おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

韓国に行ってみたいな

2006年04月29日 | 日記・エッセイ・コラム
HPのデザインを考える事になった。

「うちのHP、作ってもらえませんか?」

その話が来たのは、三月中旬。
いつも仕事を貰っている電器屋さんからの依頼だった。
普段の仕事ぶりが認められたのか、はたまた、僕の隠している
才能に気がついたのか知らないが、とにかく頼まれた。

「あぁ、ええよ! 作ろかぁ!」

以前から興味はあったし、時々そんな話もしていた。
普段はDTPオペレーターをしてるんで、ソフトの操作も
「大丈夫だろう」って気持ちがあった。

この電器屋さん、とにかく誉めてくれるのだ。チラシを作ると、

「いやぁ~、いいデザインですねぇ!これなら注文殺到ですよ!」

てな具合で、次回はよりいいモノを創ろうと思わせてくれる。
とにかく、「商売上手」な人である。

こうして、デザイン作業が始まる事になった。
HPに関しては、
「俺なら、こう創るなぁ!」
って以前から思っていたが、いざ自分で創る事になると大変である。

まずはソフトの操作習得。
これはまず問題なくやれそうだ。イラレやフォトショみたいなものだ。
が、初めて聞く用語が多く、その度に解説本を広げる。

「おお、なるほど、そう言うことね」
と、その時は理解するが、時間がたつと忘れてしまう。

集中力が足りないのか、それもと歳のせいなのか?
創りかけたモノを何度か創り直す。
作業を進めていく内に、

「ここのボタン、ばぁ~って出て来るように出来ないかな?」

解説本を読んで

「おっ、出来るぞぉぉぉぉ!」
と分かれば、創り直す。それの繰り返しだ。

ソフトを購入してから、ずっとそんな事を考えている。

もちろん、最初からプロが創ったようなモノは出来ないと理解している
つもりでいるが、どうせなら、シロウトよりはちょっといいモノを
創りたいと思う。

って、ぼく、シロウトですけどね。Webデザインは。




第一球を投げました

2006年04月28日 | スポーツ
プロ野球が開幕して一ヶ月が経つ。

今年はWBC優勝など、開幕前から色んな話題があり、
楽しみにしていたけど、いまいち自分の中で盛り上がりにかける。

とは言うものの、連日ラジオ・テレビでの中継は楽しみの一つだ。
しかし、この中継も見ていると不満に感じる事がある。

特にラジオ。こっちはプレーを見られないんだから、
正確に実況してもらいたいと思う。
ラジオなんかは(テレビでも同じだと思うが)ずっと聴きつづけて
いるもんじゃない。スイッチを入れてはじめてラジオを聴き始める。

それなのに、あぁ、それなのに、
いっこうに、アウトカウントやイニングを言わない実況がたまにある。

「今、何回の攻撃なの?」

って思う。
酷い時には、どっちが攻撃しているのか、
また、いま誰が打席に立っているのかわからない事がある。
そりゃじっと聴いてたら流れでわかるんだろうけど、
車に乗り込み聴き始めた僕としては、どうなってるのか気になるのに
ひたすら取材してきた内容を喋ってる。

もう一つ気になる実況は、「横文字」の多さ。
「ベースボール」じゃなく「野球」なんだから、今迄慣れ親しんだ
表現でいいと思うぞ。

「今日は○○と△△とのマッチアップで始まりました。」
じゃなくて
「今日は○○と△△の両先発投手で始まりました。」
でいいんじゃない?

ホームランを打たれたピッチャーに対しては、
「気持ちをリセットして」じゃなく「気持ちを切り替えて」とか、
打順の組み替えの結果、猛打爆発したときでも

「組み換えがアジャストしました」

なんて訳がわからない。

サッカーから来てるのか、
最近では野球の芝まで「ピッチ」って言ったりするアナウンサーがいる。
選手の事を「タレント」って言ったりするのってサッカーからかな?

満塁でホームラン。もちろん「満塁ホームラン」だ。
それを「グランドスラム」って絶叫!
一試合三安打で「猛打賞」でいいじゃん。
「マルチヒット」ってわざわざ言わなくても。
メジャーのマルチって二安打でしょ?

盛り上げようと思うのは勝手だけど、
一回の表、それも先頭打者がアウトになったぐらいで

「赤星アウト!先頭打者を出す事が出来ませんでした!」
って、延長戦でリードされてるみたいなテンションで叫ばれても、ねぇ。

どの場面から聴き始めても分かるような実況がいいね。
それとやっぱ、スポーツは「現場」で「生」を見るのが一番ってこと。




ヘビーリスナー

2006年04月20日 | 日記・エッセイ・コラム
ラヂオを聴きながら仕事をしていると色々と思う事がある。

静かな環境で仕事をしていると落ち着かない。音楽もいいが、
話声が恋しい時があってラヂオを聴き始めた。

基本はAM。
取り留めもない会話から、ニュースなどいろんな話題を耳にする。
でもこれ、時には仕事のリズムを崩してしまう時もある。
特に注意して聴いている訳じゃなく、
ただなんとなく流れているだけなのだが、
肝心の聞きたい話題の時に限って、聞こえにくいのだ。

聞きたくない話題の時には、必要以上にクリアに感じるのに、
興味あるモノは雑音や、車の騒音で聞き逃してしまう。

まぁ、道路のスグ横で作業している環境が悪いんだけど。

また、思い出したい音楽がある時も、ラヂオは邪魔になったりする。
AMはFMとくらべれば音楽の流れる割合が少ないが、そこはやっぱりラヂオ。
CMにも音楽が使われる。
仕事中に音楽の事を考えているのもどうかと思うが、

「あれ、どんな歌詞やったかな?」と、リズムを口ずさみながら
思い出していると、CMが流れてくる。

「もう!」

ってラヂヲを消してたら、頭の中の音楽も飛んでいった。何故に?

野球の結果がよろしくない時や、聞きたくない話題の時には、
FMにチューナーをあわせる。
ポップでキャッチな話題が溢れてるから、聴きやすい。
というよりは、心に残らない話題が多い。
早く言えば、

「あっ、そう」

って話題。どうでもいい事をおしゃれに喋っているって感じ。
別にFMに敵意があるわけじゃないんですよ。

あっ! ひとつだけ「敵意」を感じた瞬間があった。

いつも聴いているFM放送局がある。
結構、地元ネタがあったりして、聴きやすいのだが、
午後にひとり迷惑なサウンドクルーがいる。

彼は、流れる音楽にあわせて歌うのだ。
聴きたい楽曲の時は、これほど迷惑な事はないし、
耳障りだ。

この前なんか、イイ感じで聴いていると、突然サビのパートを
歌いだした。

「こぉ~なぁ~ゆぅ きぃ!!!」

レミオロメン「粉雪」を大絶叫で唸っている。
びっくりして、目の前のデータ消しそうになった。
頼むから、楽しそうなのは十分伝わってるから、
リスナーの邪魔はしないでね。

ターザンさん。








一年生

2006年04月19日 | 日記・エッセイ・コラム
山の緑の木々が風に揺れる。日差しも力強く感じる。
気温の上昇ってこともあるが、色んな場面で季節の変わり目を思う。

今だと「新入生」を見る事だろう。
似合わない制服を着た中学生が目の前を通る。
でも、僕らの時とは違うんだな。
僕らの時は「丸坊主」だった。制服もダボダボでまるっきり似合ってなかった。
今は丸坊主でない分、スマートに感じる。制服もおかしくない。

当時だって、「何故、坊主なのかぁ!」って声はあったと思う。
がぁ、今の親やマスコミが言う「人権・人格」ってモノが曖昧だったのかな?
本人たちは、今も昔も不満みたいなモノはあると思うが、
昔の親達は「先生の言う事を聞きなさい!」って感じで、取り合わなかった。
良く言えば「おおらか」だったのか。今は保護者の方が熱心な印象もある。
ただ、僕は坊主頭でもよかったと思う。
三年間抑制された「髪型」への思いは、高校生になって
爆発させる事が出来たから。

高校生を見ても季節の変わり目を感じる。
集団登下校だ。
同じ中学から入学したモノ同士、自転車通学をしてる。
多い集団だと、8~10人ぐらいいるだろうか?
部活もしてない時期だと、いっしょに帰る事が多いだろうが、
これも「新学期」独特の風景だと思う。

それこそ部活をやり始めれば、「同じ中学出身」って枠ははずれるし、
その他にも色んな付き合いが増えたり、徒党を組む事を恥ずかしい事と
感じるようにもなる。

社会人にだって、春を感じる瞬間がある。
「若葉マーク」だ。
この時期は、とにかく若葉マークを付けた新ドライバーが多い。
オートバックスなんかに行っても、新ドライバーかなと思わせる人達がいる。

シガーソケットに突っ込むライトなんかを選んでいる人を見ると
嬉しくなってしまう。
実は僕も初めて車を買った時、同じようなライトを買った。
別に必要ないと思ったが、「ステータス」って感じで購入した。
カー用品を買う事で、車を持った喜びを感じていたのかも知れない。

いろんな事で春を感じる事が出来る。





作法

2006年04月17日 | 日記・エッセイ・コラム
とある団体の総会に出席した。

“とある団体”って言っても、「とある」って名前じゃないし、
決して怪しい団体でもないが、ここでそれに触れる事はやめておこう。
で、つつがなく総会が閉会した後、懇親会が開催された。

地元の料理旅館だったので、目新しい料理でもなかったが、
色とりどりのオードブルと寿司がならび、勿論アルコール類も豊富だった。
瓶ビールをお互いに酌み交わし、窓から見える桜も相まって、
春らしい雰囲気のなか宴会は進んでいった。

宴もたけなわ、隣に座っていたテッチャンが、ビールの注ぎ方講座を始める。

「こうやってビールを入れるんすよ!」

ラベルを上に持ち両手を添えて、グラスに瓶を当てることなく注ぐ。
5人来ていたコンパニオンの中でも一番若い娘に手解きをする。
「徹底してたら、気持ちいいんすよぉ~!」そう言った後にぐびぐびぃ!

こういったモノは小さな事でも覚えておく事は必要だろう。

おばあちゃんの法事に親戚一同総揃いした時のこと。
一応、本家の者としておじさん、おばさん達にお酌をして廻っていた。

慣れない手付きでビールを注いでいると、

「このおっさんには、あんまり飲ますなよ!」

親戚の中でも酒の作法にはうるさいおっさんから一言もらった。
聞くと、病気で酒は適度にと言われているらしい。

その時、事件は起こった。
「あんまり飲ますなよ!」の言葉を馬鹿正直に受け取った僕は、
グラスに半分だけビールを注いだ。

一巡すればいいと思っていたから、宴全体を思ってなかったのだ。
ビールを注いだおっさんは酔っていたんで、そのビールを嬉しそうに持っていたが、
となりの作法にうるさいおっさんが僕に突っ込んだ。

「なんやそれ! つまらん奴やの、お前!」

作法以前の問題である。
確かに失礼なことだ。振る舞いとしては最低だろう。余裕もなかった。
それ以来、自分の行動を恥じて酒宴での作法は気をつけるようになった。

もう一つ。
懇親会が終了しようとした時、宴会での法則を思い出した。
“年配組のオードブル料理は残っている確立が高い”法則である。

これは殆ど、どんな酒宴でも適用される。
何故だろうと思うが、単純に食欲よりも会話ってことなんだろう。

宴会が終了したのは午後9時20頃。
外に出ると桜吹雪き。ほどよい酔いと桜舞う宵に気分よく帰った。