ボランティアで、戦隊モノの衣装をかぶって
呼ばれれば、いろんなイベントに出掛けている
市販の衣装に着替え、
ちびっこの集客のために呼ばれた舞台で
寸劇やらダンスを躍る
最近ではもっぱら、妖怪ウォッチの「妖怪体操第一」
ちびっこには、羨望の眼差しで見詰められるのと、
怖がられるのが、ハーフ&ハーフな状態だけど、
中には、名前を呼びながら近づきて来る子もいて
休日を潰しながらではあるけど
この活動に自己満足している
が
少々問題もある
僕の体型だ
少々と言うよりは、少し太り気味な体型をしている
それが市販の衣装に袖を通すものだから
子どもならずとも、正義の味方としては
違和感を覚えるフォルムとなってしまう
思えば、僕に最初にこの衣装を着せた
現在は名誉会長となっている創設者は
コンセプトとして、みんながハッピーになれますように!
との願いを込めて、
悪と戦うヒーローではなく、みんなが幸せになれるような
笑顔の戦士として位置づけをしていた
それゆえ、太った戦隊ヒーローもオッケー!と
豪快に笑ってくれていたんで、
僕も気が楽になっていた
しかし、しかし
やっぱり突っ込まれる事が多い
キャラ的に「黄色」がデブキャラと一般的には
浸透しているが、市販の衣装では黄色は「女子」が着るように
セパレートになっていて、太り気味のおっさんには
着られない
そこで仕方なく「青色」を着ているのだが、
デブ=青とはならないらしく、
ツッコミが入る
まぁ、ちびっこはそこまで考えてないのだが
小学生や大人は、容赦なく罵声を浴びせてくれる
時には罵声の方がいいと思えるくらい
嘲笑や侮蔑の視線を送られる
太っている事は自己責任であって
日常、気をつけて取り組めば痩身は自由であり
そのこと自体に何を言うこともないけれど
やっぱり、半日その視線の中で動いていると
精神的には、疲れる部分もある
僕は正義のヒーローじゃない
市販の衣装を着た、普通のオッサンだもの