善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・秋の名残と春の息吹

2020年01月01日 | 鎌倉
暮れも押し詰まった2019年12月29日に円覚寺塔頭・龍隠庵で恒例の餅つき会が催されました。
龍隠庵の手前では秋の名残と春の息吹のロウバイが芳香を放つというラッキーな景色があったのです。


龍隠庵に行くには、選佛場と居士林との間の石畳の小道を上ります。

(選佛場)

選佛場とは「坐禅場」のことだそうです。薬師如来像と観音菩薩像が安置されています。
見物は自由にできます。

居士林は円覚寺56世曇芳周応(どんぽうしゅうおう)の塔頭で正式には済蔭庵(さいいんあん)というそうです。
居士(こじ)とは在家の禅の修行者のことだそうです。居士林では、広く一般の人向けに坐禅会が催され、学生座禅会、土日座禅会と初心者でも参加できる坐禅会が定期的に開かれているそうです。

龍隠庵はこの二つの建物の間の石畳を進みます。

(龍隠庵の道標)

秋の名残の紅葉はこの二つの建物の中に見事に残っていました。

(秋の名残の紅葉1)

(秋の名残の紅葉2)

そしてロウバイは、背の高い木になって居士林の裏手に咲き始めていました。

(春の息吹のロウバイ1)


(春の息吹のロウバイ2)

(春の息吹のロウバイ3)

少し離れていてもロウバイの香りがただよいました。

階段を上って上の台地には龍隠があります。餅つき会の真っ最中です。
ということで、暮れの行事の餅つきがそろうと・・・
(龍隠庵の暮れの行事の餅つき)

ハイ、「秋」・「年末」・「春」という三題噺の出来上がりです。

お粗末でした???。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿