く出来た、写真などが、載せられている物です。

次回からは、これらの事を、私なりの考えで、詳しく述べたいと、思います。
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