善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・ホウジャクのホバリング

2016年10月28日 | 鎌倉



(ホトトギス)

朝の日の出の前や日暮れ寸前にホトトギスの花にホウジャクがホバリングしながら蜜を吸っています。

ホウジャクはスズメガの仲間だそうで、結構種類が多そうですが、私自身つい先だってまではオオスカシバとホウジャクとの区別が付きませんでした。
初夏にクチナシの花を目指して飛んできて蜜を吸い、生んだタマゴが大きな幼虫になるのがオオスカシバで、秋にホトトギスの蜜を吸いに来るのがホウジャクということはネットで知りました。羽が透明かどうかで区別するのですね。
ネットに貴重な情報が多いのに頭が下がります。

(ホウジャクの編隊)


(ホウジャク1)

ホウジャクはかなりのスピードでホトトギスの花と花の間を行き交い、ホバリングしながら長い吸い口を伸ばして花のそばに停止して蜜を吸い、すぐに他の花に移ります。
蜜がありそうだとホバリングして蜜を吸う様はめまぐるしく、他の花に移る際はホバリングの音がいっそう大きくなります。

(ホウジャク2)


(ホウジャク3)


(ホウジャク4)


(ホウジャク5)


(ホウジャク6)

ホウジャクが朝夕の薄暗い時間帯に蜜を吸いに来るのは何か理由があるのでしょうか?・・・。