正反対な優しさもあるのです
昨夜、飲み会に出掛けた
今回の飲み会は一種の同窓会的な要素を含んでいて
中には、実に8年振りに同席する奴も居た
彼は“バッテラ”と言う立派なニックネームを有しているが、
僕はそれとは関係なく、彼の事を
“ハットリ”
と、呼ぶ
何故か?
それは彼の名が服部だからだ!
と、往年の言い回しはこれぐらいにして
彼はひとつ歳下ながら出来た人間で
尊敬すべき後輩の一人だ
そんな出来た後輩は、
僕の頭を弄っては、酒の肴にして飲みあおる
もちろん、薄毛の点ではない
それは、もう少し薄くなってからのことだ
彼が弄るのは、僕の頭の大きさのこと
誰もが平等に感じているだろう
僕は頭が大きい
最大のコンプレックスだ
その、もっとも弄って欲しくない一点を
バッテラ、もとい、ハットリは弄り倒す
「デカい頭ですねぇ~」
8年振りに思い出した!とでも言いたげな目が
怪しげな光を放つ
まじまじと巨頭を見ながら、焼酎のお湯割りを
流し込む
当然僕は・・・・
と思われるかも知れない
最大のコンプレックスなのだから
しかし
僕は怒らない
微笑みを返しながら、一緒に酒をあおる
そこには、一種の優しさを感じるからだ
デカい!と言うことにも、配慮を感じる
それが、彼が出来た人間である!と言うことが
理由ではあるが、その言い方に、優しさを感じるからだ
それとは反対に、僕の大頭を指摘しない人もいる
誰も感じているだろう!と僕は自覚しているが
それを言わない
それもそれで、僕に対しての優しさだろう
どっちの優しさがうれしいか?
それは・・・・
どちらとも言えない
ただ、コンプレックスを弄られるのは、
楽しいことではないことは確かだ
昨夜、飲み会に出掛けた
今回の飲み会は一種の同窓会的な要素を含んでいて
中には、実に8年振りに同席する奴も居た
彼は“バッテラ”と言う立派なニックネームを有しているが、
僕はそれとは関係なく、彼の事を
“ハットリ”
と、呼ぶ
何故か?
それは彼の名が服部だからだ!
と、往年の言い回しはこれぐらいにして
彼はひとつ歳下ながら出来た人間で
尊敬すべき後輩の一人だ
そんな出来た後輩は、
僕の頭を弄っては、酒の肴にして飲みあおる
もちろん、薄毛の点ではない
それは、もう少し薄くなってからのことだ
彼が弄るのは、僕の頭の大きさのこと
誰もが平等に感じているだろう
僕は頭が大きい
最大のコンプレックスだ
その、もっとも弄って欲しくない一点を
バッテラ、もとい、ハットリは弄り倒す
「デカい頭ですねぇ~」
8年振りに思い出した!とでも言いたげな目が
怪しげな光を放つ
まじまじと巨頭を見ながら、焼酎のお湯割りを
流し込む
当然僕は・・・・
と思われるかも知れない
最大のコンプレックスなのだから
しかし
僕は怒らない
微笑みを返しながら、一緒に酒をあおる
そこには、一種の優しさを感じるからだ
デカい!と言うことにも、配慮を感じる
それが、彼が出来た人間である!と言うことが
理由ではあるが、その言い方に、優しさを感じるからだ
それとは反対に、僕の大頭を指摘しない人もいる
誰も感じているだろう!と僕は自覚しているが
それを言わない
それもそれで、僕に対しての優しさだろう
どっちの優しさがうれしいか?
それは・・・・
どちらとも言えない
ただ、コンプレックスを弄られるのは、
楽しいことではないことは確かだ