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日々の暮らしのなかで

偉い人たち、お願いしますよ

2017年04月11日 | 日記
僕は英語が喋れない

金髪美女に一目惚れしても、
アタックすることは出来ない

しかし、落胆はしていない

別に金髪美女を諦めたわけじゃない

時代は常に進化している
そして、人類が待ち望んでいる発明!
そう!「自動翻訳機」をいつの日か
完璧な状態に完成させるであろうと
密かに楽しみにしている

ヘッドセットのマイクを通せば
ヘッドフォンから聴こえてくるのは、
翻訳された言葉

事前にセットしておけば、
相手の喋った言葉はすべて自分の母国語に
瞬時に変換され
僕が喋った甘い言葉も
金髪美女の耳にはスイートな英語になって
伝わるのだ

かつて、神の逆鱗に触れ、
お互いの意思の疎通が出来ないようにと、
言葉の壁が出来たとか

そんな神の所業も恐れぬ取り組みだが、
それは、ある意味、人類の
願いではないだろうかと思う

今、必死に外国語を勉強している人には
申し訳ないが、そんな夢物語も
現実になる世界が、もうすぐそこまでやってきている

と、理想を語っておいて悪いのだが、
ここでひとつ、前から疑問に思っていることがある

翻訳された言葉の意味は
あっているのだろうか?と言うこと

二つの言語が喋れる人は
その真意を確かめる事は出来るのかも知れないが
事例によっては、似たような意味への
「置き換え」をしているんじゃないかろうかと、
思う次第

日本語一つとっても、
かなり複雑で、それが翻訳出来るものなのか?と

「いいです」

これ、肯定にも否定にも使える返事ですよね

「アンパンしかなかったんですけど、これでいいですか?」

「いいです!」

「アンパンが一個だけ残ってるんですが、食べますか?」

「いいです!」

この違い、わかりますよね

少し前後の言葉を端折ってるんで、
ニュアンスが伝わらないかも知れませんが、
アンパンしかなかった時の返事は

「それでいいです!」

って返事で、一個あるけど食べますか?と聞かれた時の
いいです!は

「(食べなくても)大丈夫です!」

って感じの返事ですよね

電話での勧誘の返事に

「結構です!」

と、断ると、

「結構です!って承諾されたじゃないですか!」

と、返されることもあったとか


兎に角、それぞれの言語によって
翻訳するにも出来ないような事があると
正確な意思の疎通にはならない危険性がありますよね

くれぐれも、金髪美女が怒らないように
開発してくださいね
偉い人たち、お願いしますよ
 
 
 


コメント
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