もはや現代社会において、
携帯電話は必需品であり、
それがない生活は、想像できないほど
密接に、そして広く普及しています
そんな、大事な大事なモノを紛失したとしたら・・・・
先日の土曜日、先にお知らせしていた通り
“白浪五人男”で飲み会へと行った
1軒目は大手居酒屋チェーン店
しかし、そこで席待ちをしている間に、
行動派のH氏とK氏がよさげなBARを探してきた
新し物好き(?)なM氏が興味を持ち、
席に着いたあと、
運ばれてきた生ビールで乾杯をする前に、
早速、もらってきたショップカードを頼りに電話してみるものの
すでに満席との返事
一応のリザーブと連絡のお願いをして乾杯した
いつでもBARにシフトできるようにと
料理は小出しに注文するが、場が持たないので
アルコールは矢継ぎ早に頼んだ
このことが、後の
“リバース”
に繋がるのだが、この時はまだ知らずにいた
しばらくはBARからの連絡を待ったが、
空気を換える為にも、席を立った
2軒目だけは、あらかじめ決めていたスナック
いつもは慎重派のW氏が是非行きたい!と言った店
ボックス席のソファーに身体を沈める
視界の片隅で、うれしそうに踊るH氏を見た
彼、酔ってくると奇妙なリズムで、
身体を左右に振って笑顔を振りまく
今日は彼も飲み方のピッチが早かったのか、
スマホを持って、身体を揺らしていた
僕は十八番を含む三曲を歌い上げ、
歓声の中、グラスを一気に空けた
そこで急に、腹が減っていることを思い出し
ラーメンを食べにいくことを提案
運転代行を呼んで、いざ、ラーメン屋へ
しかしその車中
H氏が3軒目となるスナック行きを提案
さすがは、本名をなぞって「ハシゴさん」と揶揄されるだけはある
反対する理由も特になかったんで、
その意見に賛同して、3軒目のスナックへ
そこで事件が起きた
H氏が、ケータイを忘れた!と言い出した
2軒目のスナックだ
彼が得意げにスマホを持って、
奇妙なリズムで身体を揺らしていたのを
酔った頭でも鮮明に覚えている
しかし、戻った店には無かった
明けて日曜日
もう一度、その店に探してもらえるように
頼んでみてくれと、H氏から連絡をもらった
それは、Facebook のメッセージで送られてきた
そう、彼はケータイを持ってないからだ
少し困った
一応は店の番号は登録しているが
酔った状態で登録した番号だ
間違っているかも知れないし、時間も早い
少し考えて、ママともFacebook で繋がっていることを
思い出し、探して欲しいとメッセージを送った
そしてここからが大変だった
タイムラグがある
僕のような寂しがり屋は常に覗くだろうが、
誰もが頻繁にフェイスブックに繋げるとは
限らない
事実、スナックのママがメッセージを返してくれた時は
H氏から、「あきらめて新しい携帯を注文しました!」と
これまたフェイスブックのメッセージで
知らせてもらった後だった・・・・
ママからのメッセージは「あった!」との朗報
早速H氏に伝えた
その後も、かみ合わないやり取りを
Facebook のメッセージを使って行い、
彼は、携帯を受け取りにスナックへ行った
僕はママのアドレスをゲットした