引き続き、私なりの、「値段を付ける時基準」について、お話します。
g) 販売委託をする
イ) 委託販売の場合の、値段の設定は、一寸複雑に成ります。 委託先との相談が必要です。
ご自分の、希望価格が、売値と成るとは、限りません。
委託料や、返品のリスクも有りますので、それをどの様に見込めば良いか、頭を悩ます事に
成ります。
ロ) 陶芸に限らず、芸術品の世界では、値段が有っても、無い様な物とも言えます。
著名な作家の作品は、我々が想定する値段より、数十倍~数百倍も高い値段が、付いています。
勿論、作品も優れているのかも知れませんが、その作家の名前で、値段が付けられていると言う
面も有ると、思われます。
ハ) 我々の作品には、売り手と、買い手双方に、妥当な値段と思われる、値段を付ける必要が
有ります。実際にどの様にして、値段を付けているかは、小生の経験不足で、詳しい事は
判りませんが、ある程度、予想が付きます。
ニ) 値段はどの様に付けるのか
・ ご自分の希望価格に、販売手数料を、上乗せして、売値を付けたい所ですが、それでは、
高い相場に成ってしまいます。
・ 取り扱うお店も、単に展示するだけでは、商売に成りませんから、手数料を上乗せしての、
売値を決める事には、難色を示すはずです。
あ) 陶磁器を扱う、デパートの美術部門や、大きな販売店では、当然売れるであろう、価格に
します。この様な、店で取り扱う、作品の委託販売手数料は、売値の2~3割り程度と、
聞いた事が有ります。価格が高く成りますので、割合が低くても、金額は大きく成ります。
デパートなどは、原則定価販売で、値引きはしないそうです。
・ 但し、ほとんどの陶芸家は、相手にされず、ほんの一部の人達のみが、取り扱って貰える
との事です。
い) お土産品店や、小さな陶磁器店で、取り扱って貰う場合に、売値は高く出来ませんし、
手数料も、売値の4~5割と成る事も、有るそうです。
売値が、安いですから、割合が大きくても、委託手数料の金額は、さほど大きくなりません。
う) 委託販売には、返品が付き物です。一定期間、展示販売して、売れなければ、返品と成ります。
無条件で、返品を受ける事が、原則と成ります。単に引き取るだけでなく、別の作品を入れ
替えて貰って下さい。
え) 陶磁器は、壊れ物です。委託先で、何かの弾みで、破損してしまった場合、保障の有無が、
生じます。特別高価な作品ならば、何らかの保障が、あるかも知れませんが、一般には、
作者の泣き寝入りと成る事が、多いそうです。
お) ご自分で、直接作品を、販売できない場合には、委託販売に頼る事も、多いですが、あまり
旨み(もうけ)は、期待できないとの事です。
尚、「貴方の作品を、取り扱いたい」と、申し出がある場合には、貴方の作品が、認められた
事にも成りますので、積極的に、申し出を受ける事を、お勧めします。
(勿論、条件にもよりますが)
か) 委託販売では、販売の成果は、中々出ない事が、多いです。その作品が、世に受け入れられる
までには、時間が掛かります。又、ある場合には、その作品が、顧客のニーズに、合っていない
かも知れません。それ故、商売を抜きに、顧客のニーズを掴む為に、委託してみる価値も、
有るかも知れません。
値段の付け方に付いての話しは、以上で、終わりにしたいと思います。
焦点がボケて仕舞い、読んで頂いている方の、御要望に応じかねる部分が、多いです。
小生の経験不足の為、突っ込んだ、具体的な話しには、成っていませんが、御了承下さい。
尚、参考までに、皆様は、どの様にして、売値を決めているのかを、お教え頂ければ、有り難いです。
次回は、販売に対する「クレーム」や、「トラブル」について、お話します。
委託販売 販売委託
g) 販売委託をする
イ) 委託販売の場合の、値段の設定は、一寸複雑に成ります。 委託先との相談が必要です。
ご自分の、希望価格が、売値と成るとは、限りません。
委託料や、返品のリスクも有りますので、それをどの様に見込めば良いか、頭を悩ます事に
成ります。
ロ) 陶芸に限らず、芸術品の世界では、値段が有っても、無い様な物とも言えます。
著名な作家の作品は、我々が想定する値段より、数十倍~数百倍も高い値段が、付いています。
勿論、作品も優れているのかも知れませんが、その作家の名前で、値段が付けられていると言う
面も有ると、思われます。
ハ) 我々の作品には、売り手と、買い手双方に、妥当な値段と思われる、値段を付ける必要が
有ります。実際にどの様にして、値段を付けているかは、小生の経験不足で、詳しい事は
判りませんが、ある程度、予想が付きます。
ニ) 値段はどの様に付けるのか
・ ご自分の希望価格に、販売手数料を、上乗せして、売値を付けたい所ですが、それでは、
高い相場に成ってしまいます。
・ 取り扱うお店も、単に展示するだけでは、商売に成りませんから、手数料を上乗せしての、
売値を決める事には、難色を示すはずです。
あ) 陶磁器を扱う、デパートの美術部門や、大きな販売店では、当然売れるであろう、価格に
します。この様な、店で取り扱う、作品の委託販売手数料は、売値の2~3割り程度と、
聞いた事が有ります。価格が高く成りますので、割合が低くても、金額は大きく成ります。
デパートなどは、原則定価販売で、値引きはしないそうです。
・ 但し、ほとんどの陶芸家は、相手にされず、ほんの一部の人達のみが、取り扱って貰える
との事です。
い) お土産品店や、小さな陶磁器店で、取り扱って貰う場合に、売値は高く出来ませんし、
手数料も、売値の4~5割と成る事も、有るそうです。
売値が、安いですから、割合が大きくても、委託手数料の金額は、さほど大きくなりません。
う) 委託販売には、返品が付き物です。一定期間、展示販売して、売れなければ、返品と成ります。
無条件で、返品を受ける事が、原則と成ります。単に引き取るだけでなく、別の作品を入れ
替えて貰って下さい。
え) 陶磁器は、壊れ物です。委託先で、何かの弾みで、破損してしまった場合、保障の有無が、
生じます。特別高価な作品ならば、何らかの保障が、あるかも知れませんが、一般には、
作者の泣き寝入りと成る事が、多いそうです。
お) ご自分で、直接作品を、販売できない場合には、委託販売に頼る事も、多いですが、あまり
旨み(もうけ)は、期待できないとの事です。
尚、「貴方の作品を、取り扱いたい」と、申し出がある場合には、貴方の作品が、認められた
事にも成りますので、積極的に、申し出を受ける事を、お勧めします。
(勿論、条件にもよりますが)
か) 委託販売では、販売の成果は、中々出ない事が、多いです。その作品が、世に受け入れられる
までには、時間が掛かります。又、ある場合には、その作品が、顧客のニーズに、合っていない
かも知れません。それ故、商売を抜きに、顧客のニーズを掴む為に、委託してみる価値も、
有るかも知れません。
値段の付け方に付いての話しは、以上で、終わりにしたいと思います。
焦点がボケて仕舞い、読んで頂いている方の、御要望に応じかねる部分が、多いです。
小生の経験不足の為、突っ込んだ、具体的な話しには、成っていませんが、御了承下さい。
尚、参考までに、皆様は、どの様にして、売値を決めているのかを、お教え頂ければ、有り難いです。
次回は、販売に対する「クレーム」や、「トラブル」について、お話します。
委託販売 販売委託
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