おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

秋眠暁を覚えず

2010年11月30日 | 日記・エッセイ・コラム
最近、寝覚めが悪い
 
いや、こう書くと、何やら悪夢にでも魘されて
汗をかきつつ「ぐぁ!」と声を発して飛び起きるシーンを
想像されがちだが、違う
 
よく言えば、眠れる森の王子様
悪く言えば、寝起きの悪い子どものようで、
ありのままを言えば、二度寝するオッサンと言う事
とにかく良く眠れる
心配事が無いわけでもないし、暇なわけでもない
やる事はあるはずだし、それなりに
充実した毎日を送っていると思っている
 
それなのに、朝に弱い
 
いや、こう書くと、
何やら低血圧の、気だるい感じの桃井かおりを
想像されがちだが、違う
思えば、幼い頃からそうだった
小学生の時は、指で瞼を開けておかなければ
すぐに眠ってしまうほど、朝は弱かった
 
そして今も弱い 
 
季節的なモノも左右している
秋と言うには朝夕は寒すぎるし、布団から
這い出るのは、やっぱり決断力がいる
いや、最近は、その決心よりももっと厄介で、
睡眠が深すぎるのか、寝すぎる事が
問題になりつつある
自営業のお陰で、誰に迷惑をかけるとか、
そういった心配は少ないのだが、それでも
予定通りに朝目覚めないというのは、社会人としは
寂しいものだ
 
腰が痛いこともあって、今は自室ではなく、
畳の部屋にて就寝している
それも寝すぎの要因の一つかも知れないが、
その場所に目覚まし時計がないのも、また原因の
一つなのかも知れない
僕の目覚まし時計は、持ち運びが出来ないのだ
 
「なら、携帯のアラームを使うがよろし!」
 
以前、友人との会話の中で、
現代人は携帯のアラームを頻繁に使っている!と
たしなめられた事がある
そんなものか?と、その時は思ったが、
それを実践する時がきた
昨晩、説明書片手に設定した携帯を枕元にセットした
 
そして今朝
 
効果は抜群だった
携帯が鳴る15分も前に自然と目が覚め、
必死にセットした携帯のアラームが鳴るか、
固唾を飲んで、見守った
 
無事に目覚まし音のアラームが鳴ったことを確認し
安堵の気持ちが広がるなか、二度寝の床に就いた
 
 



どもどもどもども

2010年11月29日 | 日記・エッセイ・コラム
小一時間ほど、W氏と猥談した
 
いや、密談だ
 
最近は月曜日に偏ってるんで、定例会議と言った
ところか?
とにかく、W氏と電話で密談した
 
色々と他愛も無い話を繰り返したが、
 
「携帯電話の無い時代の方が幸せだった」
 
と、真っ向から現代科学を否定してみたあとで
つくづくそうかも知れないと、かみ締めた
 
高度成長時代
新三種の神器に始まって、カラーテレビや
自家用車とか、とにかく社会は
信じられないようなスピードで発展してきた
そして、親父達の世代は、そんな夢のような時代を
過ごしてきたわけだ
 
それに対して、僕達の時代は
写真こそ白黒で始まってはいるが、
物心付いた時から、テレビや電話は生活の中にあった
 
(すべてある今は不幸なのかも知れない)
 
宇宙旅行に代表されるように、
昔は果てない未来を夢見て過ごせた時代なのかも知れない
それに引き換え、現代にはすべてが揃っている・・・・
 
と思っていたが、
スマートフォンやらを見ていて、
数年前に携帯電話があんなことになろうとは
誰が想像していただろうか?と思う
今から五年先の携帯電話など、思いも付かない
まだまだ、今は想像すら出来ないような
便利なモノがこれからも出てくるかも知れないし、
その開発のスピードはどんどん速くなるだろう
 
しかし
 
便利だからと言って、それがそのまま幸せか?となると
少し考えてしまう
今から20年ほど前を振り返ってみて、
携帯の無い時代はどうやって暮してたのか?と
思い返してみると、それはそれで不便なこともあったかも
思うが、
“ある”モノが無くなったんじゃなくて、もともと
“無かった”んだから、それはそれで、
不便を感じていなかったのか?と・・・・
 
懐古的な感傷に浸りたいと思いつつ、
新しく便利なモノも手にしたいと矛盾に思いつつも、
そんなモノに、常に興味を持っていたいとも思う
 
今日の定例会議も無事終了した
最後の猥談は妄想に留めておこう!
まぁ、実際に行動に移す勇気も才能も
今の僕には無いのだけど
 
 



散髪中も読みたいぐらい

2010年11月28日 | 日記・エッセイ・コラム
読書にはまってます
 
時間を作って読書をする
これ、本当に楽しいことです
時間を作らないことには、始まらない
こう見えても、結構用事があるんですよ、僕は
そんな忙しい僕が、時間を作るんですから、
いかに読書が楽しいか、想像が出来ます
 
しかし
 
時間を作るのは、容易いことではありません
一日の時間は誰にも平等に24時間しかないからです
その中でやりくりをして、時間を見出さなくては
いけません
 
仕事中はもちろん読めません
読んでもいいですけど、仕事が出来ません
食事の時間と睡眠の時間も必要です
その他にも、やりたい事、しなくてはならない事、
飲みに行く時間や、物思いにふける時間も・・・
 
ん?
 
そうだ、物思いにふける時間を
読書の時間に置き換えれば・・・・
 
と、そこの貴方も考えたかも知れませんが、
何も考えずに物思いにふける時間と言うのは、
一日の中でも、案外重要な時間です
 
そんな見出しづらい読書の時間を
今日、見つけました
 
先日、喫茶店で読書!と言ったセレブな時間を
過ごしたばかりですが、
その進化版とも言った具合に、今日も読書を楽しみました
 
散髪屋での待ち時間です
 
これは結構盲点でした
散髪屋での待ち時間は、普段読まない漫画を
読むと言った、これまでも特別な時間だったわけですが、
そこに自分で小説本を持ち込んで、
読書をすればいいんでないかい?と、
今日、不意に思いついた次第
偶然、今日は散髪に出かけようと思っていたので、
早速実行してみることに
 
テレビの音が最初は気になっていたけど、
徐々に小説に引き込まれて、
思っていたほど、気にならなくなっていった
この店にはフリードリンクが設置してあって、
今日はココアを頂戴した
 
まぁ、テレビが途中から全く興味の無い競馬中継に
変わったのも功を奏したことは否めないが、
いい発見をしたと思う
 
次はどこで読書をしましょうか?
 
 
 



ええかっこ

2010年11月25日 | 日記・エッセイ・コラム
えす、えー、じー、えー、性!S、A、G、A、さが!
 
唐突に懐メロで始まりました今日のブログ
いやぁ~、ほんと、男の性にはホトホト困りものです
いや、困らないですね、自分の事ですから
 
今日、いつものように一人で懸命に仕事をしていると
玄関になにやら気配が・・・・・
パソコンの画面を睨みつつ、何か運んでくる用件が
あったかな?と検索してみたが、思い当たらない
もしかして、外注先の仕事があがってきたのか?と
恐る恐る玄関に出てみると、予想が的中
で、その宅配便のドライバーが今回も女性だと
気付いた
 
最近、結構多いんですよね
うちの仕事場にも、女性の宅配さんがやってきます
今回の荷物はチラシ
 
紙って、一枚一枚はもちろん軽いものですけど、
束になると、そりゃもう、重いんですよね
まぁ、当たり前です
 
パソコンを睨みつけている間に
半分ほどは降ろされてましたけど、まだまだ
荷台にはチラシが山積み
 
「ご苦労様です!」
 
笑顔で挨拶すると
 
「あぁ、ご苦労様です!」
 
人が居ることに気付かなかったのか、
少し驚いた顔で、挨拶されました
 
ここから、男の性です
 
男性ドライバーの時にはそんな行動はしませんけど、
相手が女性だと、単なる仕事なのに、
ええかっこしたい!って思ってしまうもんなんですね
 
ひと括りになってる束を、一つずつ運べばいいものを
二つ、三つもって運ぶ訳です
最初のほうは三つ持ってましたけど、
徐々に息切れ
それでも、ええかっこしたい!と思って、
宅配さんの手前、男らしさ(?)を見せたくて
ついつい、力が入ってしまい・・・・
 
「これで全部です!」
 
積荷をすべて降ろし終えて、微笑む彼女
こっちはもう、息絶え絶え
 
「・・・・・・・・」
 
しばらく見つめあってしまったけど、
こっちは息の乱れを気付かれないことに神経を
集中させながら、何を待っているのか解らない

「あの・・・・サインを・・・」
 
あぁ!そうでしたね、受取印がいりますね
 
「ありがとうございました!」
 
爽やかに去って行く彼女に挨拶の声を掛けられなかったのは
照れたり恋心なんてものじゃなく、
もう、バテバテ、膝ガクガクだったからです
 
身体を鍛えることを決心したのと、
男の性を痛感した次第です
 
 



神々のおかげ

2010年11月24日 | 食・レシピ
常日頃から、尊敬の念を抱きつつ神と崇める人がいる
 
ゼロから生み出す
言葉で言えば容易く聞こえるかも知れないが、
コロンブスの卵よろしく、出来上がったモノは
なんの変哲もないモノであっても、
何も無いところから生み出すことを思えば、
その所業は、まさに神業の域に達すると慮る
 
たいそうな前置きをしてしまって、
少々ハードルを自ら上げてしまったのかも知れないが、
「のりたま」を開発した人は天才ではないか!と
以前から思っていた僕が、最近、またまた天才に
出会った
いや、これこそ神業な発想だと思う
 
“ちょい食べカレー”
 
って、ご存知かな?
お弁当にかければ、カレーライスの出来上がり!
てな具合に、手軽にカレーが頂ける商品です
 
内容量は確認していないが、
味はレトルトと同じで、温めないで食える
昼飯の弁当が即席にカレーライスになるんだから
これは夢のような商品だ
 
で、これを食しながら改めて思う
なぜ、これをいままで思いつかなかったのか?と
色々な技術革新で、今の時代になって
初めて商品が出来るようになった!と言うことは
あるかも知れないが、
これを商品にしようと言う発想は、さて、昔からあっただろうか?
 
弁当男子!的な言葉が流行り、不景気の中、
勤め人が弁当を持っていう傾向が多くなって、
それに伴う「おかず」の開発も活発なんだろうが、
それにしても、この発想はまさに
 
“コロンブスの卵”だ
 
職業柄、色々なデザインをしてはいるが、
出来上がったモノを見られると、大した作業をしていない
ように見られがちだが、何もない所から
そのデザインを捻り出したんだと思えば、
どんなデザインでも、優れた、
そしてその裏にある苦労に目が向くと言うもの
 
そう思えば、この“ちょい食いカレー”のように
身の回りにあるモノで、まだ発想の余地のある、
まだ人に知られてない“絶品”なものがあるかも知れない
 
しかし、冒頭にも言ったように、
それはまさに一握りの天才が出来る神業であって、
誰もが“ちょい食いカレー”や“のりたま”を開発できるわけではない
 
そんな天才達に感謝しながら、今日もありがたく
弁当でカレーライスをいただいた
明日もカレーライスだ
 
そうだ、僕は飽きるまで食べ続ける派の人ですから