善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

人吉温泉巡りの旅・中神温泉

2013年03月25日 | 温泉

ホテル朝陽館の日帰り温泉は思わぬ良い源泉で大満足でした。

さて、ここから、西に向かい、二箇所の共同浴場を訪ねる計画です。
一つは、中神温泉、もう一つは筌場温泉(うけばおんせん)花手箱です。
朝陽館は駅前通りと紺屋町方面に向かう道路の角にありますが、この道路を入ったところにタクシー会社があります。
タクシーを頼み、西に向かいました。

(中神温泉)

10分ほどで中神温泉に着きます。
場所は西人吉駅が最寄り駅です。

中神温泉は、大きな駐車場に面した木造一階建ての中規模な湯小屋で、手前半分が中神町の集会場、奥が男女別内湯のある共同浴場です。
典型的な共同浴場で、中神温泉組合が運営しています。
たとえば、入浴料金は一回¥200ですが、月額で支払えば\2400で、日に何回も入ることができます。
受付も当番制なのでしょうか?
おばちゃんが、外来の人は二百円ですが、今日は人吉お城まつりの記念日で百円で入れますよと声を掛けてくれました。

(受付のおばちゃん)

お湯を終わった地元の人とおばちゃんは、先日のNHKテレビ番組「鶴瓶の家族に乾杯」の話をしており、この日の午後に再放送があると話し合っていました。

(料金表)

100円を支払い、脱衣場に入りました。
質素ですが清潔な脱衣場です。
地元の人が管理する共同浴場は気持ちの良いものです。

(脱衣場)

浴室はシンプルで、女湯側の間仕切りから源泉が入る浴槽があり、洗い場が取り巻いています。
タイル張りの浴室もきれいに手入れされ、適温のお湯が掛け流しです。

(浴槽)

人吉の典型的なお湯で、無色透明です。
静かにしていると手足や身体に細かいあわがまとわりつき、泡のためか、肌はスベスベになります。
源泉の温度はぬるめで、わずかながら硫黄臭もします。

泉質はナトリウム-塩化物泉で39.5度とのことです。

市街地の昔の姿を残した公衆浴場も人吉の魅力の一つですが、中神温泉のような典型的な地区運営の共同浴場も忘れがたい温泉です。
しかも百円では入れるという幸運には滅多に出会うことがないでしょうね。

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