おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

弱い自分が嫌いだ

2022年06月29日 | 日記・エッセイ・コラム
いじめとは違うと思いたい

周りに同調する癖が私にはあるようだ

例えば

誰もが敬遠している人がいるとする
私はその人に、特別な感情は持ってなかったが、
周りが嫌ってるのなら、私がその人に
負の感情を抱いたとしても、それは必然の流れで、
私の行動はみんなと同じなんだ!と納得する

思えば変な話だ

実害がないのなら、特にその特定の人を
遠ざける理由はない

いや、少なからず実害はあるのだが、
それを肯定するかのように

「誰もが同じように嫌ってるから」

という理由を付け足して、確信する必要はない

人付き合いとは、マンツーマン

個々が集まって団体となる

団体の意思は人付き合いとは本来関係のないことだ

私には周りに同調したいと言う思いがある
私には私の思いに賛同して欲しいと言う欲求がある

だから、判断基準を周りの行動に置きがちだ

私の行動は、まさに「いじめ」のそれなのかな
そうは思いたくないが、そう言う気がする
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そのアイテムが気になります

2022年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム
バイト先の店長と雑談

5歳になる息子さんが、
Swithchに夢中で、プレーで貯めたポイントで
欲しいアイテムがあるらしい

しかし5歳児のプレー時間は30分に限定されている

毎日30分では、アイテムポイントまでが
遠い道のりになるらしい

ファミコンでゲーム人生を終えた私としては、
夢中になれるものがあって羨ましいと思うと同時に、
任天堂さんも上手い商売をするもんだと感心した

そこで店長の登場

息子を寝かしつけた後、
黙々とポイントゲットのために
必死にボウリングゲームで右腕を振り続けたらしい

その話を聞いて、ふと思う

私には子どもがいないので、
当然、子育てをしたことがない

赤ちゃんと見ていて、可愛いと思うが、
その笑顔のために、両親がどのような苦労をしているか、
私は知らない

だから

私の親が、私のためにしてくれたことを、
改めて実感する機会もない

店長はポイントを貯め続け、
最後のフニッシュはご子息に譲るとしても
いずれあのアイテムを手にした愛息の笑顔を見る事になる

右腕の筋肉痛もその笑顔で癒される

そして思うのだろう

自分の子どもの頃のことを
自分と同じように、自分に対して、
親がしてくれたことを、親になって
初めて気付くんだろう

そう思いながら、遠い目で相槌を打つ私でした
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だからほっておく事にした

2022年06月20日 | 日記・エッセイ・コラム
中学生の頃、家族で買い物に出かけた先で、
テープレコーダーを見つけた

当時、訪問販売で英語の学習セットを買ってもらった私は、
教材としてついてくるカセットテープを聴くのに
必要だと、そのレコーダーをせがんだ

もちろん却下

我が家にはラジカセがあったので、それで十分ですと

しかし食い下がる私
諦めきれず、帰りの車中でため息を繰り返していると
いつもは温厚な父親が激昂し、私に金を叩きつけた

涙目になりながらも、私は念願の物を手に入れた

高校3年生、就活で1社目に面接で落ち、
満を辞して2社目を受けることにしたのだが、
履歴書の写真をなかなか撮りに行かれず、
その言い訳をしていると
いつもは温厚な父親が、

「距離を言い訳にするのは、やる気がないからだ!」

と、私の本気度が足りないことを指摘した

あれから時が流れて今

いつも温厚な父親は、
全てのことを年齢のせいにして、
昔を懐かしみ日々ため息ばかりをついている

あの日、私に言ってくれたことを
そのまま伝えたいと思うが、
年寄りは、人の助言を一切聞かない
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周りの評価を気にしない人間になりたい

2022年06月02日 | 日記
灯りがあると眠れない妻
暗闇だと逆に目が冴える私

そこで編み出したのが、居間での就寝

しかし、早起きの親父の横で寝続けるのも
気が引けるので、
そのタイミングで妻が眠る部屋と上がり、
二度寝を決め込むのが日常のスタイル

今朝もルーティーンよろしく二階へ行くと、
私の布団の上で愛犬のアイちゃんが
鼾をかいている

しかも、折りたたんだ掛け布団の上で

朝の5時はまだ肌寒く、
薄手とは言え、布団を羽織りたいところだが、
アイちゃんを起こすわけにもいかず、
そのまま眠ることにした

アイちゃんを起こしたくないと言う理由ともう一つ、
その状況を妻に見せたいと言う魂胆もあった

日頃から「あんたとアイちゃんは仲がいい」と、
嫉妬にも似たお言葉を頂戴する仲なので、
寒さに負けず、アイちゃんを気遣う私を
褒めてくれるだろうか?と、思いながら目を閉じた

結果として、妻が私よりも先に目覚めることはなく、
その状況を彼女が目にすることはなかった

その時に、初めて
自分の愚行を悟る

『褒めて欲しいだけで、寒さを我慢したのか・・・』

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