おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

貧打脱却の処方箋が欲しいです

2022年04月25日 | 日記・エッセイ・コラム
新しい銃弾の設計図が手に入った

それは破壊力抜群で、しかも大量生産が可能
その上、安価ときている

戦力に乏しい当方としては、嬉しい情報だ

早速その銃弾を発注する事に

先方も迅速な対応で、直ちに銃弾を送ってきた
見事な手配に、私の評価も上々だ
毎分1000発の銃弾が送信されてきた

順調に見えた戦力補強だったが、
ある一人が、その作戦の不備に気がついた

「実戦で使えない」

致命的とも言えるミス
いや、「言える」ではない
これは、明らかなミスだ

実戦で使えないものを、誇らしげに見ていたのだ

どうすれいいのか?
すでに手元には大量の銃弾がある

正確に言えば、銃弾のカラーコピーの画像がある

二次元の武器をどうやって三次元で使用するか

我々は行き詰まった

その時、一人の若者が手を挙げた

「私が使える様にします」

彼は大量の用紙から一枚の紙を取り出し、
スキャナーで読み込んだ

パソコンのキーボードを叩いていたかと思うと、
傍にある機器が起動音と共に作業を開始した

3D プリンター

見る見るうちに、手で触れる事が出来る銃弾となって
その形を現してきた

歓声が沸き起こる本部

得意げな若者

しかし、幹部の一人がその銃弾を手に取り
呟いた

「軽い・・・」

形こそ同じであるが、その銃弾に
殺傷能力はさほど見込めない事が分かった

カラーコピーからでは、
特殊と言われる内部の構造までは再現出来なかった

項垂れる若者に、同期入団の中野が声を掛けた

「テル、お前はよくやったよ!」

室内でもアイブラックを欠かさない若者は照れながら
中野に向かって「Z」と空を切った


これが何を暗示する夢なのか、
私なりの解釈はこの際、言わない事にして
面白い夢を見たことを報告させていただきました

貧打に悩む阪神も、昨日は大勝でしたね

だからどんな夢かは書かずにおきます

2022年04月23日 | 日記・エッセイ・コラム
面白い夢を見た

ブログに書こうと思い、
スマホにメモした

まだ目覚めてない状況だったんで、
要点を箇条書きの要領で書き残した

投稿への文面も、覚醒していない頭で考え、
それも書き記そうかと思ったが、
そこまでの気力はなかった

暗闇の中、スマホ画面の明かりを頼りに
老眼鏡をかけた

隣で寝る妻をその灯りで起こさぬ様、
最新の注意を払いながら、入力

打ち終わった後で、
その夢の続きを見るべきかを思案した

時として、夢の続きが見られる時がある
時として、夢を見ている状態でも周りの気配を感じ、
「これ、夢じゃん!」と、ノンレムとレムの間を
彷徨っている瞬間もある

バイトで新しく覚えた手順を反芻するとき、
夢が邪魔して、どれが本来の手順だったか
混乱するときもある

今回の夢

面白い夢ではあったが、
少し面倒臭い状況に置かれた立場でもあった

時として、現実で起きてしまった不慮の事態に

「夢であってくれ!」

と願う時が、誰にでもあるだろう

幸いにして、今回の状況はリアルではなく夢

続きを見る選択をして目を閉じたとして、
必ずしも見られる保証はないにせよ、
私は続きを見ない道を選んで、毛布を頭からかぶった


慣れれば出来るのかな

2022年04月14日 | 日記・エッセイ・コラム
職業柄と言うこともあるんだろうが、
私には出来ないと思った

坊主頭の毛先を揃えるために
仕事を少し早めに切り上げて、散髪に出掛けた

従兄弟が経営する店で、
平日の夕方なら、そんなに待つことはないし、
ここ数回は、待つことなく鏡の前に座っていた

昨日も同じだろうと思って向かったが、
駐車場には一台の軽トラ
店に入るとカットの最中だった
時間を気にすることなく、ソファーに腰を下ろした

従兄弟が経営する店ではあるが、
創業者は叔父
叔母さんと共に起こした理髪店で、
開店当時は夫婦でお客さんの頭を触っていた

今でも日曜の繁忙日には、
叔父さんが店に顔を出す
顔は出すが、カットをするのは年配の常連さんか、
従兄弟がカットしたお客さんの洗髪の時が主だ

スマホをポケットにしまい、
ニュース番組が映っているテレビの上に時計があり、
入店してから20分が経とうとした時に、
駐車場にアルファードが滑り込んで来た

私が鏡の前に誘われたのが、入店してから1時間後

黙々とバリカンを頭に沿わす従兄弟

理髪店で順番を待つことはこの世の常識であって、
それに不平不満を持つ方がおかしいと言うことは
わかってはいるが、それでも
気難しそうなお客さんだったり、強面の人が入ってくれば、
私なら焦ってしまいそうなシチュエーション

顔剃り髭剃りが済めば、
きっと叔父さんが私の髪を洗いに
奥から出てくるのだろうと段取りを推し量ったが、
従兄弟が最後まで仕上げてくれた

アルファードが鏡の前に誘われたのは
エンジンを切ってから1時間40分後のこと

順番通りに進めて行くのが、理髪店
どんなお客さんだろうと、どんな髪型だろうと、
順番通りに進めて行く

それは状況として「待たせている」状態

その「待たせている」って事が
私には出来ない






シーズンはまだまだ長い

2022年04月14日 | テレビ番組
地獄のような日々が続いている

阪神タイガースの連敗街道まっしぐらな件である

オープン戦を上々の仕上がりで終え、
いよいよシーズン開幕と心踊った日から、
私の心が晴れたことはない

四月になって好天が続き、
昼休みの散歩でも背中に汗が滲む陽気だが、
阪神の成績は一足先に梅雨

開幕9連敗
1勝したのち、引き分けを挟んで5連敗
ファンにとっては、まさに地獄の日々だ

そんなチーム状況の中では
テレビ中継を見る気にはなれない

しかし、妻はそんな中継を見ろと言う

妻は野球を知らない
知らないからこそ、ファン心理がわからない

以前にも書いたが、スポーツ中継は
応援するチームがリードしていてこそ、
チャンネルを合わすものだ
わざわざ負けている試合を最後まで
見ようとは思わない

だから、妻が視聴を進めてくれるが、
見る気にはなれない
なれないのだが「もしかして」と言う心理も
同時に働く

昨日のバンテンリンドーム

中継を見た
結果はサヨナラゲーム
大島の放った右中間を破るヒットを見た

イライラは最高潮に達した

今までなら、そこで語気を荒げ、
目につく物を壊す暴挙に出る所だが、
妻の手前、少し自重した

「野球中継を見るのに気を遣う」

妻が言った言葉だ

その言葉が脳裏を過ぎり、思い止まった

時間がたち、「あぁ、今日も負けた」と
冷静に振り返った時、少し新鮮な気持ちになった

負けそうな試合は見なかった

しかし昨日は結末まで見た

応援するとはこう言うことかなと思った


朝の慌ただしさの中から

2022年04月08日 | 日記・エッセイ・コラム
会話とは言葉のキャッチボールだ

と言う、これは固定概念である

誰が言ったか定かではないが、
この思いが一人で突っ走っている

会話とは、言葉の掛け合いである
相手の発した言葉に対して、
「今度は私のターン!」とばかりに言葉を
投げかける

いや、投げつける

それを受けて「では、私のターン」と
おもむろに取って置きのエピソードを挿入

相手が怯む姿に気を良くし、
次の一手を考える

言われた相手とて、そこで引き退る訳には行かず、
さりとて、それを上回る「すべらない話」も
持ち合わせていない

さてはて

「あ、そうそう!」

話題を替える

ここで話題を替えられては、
今考えている次なる一手を披露する機会を失う

「でぇさぁ!」

強引に話の流れを戻す
面白話のフリだけではストレスが溜まる
オチまでの一連の流れを話切ってこその完勝だ

「それからどうなったの?」

ひとまずはその流れに乗ってみる
面白い話なら、尾ひれ背びれをつけて
自分の体験談にすればいい

流れを引き戻し、優越感に浸る

エピソードの続きを話す
思い出し笑いを交え、オチまでも一気に

「で?」

渾身の一撃を放ったにも関わらず、
相手は効いてないよ!とばかりに
ファイティングポーズを崩さない

渾身のオチが響いていないことに困惑していると
満を時した思いで、口を開く

「あ、そうそう」

仕切り直し

もはや流れを戻す気力は失っている
いや、戻す気力は失っているが、
主導権までも手放す気もない

相手の話を取り敢えず聞く
その言葉を聞きながら、
自分のターンを待ち続ける

キャッチボールの基本は正しいフォームで
相手の胸元、取りやすい場所へ投げ返すことだ

会話はキャッチボールのようにはいかない