おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

暑くなればTUBE

2008年04月30日 | 日記・エッセイ・コラム
祐一とえみりが離婚したが、結婚生活が2年と聞いて、
少々面食らってしまった。
ほとんどの人がそう思ったかも知れない。
 
「えっ? 1年じゃないの?」
 
って。
 
記憶ってのは曖昧だし、
時の流れは予想以上に早い。予想以上っては語弊が
あるかも知れない。
時間の流れは体感以上に早い。
 
探し物も同じ。
 
ゴミ屋敷でもないのだが、
自分の部屋でモノを探すと、なかなか見つからない。
特にカセットテープとか、CDとか、
今、聴きたいと思ったものを探すと、
これがなかなか見つからない。
 
CDの場合だとジャケットを見ながら探すが、
カセットは昔ダビングして作った自家製だから、
いちいちデッキに入れて確認する必要がある。
 
綺麗に書けないと言う理由で、曲名等を
書かなかった時代があるからだ。
 
何箇所かに分けて収納されているテープ。
この中から探すのだが、このときに曖昧な記憶が邪魔になる。
 
「確か、去年の夏に聴いたな」
 
自分の記憶を頼りに、最近仕舞ったであろう場所を
探すが、一向に見つからない。
 
『まさか?』
 
と思いながら、二年ほど開けた事のない引き出しを
開けてみる。
 
一番前、それも汚い字で“TUBE”と書かれた
カセットテープが現れる。
 
去年聞いたと言うことも、レーベルに字が書いてないことも、
まったくの記憶違い。
 
折角の祝日が、そんな事で潰れてしまった。
 


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だぁ~れ?

2008年04月28日 | 日記・エッセイ・コラム
鏡よ鏡よ鏡さん、教えてちょーだい!
 
写真写りが良いとかって、たまに聞く事だが、
鏡写りってのはどうだろうか?
 
不思議と鏡によって
写り方が違うなっと思う時がある。
よくあるのは散髪屋の鏡。
 
髪の毛が伸びたから足を運ぶ。
到着。
お茶を飲みながら本を読む。
 
「どーぞぉー!」 
 
椅子に座る。
 
「おっ? 今ぐらいが丁度良くね?」
 
って思うことは多かれ少なかれあるだろう。
あるあるネタだね。
 
この場合は、家にある鏡よりは大きいわけで、
また、今から髪を切るって言う、
いわば、別れを前にセンチメンタルに
なっているからかも知れないと言う、内面的な
要素も否定出来ないかも知れない。
 
内面的な要素を証明するかのように、
散髪が終わった後では、
鏡に写った自分に満足出来ない時が多い。
 
個人的な感想だが、
一番写りが良く無いのは、コンビニ等のガラスに
写る自分である。
ありのままを写しているはずなのに、
どこか滑稽と言うか、
 
『オレ、こんな感じなの?』
 
どうしても客観的になりきれない。
 
そして個人的なベストで言えば、
家の洗面所の鏡は一番写りが良い。
この鏡の前でヒゲを剃り、髪型をセット。
 
うん、オトコマエ! 
 
一日の中で、この瞬間だけがナルシスト。
他の鏡では、本当の僕が見えない。
いや、どっちが本当の僕なのか?
 
ところで、鏡に問いかける童話って、
シンデレラでしたっけ?
 


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国産

2008年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム
おかずを買いに出掛けた。
 
おかずと言っても、弁当のおかずであって、
あれではない。
アレね、アレではない。
 
本当はコンビニでマーボー豆腐が買いたかったのだが、
運悪く売り切れ。
今、キャンペーン中なのか、ローソンに行けば、
 
“少林少女”
 
タイアップのマーボー豆腐弁当が売っているのだが、
ご飯は朝から作った炒飯を弁当箱に詰めて持って来て
いるんで、
正真正銘、おかずだけが欲しかった。
 
仕方がないので、近くのスーパーに行く事にした。
昼なのに客が少ないなぁーと思ったが、
正午に、お昼のおかずは買いにこないだろうし、
飯食ってる時間ですよね、みんな。
 
ここにはマーボー豆腐はないが、
いつもお世話になってるロース豚カツがある。
これにソースをたっぷりかけて食べると、
物凄く胸焼けするのだが、
やっぱ、美味しいんでやめられない。
 
レジに足を運ぶと、
時間帯のせいだろうか?
レジ係が一人しかいない。
もう一人いるようだが、クレーマーの対応で店内を
走りまわっている。
 
ちょっとした長蛇の列になっている最後尾に並ぶ。
突然、目の前のおばちゃんがしゃがみこんだ。
倒れたのかと思ったが、
手に持っていたモノを床において持ち直しているみたいだ。
 
「買物カゴ使えよ!」 
 
と、心の中で突っ込むと、
おばんちゃん、急に振り返ってきた。
 
「オカン・・・」
 
と、心の中で思った。
 
オカンだった。別に生き別れたとか、
別居しているとか、そんな特別な事はまったくない。
一緒に暮らしているオカンだった。
 
「あっ!」
 
「おっ!」
 
会話することもなく、何故かお互いに軽く会釈。
 
一緒に買った春巻きが結構旨かった。
 


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フリスク

2008年04月25日 | 日記・エッセイ・コラム
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最初に断わっておくが、僕はフリスク芸人ではない。
もちろん、エヴァンゲリオン芸人でもない。
 
僕の周りには常日頃からフリスクを持ち歩いている人は少ない。
と言うか、居ないように思う。
テレビでタレントの必需品とか言っているが、
一般人でもフリスクは必需品だろうか?
 
自分が持ち歩かないからと言って、
どうなんだと言う論調は少し強引だろうか?
今でもガムは持ち歩くことはあっても、フリスクは
持ちあるかない。
それには、ちゃんとした理由がある。
 
“噛むか舐めるか?”
 
論争である。
 
このフリスク、実際どうやって食するモノなのかが
分からない。
いや、薬じゃないんだからご自由にどうぞ!と
笑われそうな理由だが、本当なんだから仕方ない。 
 
舐めているのも、なんか弱弱しさを感じるし、
豪快に噛み砕くと、あっと言う間に無くなってしまう。
 
思えば、小さい頃から飴を舐めるのが苦手だった。
すぐに噛み砕いた。
ただ、飴玉なら噛み砕いた所で、直ぐになくなることはない。
破片となった飴玉は、ポケットの中のビスケットのように
増えたようで、それはそれで
嬉しかったようにも思える。
 
さて、フリスクである。
もともとこれは何なのか?といった愚問は置いておいて、
どうやって食べるのがいいのか?
 
考えていても埒が明かない。
実際に食するのが一番分かりやすい。
早速買いに出掛ける。
 
で、見つけたのがフリスクではなくこれ。
 
えっ?これ、食いモンやったん?
 
テレビCMで前から知ってはいた。
今のコマーシャルも面白いから好きだ。
好きだが、てっきり住宅情報誌のCMだと思ってた。
 
何故そう思ったのかは自分でも分からないが、
本当なんだから仕方ない。
 


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スォーム

2008年04月24日 | 日記・エッセイ・コラム
何年前のことだろうか?する事のない日曜の午後。
ボーとしてテレビに映るスポーツ中継を眺めた。
 
“甲子園ボウル”
 
確か、日大フェニックスと京大ギャングスターズの
試合だったと思う。
 
しばらくはボーと眺めていただけだったのだが、
タッチダウンをとった時のスカッとした気分が
気持ちよくなってこのスポーツのファンになり、
それ以降は、テレビでアメフトの試合中継があると、
それが本場アメリカのローズボウルの中継であっても
見るようになっていった。
 
サッカーやラグビーでも、
局面を劇的に変えるパスとか、
プレーヤーのアイコンタクトや戦術がピタッとはまるとか、
それが醍醐味だと言えるスポーツは沢山あるが、
アメフトの場合は、
様々なフォーメーションや、それを完成させる
超人的なプレーヤーの存在が、
よりエキサイティングな演出をしてくれる。
 
カメラマンをも欺くパスワーク
華麗なステップで敵陣へ切り込んで行くワイドレシーバー
正確無比なロングパスを成功させるクォーターバック
 
バスケットやホッケーのように
常に攻守が入れ替わることはなく、
また、野球のように攻撃も守備も同じ選手ではなく、
打てるけど守れないとか、打撃はイマイチだが
守備は一級品!と言ったこともない。
 
ディフェンスとオフェンスとではメンバーが変わる。
ようするに、
攻め専用チームと、守り専用チームが
それぞれ激突するのである。
 
幾つもある攻撃パターンから最善の策を行使し、
考えられる防御パターンと閃きを駆使して、
お互いが激突する肉弾戦。
 
パワーとスピードと言った超人的な側面と
頭脳戦とも言うべきクレバーな面を持ったスポーツ。
両チームの駆け引きから、一時も目が離せない。
 
 
 
 
と、突然そんな事を
聖火リレーの報道を見ていて思った。
 
 
ディフェンスとオフェンス。
 
まさに、
両陣営の駆け引きから、一時も目が離せない。
 


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