おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

清き一票

2009年08月28日 | ニュース
迫ってきました総選挙
 
片田舎に住んでいると、ほぼ選挙カーも
やってこないし、立会い演説もない
わざわざ出かけて行って聴くほどのことでもないと
想いながらも、自分の一票を投じるのに
判断材料として、話を聴いてみたいと思わなくも無い
 
政権交代が現実味を帯びてきたが
資本主義から社会主義へとか
共産主義から民主主義へと大変貌するならともかく
一応は、国益のため、国民のため
最良の道を進むために、最良の策を講じてくれる
政府が必要なわけで
今回、政権が移っても
国民のための政治が行われることを
説に願う 
 
ただ
 
いつもの事だけど、マスコミは少々
論点をすり替えているように思う
それは、マニフェストでなくて
なんていうか、その容姿が前面に立つ候補者の事
 
元首相が危ないらしい!
 
と、センセーショナルに騒いでみても
対立候補の事は、前面に容姿のことが出るだけ
 
“美しすぎる市議”
 
が話題になった
そりゃ、見てくれは大事だ
何事においても
こと、政治家なら、貧素なおっさんよりは
恰幅のいいおっさんの方が頼りがいがありそうだし
ハキハキと明るい印象の女性なら
期待感が持てるというようなもの
 
しかしだ
 
これ、オールスターの人気投票じゃない
一年生議員候補の実力面を考慮せよ!とは
言わないが、せめて
 
『綺麗な人』
 
だけで、選考するのは、いかがなものか?と
声を大にして言ってみたい
 
仮にその美しい人が
後々、総理大臣になったら・・・・
 
待てよ、そうなったらなったで
外国に対して、何か優越感が持てそうな・・・ 
 
いや、違う
 
政治家なら、その政治手腕なり
思想なりで、みんなの信頼を勝ち取ることが
何よりの資質だろう
 
とにかく、明後日の選挙結果が楽しみだ
 
 


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200Q

2009年08月27日 | 本と雑誌
久太郎には毎日愉しみにしている時間があった。
それは、自分自身で見つけ出したモノであったが
それは与えられた時間だと、それなりに理解もしていた。
 
あらかじめ決められたルールに従って行動することは、
久太郎にとって、苦痛ではなかったし、
出来ることなら、毎日の時間は決まって欲しいと思っていた。
同居している父親は、日課の晩酌を済ませ、
テレビを一通り見た後、就寝時間まで横になることが多い。
テレビから漏れる雑踏の中で、睡魔に身を委ねる心地よさは
誰もが経験したことのある、平和なひと時だ
だが、久太郎にとっては、少々困ることでもあった。
 
決まった時間
親父が寝室に移動する時間は、日によって違っている。
久太郎も、それに関しては行動を起こさない。
 
「仕方がない」
 
久太郎はひとりで言い聞かせるように呟く。
平和なひと時は、自分で区切りをつけるものだと・・・・
しかし、久太郎の時間(ひとりで過ごせる時間)は
全ての音を消し去ることから始まる。
テレビの音も勿論消す。
親父の眠りにとっては適度な雑音が、久太郎には
無用の、まさに雑音にしかならない。
それは、音楽が流れることさえ拒む。
静けさの中から、久太郎の世界が始まる。
 
最初から無音を好んだわけでもない。
幼い時には馴染みの無かった音楽も、
成長するにつれ、友達の影響もあり選んで聴くようになった。
最初に耳にしたよ洋楽は、ポール・モーリアだったか?
カセットテープがあった。
ビリー・ジョエルも聴き漁った。いや、一時期の流行りか?
名前は思い出せるが、その旋律は蘇えってこない。
 
ニホンゴの歌詞は、読書の時には馴染まない。
目が文書を追いながら、耳は時折、メロディに流される。
それはたとえ、ASIAN KUNG-FU GENERATIONであっても
GOING UNDER GROUNDだとしても
同じだった。
 
とにかく、無音が何よりの条件なのだ。
 
「早く寝ろよ!」
 
毎日、寝室へ向うときには、
親心で心配ごとを口にしてから、親父は床につく。
久太郎はそれを見送った後、おもむろに冷蔵庫へ向う。
大き目のグラスジョッキに製氷機から取り出し物を
無造作に投げ入れる。
夏の定番は麦茶だが、もらったオレンジジュースをチョイスした。
電球が一つ切れたシャンデリアの下、
やっと訪れた自分の時間を確認。
 
「1時間と28分か」
 
腕時計を傍らに置き、就寝時間までを逆算してみせ、
カバンから本を取り出す。
分厚く重い本。
毎日、新たなページを開けるたびに、
貸してくれた人の顔を思い出す。
でもその顔はすぐに消えていく。
頭の中の景色は、徐々に小説の中の書割へと変貌を遂げる。
いや、小説の中に風景はないのだが、
それとは無関係に、叙情的な心境が湧き上がってくるのを、
抑えきれないと、自分で自分をコントロールしているのだと思う。 
 
主人公に想いを馳せ、自分の時間として
ページを捲り進むひと時。
 
「オレって、こんなに読書が好きだったか?」
 
声に出さずに、呟いてみた。

 


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ジャマイカつながり

2009年08月24日 | 日記・エッセイ・コラム
ラスタファリズムってご存知?
 
思想なのか宗教なのか
詳しいことはわからないが
日本人としては、アフリカ回帰運動の事よりは
レゲエとか、ドレッドヘアとかの
サブカルチャーとしての認識の方が高い
 
で、このラスタファリズムといえば
ジャマイカ
 
いつからこんな陸上大国になったのか?と思うほど
今回の世界大会でも、おもに短距離走で
そして、ボルトのまさに電光の輝きで
一世を風靡している感ありあり
 
少し前までは、マリーン・オッティ姉さんが
 
“ブロンズ・コレクター” 
 
なんて呼び名で呼ばれていただけだったし
冬のオリンピックにボブスレーチームとして乗り込んだ
 
“クールランニング”
 
ぐらいが有名だったはず
レゲエの神さま、ボブ・マーリーもジャマイカだが
レゲエ自体をあまり聴かない僕としては
顔がプリントされたTシャツを持っているだけ
 
ジャマイカの事は、それぐらいしか知らなかったが
なぜかラスタファリズムと言う言葉は知っていたし
なぜか僕は
 
“ラスタファリズム”
 
って言葉の響きに惹かれる
それが、アフリカ回帰運動として
初めて耳にしたときから、その響きに惹かれた
 
人類の故郷はアフリカだ
ラスタファリズムがどんな理由で回帰を
目指しているのかわからないが
生きている間に、一度は
アフリカの大地を踏みしめたいと思っている
 
アフリカ旅行は珍しいことでもなく
誰もが行ける
でも、僕が行ってみたいと思うのは
観光でなく、ただ、立ってみたいと思うだけ
 
アフリカには、何かしらのパワーを感じずにはいられない
 
お気付きの方も居られるかも知れないが
このブログ
青い部分が黒なら、完璧なんだけど
一応、ラスタ・カラーでデザインされている
デザインって言っても、自分で作ったわけじゃなく
OCNのテンプレートを使っているだけだが・・・ 
 
 


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お茶漬け

2009年08月22日 | 日記・エッセイ・コラム
090822_152914
 
すこし分かりづらいが、これ、蒲公英?
仕事場のコンクリの上、力強く育ってたが
西陽でぐったりお疲れ気味
しかしそこは、“ど根性タンポポ”ってことで・・・・ 
 
って
 
これ、施工が甘いだけのような気が
小さなスキマがスイッチってことでしょ? 
 
 
 
 
まぁ、今日は特に蒸し暑いんで記事もこれぐらいで
 
 
 
 
 
さらっと、お茶漬け感覚です
 
 
 


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こんな話、知ってるかぁ?

2009年08月21日 | 日記・エッセイ・コラム
“手紙”って歌、知ってる?
 
と聞かれて、どの“手紙”が浮かぶだろうか?
 
最近なら、アンジェラ・アキ
ポピュラーなら、由紀さおりか?
いや、由紀さおりをポピュラーと感じるのは
ご年配か、よほどのサオリストの方々だろうか
カラオケのレパートリーとしては
由紀さおりも勿論だが、米米クラブの
“手紙”も外せない
あと、ケツメイシも歌ってたかぁ・・・・
 
色々と浮かぶ題名の歌だが
今日の朝、テレビを見ていると
新しい“手紙”が流れてきた
 
それは、介護される親から子供への
メッセージを綴った歌だった
 
テレビではフルコーラス聴けなかったんで
改めてyoutubeで聴いてみた
もともと、作者不明の外国の詩を翻訳して
それにメロディーを付けたそうだが
ところどころ、胸に来る歌詞がある
 
聴いていて
 
「そうだな」
 
と、感じる
年老いた人たちと接するとき
時として、イラついてみたりする
しばらくして、冷静になって
自分のとった態度を反省してみたり・・・・ 
 
身近な存在としては
両親がいる
オカンは昔から、キチンとした性格で
良く言えば、きめ細かく
悪く言えば、気が小さい所がある
 
僕はその性格をそっくり受け継いだ
 
それに対してオトンはと言えば
良く言えばおおらかで、悪く言えば大雑把
そんな性格の違いから、時々イラついてしまう
 
最近、隣市の量販店がキャデンからヤマダ電機に
変わった
それを数週間前にオトンに喋ったはずだったが
昨日、得意顔で教えてもらった
もちろん、最後まで聞いて
 
「ホンマかぁ!?」
 
と驚いて見せた
 
しかし
 
黙っておれない時もある
前の日に僕が喋ったことを
そっくりそのままの内容で、僕に教えてくれる事がある
そして最後には決まって
 
「誰から聞いたか忘れたけど・・・」
 
と付け加えて話は終る
 
「それ、昨日、僕が言うたんやんか!」
 
ついついイラついて、細かい性格ゆえに
訂正してしまう
しかし、おおらかなオトンは、その言葉を受けて
 
「お前から聞いたんやったか・・・ あぁ、スッキリした」
 
オトンのおおらかな性格
少しだけ分けて欲しいと
いつも思う
 
 


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