「今夜の中継はグランドの臨場感もお伝えします!」
担当アナウンサーが声を上げる
彼が得意げに喋っている内容は、2塁塁審に小型カメラを装着し、
現場目線の画像を映し出すと言うもの
塁審の頭部に装着してある以上、
その画面は激しく揺れる
私たちが見たい場面では無く、
まさしく塁審の仕事上の視線の動きであって、
選手を映し出す訳でも無く、
高々と打ち上げた打球を追う訳でない
新亀フィーバーに沸いた1992年の中継で
面白い試みをしていた
対戦相手はヤクルト
その中継で、まずはヤクルトの攻撃時、
ひたすら画面に映し出されたのは、センターを守る
新庄だった
1イニング限定だったと思うが、
それでも新庄が大写しになっていた記憶がある
そして、それはミーハーな画面では無く、
一球一球の配球によって、選手はこんなにも
守備位置を動いているんですよ!と言う検証映像だった
確かに打者の左右や打順での強打の違い、
ランナーが出たかはどうか覚えてないが、
それでも新庄は一球一球、投手が投げる前に
守備位置を少しずつ修正していた
対して阪神が攻撃する時には、
キャッチャーの古田にスポットが当たった
さすがに古田だけを撮った画はなかったが、
今回は、古田のリードを投げる前に予測すると言うものだった
その解説者が誰だったかは、私は覚えているが、
今回は伏せておくことにする
彼は投手とのサイン交換の際に
予想をしていくのだが、最後まで古田のリードに
裏をかかれた
「私がバッターだったら、打ち取れてましたね」
苦笑いするのが精一杯だった
最近、中継を見てて思うことがある
実況席に解説者とゲストが座り、
実況アナを交えた3人で楽しげに野球談義を始めたり、
解説者の現役時代の武勇伝を紐解いたり、
とにかく目の前で展開されいる一球一球の駆け引きを
全く報じない
で、エラーをすると殊更に騒ぐ
「第5球を投げました!打ったぁ」
「打球は三遊間に!ショートが飛び込んだが取れないぃぃぃぃぃぃ!」
「ライト前ヒットぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
中継の方法はシンプルな方がいいと思うが、
実況は正確でないとあかんと思います。
担当アナウンサーが声を上げる
彼が得意げに喋っている内容は、2塁塁審に小型カメラを装着し、
現場目線の画像を映し出すと言うもの
塁審の頭部に装着してある以上、
その画面は激しく揺れる
私たちが見たい場面では無く、
まさしく塁審の仕事上の視線の動きであって、
選手を映し出す訳でも無く、
高々と打ち上げた打球を追う訳でない
新亀フィーバーに沸いた1992年の中継で
面白い試みをしていた
対戦相手はヤクルト
その中継で、まずはヤクルトの攻撃時、
ひたすら画面に映し出されたのは、センターを守る
新庄だった
1イニング限定だったと思うが、
それでも新庄が大写しになっていた記憶がある
そして、それはミーハーな画面では無く、
一球一球の配球によって、選手はこんなにも
守備位置を動いているんですよ!と言う検証映像だった
確かに打者の左右や打順での強打の違い、
ランナーが出たかはどうか覚えてないが、
それでも新庄は一球一球、投手が投げる前に
守備位置を少しずつ修正していた
対して阪神が攻撃する時には、
キャッチャーの古田にスポットが当たった
さすがに古田だけを撮った画はなかったが、
今回は、古田のリードを投げる前に予測すると言うものだった
その解説者が誰だったかは、私は覚えているが、
今回は伏せておくことにする
彼は投手とのサイン交換の際に
予想をしていくのだが、最後まで古田のリードに
裏をかかれた
「私がバッターだったら、打ち取れてましたね」
苦笑いするのが精一杯だった
最近、中継を見てて思うことがある
実況席に解説者とゲストが座り、
実況アナを交えた3人で楽しげに野球談義を始めたり、
解説者の現役時代の武勇伝を紐解いたり、
とにかく目の前で展開されいる一球一球の駆け引きを
全く報じない
で、エラーをすると殊更に騒ぐ
「第5球を投げました!打ったぁ」
「打球は三遊間に!ショートが飛び込んだが取れないぃぃぃぃぃぃ!」
「ライト前ヒットぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
中継の方法はシンプルな方がいいと思うが、
実況は正確でないとあかんと思います。