おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

結果ありきの批判だから

2022年11月26日 | スポーツ
2020東京オリンピック誘致に関する話を
ラジオのパーソナリティーが喋っていた

某大手広告代理店が絡む話で、
過去の話として、接待の重要性が取り沙汰された事も
あったと、今との違いを語っている

ハンドルを握りながら聞いていたが、
仮に、なんの不正もなく、過剰な接待もせず、
そして、誘致に失敗した時に

「日本は疚しい事はせずに、堂々と戦って負けた」

と、マスコミは評価するのだろうか?と思った

今、サッカーW杯カタール大会が開催されている
日本代表が強豪ドイツに勝ち、連日大いに盛り上がっている

そんなサッカーでも思う事があった

Jリーグが開幕し、それまで代表戦を見た事がなかった私も、
ドーハの悲劇を体感し、サッカーの楽しさに気付かされた

外国との戦いでも劣勢になる事が多かった当時、
日本選手の「フェアプレー」が大いに取り上げられた
解説者も相手選手のファールを取り上げ、
日本選手のファールの少なさを褒めていた

しかし

こと、南米の選手が意図的に転んだり、
攻撃的な姿勢を見せなかったり、と
「正々堂々」とした態度からかけ離れた行動をした時には
「駆け引き上手」と言われる事も多くなった気がする

「日本人は真面目すぎる」

と言っているのも日本人ってとこがミソだが、
正直にやらなてくも時間の使い方があるでしょ!って事

カンフーサッカーのように、
ラフプレーに走れと言う意味ではない

時間を上手に使え!と言う事

でも、それを日本代表がすると非難される
いつぞやの大会で、終盤ボールを回し続け、
攻撃しない姿勢を叩かれた時があったと記憶している

同じ事を南米や欧州の強豪がすれば、
「したたか」と表現されるが、
日本代表がすると

「子どもも見てるから」

と、言われる始末

東京オリンピック誘致に関して、
どんな手段が取られたのか、興味のある点もある

しかし、今言われている疑惑の数々を
行わずに、誘致に失敗していたら、
その時はその時で、

「なぜ、狡猾な接待をしなかったのか!」

と、論点も変わってしまうだろう

快適な朝だ

2022年11月21日 | 日記・エッセイ・コラム
先々月、トイレが壊れたので、
新しい物に買い換えた

納品の日、作業に当たる業者さんに
水分補給用のアクエリスを用意し、
準備万端で待っていると、
作業時間45分ほどで全てが完了した

タイルを剥がし、旧便器を取り出し、
新便器を設置して、コンクリとタイルを
貼り直して・・・と思っていたが、
見る限り、便器を置き直すだけだった

後日、最寄りのホームセンターで便器を見かけると、
業者さんの見積もりよりも、安くで展示してある

もちろん、業者さんは作業代も含めての値段で、
しかも、簡単そうに見えるものの、
素人DIYでは、後々不都合が出てくるかも知れない

しかし、自分でやれば安価で済むのも事実

「自分でやっておけば、もっと安かったのに!」

と、口にすると妻が

「ウォシュレットもいらんかったな!」

と、返してきた

私は唸った

自分で交換すれば良かったと言う話は、
実際に業者さんの作業を見ての感想である

それに対して妻の言い分は、
買い換える時点で言ってもいいんじゃないの?と思える、
本質的な意見

見積もりを見た時点で、ウォシュレットをつけない選択は
私の中にもあった

ウォシュレットをつけなければ、
故障での買い換えを今後は少なくとも考えずに済む

しかし、家族のことを思えば・・・

いや、それは自分への言い訳かな

旧便器が故障して以来、使ってなかったウォシュレット
使いたくても使えなかったウォシュレット

ウォシュレットを使わない日々がしばらく続いたので、
新調した今のトイレでは、使わないようにしてたけど、
今朝から使い始めた私

ウォシュレットは使うためにつけた

自分にそう納得させるために

ハイキングじゃなくて遠足に行きたいね

2022年11月18日 | 日記・エッセイ・コラム
お揃いの青い帽子が、楽しそうに歩いてた

営業に出掛けると、信号を渡る園児の長列
引率の先生が手を挙げる

園児たちも笑顔で手を上げて、道を渡って行く

秋の遠足

楽しそうに歩く子ども達を見ながら、思った

小学生の頃、遠足は楽しみだった
大人になった今、2時間も3時間も歩いて、
何が楽しかったのか?と、思ってしまうが、
当時は前日から楽しみで仕方がなかったはず

おやつを買う時から、すでに遠足は始まっている

当時の予算は200円だったような記憶がある

友達連中と駄菓子屋に行って、

「おばちゃん、これなんぼ?」

と、いちいち確認しながらお菓子を買った

おばちゃんにしてみれば、大体が20円前後なんだから、
10個ほど買えばいいじゃないの?的な、
気だるい返答だったような

けど、そこはそれ

200円でいかにセンスの良いチョイスをするかは、
子どもにとっては大事な事

「え、そんなん売ってたん!」

と、掘り出し物(?)を見せつけた時のドヤ顔

もし今、大人だけで遠足を企画したら、
楽しいのかな?と考えた

たぶん、思うに、楽しいはず

今ならおやつの予算は一人500円ぐらいだろうか

大人なんだから、もう少し高くても!と思いがちだが、
遠足に持って行くおやつは、最低限の量が助かる
荷物にもなるんで、軽い方が楽だ

今なら何を買うだろうか

「お姉さん、これいくら?」

なんて、ぴったり500円で抑えるのも、
楽しいかもね

あの頃と同じ気持ちに

2022年11月17日 | 日記・エッセイ・コラム
往年の人気番組に「夜のヒットスタジオ」なるものがある

小生が高校時代、月曜の夜には正座に近い志で、
ブラウン管に映る「推し」に視線を注いだものだ

我輩は、この番組が大好きだった

当時は、中森明菜だったり小泉今日子だったり、
「推し」の歌手はもちろんのこと、
最新のヒット曲も聴けるこの番組が好きだった

そして何より私の心を掴んだのは、その「セット」にあった

その時間の出演歌手は、雛壇に座って自分の順番を待つ
そしてその待っている姿が、歌っている歌手越しに映る

そう、この場面が私はとっても好きだった

「推し」である明菜の歌を、頭を揺らしながら聞いてる松田聖子

キョンキョンの歌に合わせてリアクションをとるチェッカーズ

自分の推しを他の歌手に診てもらっている!と感じる、
あの「セット」が僕の心を鷲掴みにした

テープに録画しては見返し、
時には照明に浮かび上がるひな壇の歌手たちの表情を見て、
「どうだ、明菜の歌唱力は!」と
自分のことのように嬉しく思ったものだ

その現象は、今はyoutubeの中で楽しんでいる

「世界の反応」と言う動画で、
日本人歌手を海外の人が聴いている動画を探して見ている

「この歌手の良さをわかってくれてありがとう」

推しを認めてもらったような気持ちは、
あの頃と変わらない

どこで降りたの?

2022年11月12日 | 日記・エッセイ・コラム
コンビニから出て、車に乗り込む

エンジンをかけて、ふと視線を上げると、
フロントガラスに一匹の虫

彼らの忍耐力、いや、身体能力はハンパなく、
風を正面に受けながら走行しても落ちる事はなく、
いつまでもガラスの上にいる

時には風の流れに沿うように姿勢を変えて、
いつまでも同じ場所にいる

そしてやがて、私は心配になる

「家族と離れて大丈夫だろうか」

彼らにとって、車での移動は果てしない移動だ

彼らの一日の活動範囲は把握していないが、
車での移動は、目的もなく強制的に行われるもので、
そこに彼らの人権(この場合虫権?)への配慮などと言う事は
一切考えられていない

テリトリーを移動してしまう不安はないのだろうか?


好きな異性が居たんじゃないだろうか?


急に居なくなって、親が探してないだろうか?


新しい環境にすぐに馴染めるだろうか?


ホームシックになったりしないかな?


行きつけの草木があったんじゃないのか?


若く見えるけど、もう老体なのでは?


私のせいで移動させられる苦痛は?


今夜、どうやって夕飯を調達するんだろう?


様々な不安が湧き上がり、
目の前で必死に風を受けてい虫に視線を持ってい・・・・

いつの間にか、居なくなっていた