(この旅は2015年6月の山梨県の共同浴場巡りの旅の記録です)
山梨県は火山が無いのですが、県内の至る所に温泉が出る結構な土地柄です。首都圏から近いので毎年湯巡りの旅を続けています。
今年は甲斐市の百楽泉のあと、甲府の郊外の大滝温泉、石和温泉の幻の銭湯と山梨市の数カ所の共同浴場をまわる旅です。
さて、昭和町と韮崎市にはさまれた甲斐市には百楽泉の他に「志麻の湯」と「かまなしの湯」と合計三カ所の市営温泉施設があります。
百楽泉は、中央線塩崎駅の約3キロ西側です。
(新宿駅の特急あずさ号)
あずさ号を甲府で乗り換え、塩崎駅に着きました。
(塩崎駅の普通列車)
塩崎駅からはタクシーで5分ほどです。
(百楽泉)
百楽泉は高台にあり、南アルプス、八ヶ岳、富士山など360°の絶景を眺めることが出来ます。
施設は10年ほど経過しているらしいのですが、新しく、大事に手入れされています。
(脱衣場)
脱衣場には大型ロッカーが並び旅行者に親切です。
(メインの浴槽)
浴室はかなり広く、窓が大きく明るい浴室です。
入って右側にメインの浴槽と気泡湯、気泡の寝湯などがあります。
左側には洗い場があり、突き当たりにサウナと水風呂になっています。
(寝湯)
さて、お湯ですが、アルカリ性単純泉なので肌がつるつるすべすべになるお湯です。
が、循環使用なので鮮度に乏しく、また、寝湯の気泡浴槽から立ち上るカルキ臭も結構強く、多少がっかりしました。
(洗い場)
入っている人に話を伺うと、68歳以上は150円なので毎日来るとのことです。自宅のお風呂より体調維持には良く、腰の痛みなどは大いに和らぐとのことでした。
(休憩室)
市外の年配者の入浴料金は600円なので、市民の年配者との料金格差も気になりました。
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