(この旅は2014年3月に上田市と青木村を旅した記録です)
沓掛温泉小倉乃湯から戻ったら、かどや旅館の老夫婦が出迎えてくれました。
(かどや旅館)
かどや旅館は現在は子供の世代が運営しているのですが、帳場はおやじさんの方が預かっているし、料理は母親のほうが調理場に立っていろいろと教えてくれるのだそうです。
とても元気なお年寄りです。
ただし、運転や青木村バスターミナルへの送迎はおかみさんの仕事だそうです。
(元気な先代夫婦)
(おやじさんは時計のゼンマイ巻きも・・・)
この沓掛温泉は3軒の旅館と共同浴場と食堂などで成り立っており、源泉は「沓掛温泉1号泉、2号泉、3号泉の混合泉」です。
源泉温度は35度ほどの単純泉ですが、各旅館に来ているお湯はさらに温度が下がっているのでしょう。
この時期(3月末)はお湯を加熱しないと浴室が開けないとのことで、2箇所ある内湯の内片方だけ開けてくれました。
この日、泊まり客は私と家人だけでした。
(お風呂場は片方だけ開ける)
(脱衣場)
浴室はタイル張りで、浴槽の縁取りが赤御影石という旅館らしい浴室です。
(浴槽)
ぬるめの単純泉は肌に優しく、ぬるぬるすべすべのお湯です。
小倉乃湯と同じ源泉ですが、旅館のぬくもりが感じられるような気がしました。
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