おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

敬称略

2011年11月30日 | 映画
ある調査で“6割”が満足していないと
結果が出た
 
エッチな調査ですか?
 
と頬を赤らめた貴方、違います
 
漫画の実写映像化についての調査です
昨今、昔懐かしいものから、最新のモノまで、
漫画作品が実写化されてます
書き連ねるのは次回までの宿題として、
僕も実写化には違和感を覚える一人です 
 
小説を映画化した時でも、
時には違和感が残ります
 
絵が無いものの、小説も読み進めていくと、
それなりに世界観に引き込まれ、
おぼろげながら、主人公や脇役達の風貌や
表情が浮かんでくるように、思えるものです
 
それが、キャスティングの段階で、
興味を削がれるような時もあります
 
小説でさえ、少なからず違和感を覚えるんですから、
目に見える“絵”がある漫画なら尚更です
 
バトルシップ・ヤマトはご覧になりましたか?
 
木村拓哉が古代進に扮した実写化でしたが、
僕はあれを、基準にしてます
基準ですから、マイナス評価ではありませんが、
高評価もしていません
プラマイゼロだから“基準”です
 
ジャン・レノをドラえもん役に起用したことは、
意外と思われるかも知れませんが、僕の中では
プラス評価です
 
あれがよくて、なぜ古代進役が木村拓哉で満足できないのか?
簡単です
あれは、古代進と劇中で呼ばれていますが、
彼は紛れもなく、木村拓哉です
 
誤解を恐れずに言うならば、彼はどの役をしても、
それはもはや、木村拓哉でしかない
 
ただ、これは悪口でも皮肉でもありません
ご機嫌を取っているのではない事を前提に続けるのなら、
かの高倉健だって、どの作品に出ていても、
それはもはや、高倉健です
駅員が高倉健だったら?と、ドリフコントのような映画が
成り立つのも、彼が高倉健だからです
 
大橋巨泉も同じです
 
どんな番組に出ていようが、
司会だろうが、ゲストだろうが、
彼が画面に映れば、もはや
 
“巨泉の番組”
 
でしかない
 
彼らは画面の中で、
高倉健を演じ、
大橋巨泉を演じ、
木村拓哉を演じていると言えないでしょうか?
 
もはや、彼らが誰かになることは不可能です
認められた存在だからです
唯一無二の存在感があるからです
 
「古代進の後任、木村拓哉戦闘班長だ!」
 
で、登場するほうが納得できます
いや、スマスマのコントみたいですかね?
 
最後に実写化について一言言っておくなら、
断じて、市原隼人は桜木花道ではないと
思います
 
 
 



フラッシュバック

2011年11月29日 | アニメ・コミック・ゲーム
幼い時に見たアニメは、
強烈な記憶として残っていることがある
 
我が家は、特に山の中にあると言う訳でもないし、
川の近くにあると言う訳でもないし、
かと言って、都会の真ん中にあるわけでもなく、
日本の中でも、一般的な
まさに教科書にでも出てきそうな、風景の中にある
 
そんな一般的な家では、
屋根裏を“鼬”が走りまわっている
 

 
イタチと読みます
 
「そんなん、ほんま?」
 
僕も見たわけじゃないですから、
あの騒々しく走っているのが、鼠なのか鼬なのか、
定かではないんですが、
大工さんの話では、大体がイタチだと
聞いた事があります
 
鳴声でもあれば、それが何か?と思う事も出来るし、
また、どこに居るのか?も推測できそうなものですけど
とにかく、屋根裏を走りまわっています
 
ただ、運動会をしているわけでもなく、
理由もなく走り回ることもないでしょう
だとしたら・・・・
 
ガンバの冒険ってご存知ですか?
 
西野監督を解任して、新しい監督を迎える、
あのガンバの事じゃありません
たしかに、来期は冒険のようなシーズンになるかも
知れませんが、
アニメの話です
 
あの中に、アニメ史上、最強最悪の敵のボスが
出てきます
 
ノロイ
 
名前まで恐ろしげな彼の正体は“イタチ”
 
真っ白な体に真っ赤な目
鋭い爪と牙(?)を持つ、最強の敵です
 
屋根裏でイタチが走りまわるとき、
僕の脳裏には、逃げ回っているであろう、
ネズミの姿が浮かび上がります
 
もちろん、僕は彼らの安否を確認する方法を
持っていませんし、襲われるのを
未然に防ぐ手立ても持っていませんし、
仮に持っていたとしても、それを遂行することは、
自然の摂理に反することでもあるでしょうし、
僕が、何かのアクションを起こすことは
ありません
 
しかし
 
幼い時に見たアニメの強烈なシーンが
今でもフラッシュバックしてきます
 
アニメでは、やっぱガンバたちが
勝つんでしょうから、
現実でも、同じようになって欲しいとは
思いますけど、
それに手を貸すことは、やっぱ人間の
傲慢ですかね
 
 
 



シピン

2011年11月28日 | 日記・エッセイ・コラム
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一年に一度の行事です
 
昨日、恒例の“畦焼き”の行事が
厳かに執り行なわれました
 
いや、厳かではありませんね
がやがやと集まった男集が
枯れ草に火を放つ作業です
 
集合時間が午後の1時にも関わらず
10分まえに現地に車を到着させた時には、
すでに白煙が立ち上る視界の無い世界が
広がってました
 
日曜日の午後からの作業
 
早く帰りたい!って気持ちが、誰とも無く
行動となって、それぞれに火をつけ始めた!んでしょう
 
あらかじめ刈っておいた草を焼く作業です
何のために?と疑問を持たれた方は
お手数をお掛けしますが、ご自分で
ググるなり、ヤフるなりして調べてください
 
そんな誰もが出たくない面倒くさい行事に
颯爽と参加した僕
 
僕には人知れずコレクションしているものが
いくつかあって、その中のひとつに
 
“ベイスボール・キャップ”
 
が、あります
野球帽です
大リーグモノもコレクションするときもありますけど、
大体は、日本のチームのモノで、
しかも、レトロな“オールドタイプ”モノがあれば、
選んで揃えるようにしてます
 
昨日の作業には、その中でもお気に入りの
 
“大洋ホエールズ”
 
の帽子を被っていきました
ベイスターズではなくて、ホエールズ
しかも、川崎球場がフランチャイズだった頃の
緑とオレンジのツートンカラーの帽子です
シピンが被っていた帽子!と言えば
ピンとくる御仁も居られるでしょう
 
外での作業の場合、帽子は不可欠です
 
若い人ほど被らない傾向にあるようですけど、
年配者はほとんど被っておられます
その心理はどこらへんにあるのかは、
いまだ研究途中ですけど、
僕が被るのも、たぶん同じ心理が関係しているだろうとは
思います
 
オッサン連中の被る帽子は、
結構レパートリー豊富で、
“どこに売ってるの?”的な掘り出しモノを見つける
ときも多々あります
 
そんな中へ垂涎のレトロデザインの帽子を被って行った
と言うのに、誰も気づいてくれない
いや、一人だけ声をかけてきてくれたが、
他の人たちは、声を掛けるのが恥ずかしいのか、
それとも、火を点けて回ることに、
全神経を注いでいるのか・・・・・・
 
果たして、大量の煙に燻された香りだけが
帽子に残った
 
 
 
 



結構、似てます

2011年11月27日 | 日記・エッセイ・コラム
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昨夜、忘年会に出席してきました
 
馬鹿会の忘年会が、
ホームグラウンドを失くしてから開催に漕ぎ着けずにいますけど、
昨日開催された会は、消防団分団長OBの集まりで、
退団以降、途切れることなく、脈々と
開催されつづけている由緒正しい忘年会です
 
とは言え、退団してから10年近くになる近年では、
徐々に参加者が減り続け、昨夜はなんと8人!
 
開催は毎年同じ場所で行われ、
コンパニオンを呼ぶ事、料理の寄せ鍋も同じ、
そして繰り返される会話も、また例年通り
 
ほとんど1年に1度しか会わない
 
“七夕”
 
状態の飲み会だから繰り返される会話ってことでしょうね
 
例年は歩いての道程を
たまたま帰郷していた弟に車で送ってもらい、
調子に乗って
 
「迎えもよろしこ!」
 
気兼ねなく飲める状態を作り上げ、いざ!会場へ
 
で、いつもの席を予約をしてあると思い近づくと
すでに賑やかな声が?
 
(あれ?)
 
恐る恐る襖を開けると、やっぱ宴会の途中で・・・・
しかも知らない人々で・・・・ 
 
(失礼しました)
 
目礼をして退散
 
素直に店員さんに場所を聞くと、
ここにも部屋があったんだ!って方向を指差されて、
恐る恐る襖を開けると・・・・
 
すでに到着していた2名が、生チューでご歓談中
 
こじんまりした部屋に
 
(これ、コンパニオンさん座れる?)
 
脳裏には酒池肉林の修羅場が安易に想像できたが、
そういうトーンではなく、
いつもの寄せ鍋に替わって“しゃぶしゃぶ”に舌鼓
 
生チューにしゃぶしゃぶと言う、
コンパニオンさん、まったく活躍の場面がなく・・・
 
とにかく、賑やかな会が進んで行く
 
と突然、ケータイが!
 
そうでした
迎えを頼んでいた弟
酒を飲まずに待っていてくれました
 
申し訳ない
 
会はお開き
また来年!って別れて
弟の運転する車で帰ってきて、
泥酔状態のまま眠ってしまって
 
その顔が製作意欲を刺激したらしく、
弟画伯、とっさに僕の姿をデッサンしたみたいです
 
このタッチ、結構気に入ってます
 
 
 



つぶやいてみて・・・

2011年11月25日 | 日記・エッセイ・コラム
「世の中ね顔かお金かなのよ」
 
 
唐突に何を語ってる?って思われましたか?
 
あぁ、あれね!ってお気づきになられましたか?
 
例えば面白話を人にするとき、
笑いながら言っては、オチの鮮度が落ちますよね
アメリカンジョーク的な会話を、
 
(お?どこが面白い??)
 
って思っても、
それの説明を聞いては、笑いは半減しますし、
言った方はもっと醒めてしまいますよね
笑い話の説明をするほど
退屈な時間はありません
 
ベタなネタの時には、
その範疇にないこともありますけど、
スマート(?)な笑いの時には、
必要以上の説明は蛇足です
 
ときに、笑い話でなくても
ウィットに富んだ会話を続けていれば
ツーカーの息で伝わる感覚はあるものです
 
しかし
 
会話やチャットならまだしも
メールやツイッターの短い文章でそれを伝えることは、
いらない説明を省いた上で、
瞬時に伝わらないと意味がない
 
で、冒頭の台詞
 
これ、わかりますか?
 
回文です、回文
頭から読んでも後ろから読んでも
 
「ヨノナカネカオカオカネカナノヨ」
 
と、なりますね
 
そしてこれ、ラジオで流れる自動車会社のCMでの台詞です
 
知ってる人にとっては
僕がこれを呟いた所で、「あぁ!」となりますけど、
知らない人が聞けば
 
「久太郎さんらしい台詞だ!」
 
ミョーに納得されても困る
 
かといって、これをツイッターで呟くときに
 
「日産のCMご存知?」
 
なんて注釈をつけるのは、いかがなものか?と
葛藤が生まれます
 
葛藤の末、僕はその部分を削除し、
シンプルかつシンプルなつぶやきをしたんですけど、
多くの人に、どうやら伝わらなかったようです
 
しかし
 
当初の目的としては、
知る人ぞ知る人に伝われば良かったんで、
それは一応クリアーしたことを
付け加えておきます