善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

大船植物園・神奈川県菊花大会

2016年11月21日 | 鎌倉


11月は菊の季節です。
鎌倉では、毎年鶴ヶ岡八幡宮で鎌倉菊花大会が催されますが、大船にある神奈川県立大船植物園(通称大船フラワーセンター)では、神奈川県の菊花大会が催されます。今年2016年は10月28日~11月23日まで開催されています。
大船植物園はJR大船駅から徒歩約15分位で、神奈川中央交通のバスの便も頻繁にあります。

(神奈川県立大船植物園)

フラワーセンターのホームページへ

(菊花大会・盆用審査日などの掲示)

この菊花大会の模様を2回に分けてレポートします。
入り口から入ると、正面に仮設のよしず張り施設が並び、屋根掛けしてあります。菊花大会会場です。結構長く続いており、左手の植木売り場の方まで伸びています。

筆者は菊花の栽培など全くの素人です。会場には素人でも判るような説明板が若干あったので呼び名などは見ているうちにわかってきました。

(正面入り口から見た菊花大会会場)

会場は、種目別に展示されていますが、正面の場所は代表的な見応えのある品種が並んで居ます。上出来の作品には県知事賞とかフラワーセンター場長などの札がぶら下がっています。

管物の七本仕立ては珍しく、見事でした。

(管物七本仕立て1)


(管物七本仕立て2)

厚物でも七本仕立てがありました。
花期をそろえ、大きさをそろえ、高さをそろえる・・・など素人から見てもたいそう苦心したものでしょうね。

(厚物七本仕立て)

三本仕立ては一般的ですが、かえって花をそろえるのがたいへんな苦労ではないかとしのばれます。

(厚物三本仕立て)

福助仕立ては背が低く、花がかなり大きく、菊のみを見るような気がしました。

(厚物福助仕立て)

(ところで、福助とは差別用語ではなかったでしたっけ?)

懸崖菊は懸崖菊で、やはり苦労がしのばれます。

全体の姿形はもち論、花の大きさをこんなに多くどのように調節するのか、花の下に隠れた花を如何に無くすか、均質に配置するのはどうするのか、やはり多くのナゾが存在します。

(懸崖菊1)


(懸崖菊-部分1)


(懸崖菊-部分2)


以下次号に続きます。