東奔西歩の 『出路迦芽』 写真館

『人も歩けば...』でデジカメ片手に東奔西歩し出会ったお気に入りの写真と日々変化する富士山の写真をお届けします。

富士川河畔の夜空を賑わす かりがね祭り「投げ松明」

2008年10月05日 | 祭り
 10月5日(日)の今日は、曇りの天気予報でしたが、朝起きると日が差し、午前中は富士山も姿を現してくれる予想外の天気の1日でした。

 今日は、10月4日(土)の夜に富士川河畔のかりがね堤で行われた「かりがね祭り」のメインエベントの「投げ松明(タイマツ)」の写真をアップします。
 「投げ松明」は、日が暮れた19時から始まり、和太鼓の演奏の中、10m、16m、18mと高さの違う3本の「蜂の巣」と呼ばれるカゴに、低い方から順番に火のついた松明を振り回して勢いをつけた後に投じるという壮大なものです。
 松明が見事カゴの中へ入ると、和太鼓も力強い演奏になり、祭り会場は大歓声に包まれ、盛り上がりが最高潮に達し、蜂の巣は燃え上がり、一斉に地面に落ち迫力満点です。
 最後の3本目に火が灯ると華麗な花火が何発も打ち上がり町内ごとに育てたかりがね堤のコスモスを照らします。
 去年は、タイムアウトで3本目の蜂の巣に火が灯らないまま打ち上げ花火が始まったそうですが、今年はしっかり練習をしたのか、子供達が行った1本目はあっと言う間に火が灯り、最後の一番高さの高い3本目は時間が掛かりましたが、無事に蜂の巣に火が灯り、3本目が燃えさかる中打ち上げ花火が始まりました。
 今回5年振りに訪れましたが、ずいぶんと見学者が増えて大賑わいでした。
 満員御礼の会場に18時頃訪れ撮影場所を探して、何とか撮影できそうな場所に三脚を立てていたら、隣の人が「係員の人に言えば、柵の中に入れてくれカメラマン用の撮影場所で撮影させてくれる。」と言われ、先客の20人ほどのカメラマンがすでに三脚を立ててカメラを構える場所の特等席で写真撮影を楽しむことが出来幸運でした。


①大賑わいのかりがね祭りのステージ


②出番を待つ「投げ投げ松明」の3本の「蜂の巣」





③高さ16mの2本目の投げ投げ松明から火が点き燃え落ちるまでの様子





④高さ18mの3本目の投げ投げ松明から火が点き燃え落ちるまでの様子


⑤かりがね祭りの最後を飾る打ち上げ花火


⑥ライトアップの光に浮かび上がるコスモスの花
 
<撮影データ>
  撮影月日:2008年10月4日(土)
  撮影場所: かりがね堤(静岡県富士市)

<参照HP> かりがね祭り:富士市HPかりがね堤:ぶらり身延線沿線の旅

<おまけの写真> コスモスと富士山が歓迎してくれた祭り明けの今日のかりがね堤