おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

ここは誰? 僕は何処?

2007年11月30日 | 日記・エッセイ・コラム
久しぶりに訪れる街は、風景が結構変わっている

不況からなのか、それとも発展してるのか。
古い建物が取り壊される。
また、新しいモノが建つところもある。
活気溢れる街並みはエネルギーを感じるが、
昔ながらの街並みも、また捨てがたい風情が残る。

先日、そんな風景に出会った。

そしてその風景を眺めながら考えた。

「あれ? ここ何が建ってたっけ?」

よくある事だ。
特に疲れているとか、歳をくったとか言うわけでなく、
それが当たり前の光景だと、気にも止めず眺めていた
景色が突然変わると、
そこに何があったのか、思い出せない。

ずっとそれが気になって、
少々仕事が手につかなかった。

ひとりで悩んでいても仕方がないし、
そのまま放置するのも気になったので、
聞いてみた。

「あそこ、今まで何があったっけ?」

「えっ? あそこは前から何もないけど」

「・・・・・」


疲れてるようだ。


ちなみに、タイトルの台詞は
記憶喪失じゃなくて、席替え。
学校での席替えのときの台詞です。





坊やだからさ

2007年11月29日 | 日記・エッセイ・コラム
071127_200209シャア専用携帯をご存知?

このブログにも書いたことがあったが、
ソフトバンクから発売された“913SH G TYPR-CHAR”
デザイン細部は勿論の事、
充電器がザクヘッドちゅう事で、ご存知の方もいるはず。

この携帯、
オンラインショップで先行予約受付をしたところ、
5000台が3日で完売したらしい。

3日で5000台と言うのが凄いのかどうかは
少々微妙だと思うが、それでも人気の高さは
やっぱりといった感じだ。

発表直後は欲しいと思った僕だったが、買おうとは思わなかった。
正直、躊躇した感は否めない。
こういったモノは嫌いではないんで、すぐにでも
飛びつきたくなるのだが、
どこかで、認めたくないんでしょうね、
自分自身の若さ故の過ちというものを。

いや、別にこれを買うことは過ちなんかじゃないですけど。

でもこれ、なんでシャア専用にしたのかな。
量産型のザクの方がリアリティがあるような。
まぁ、なんのリアリティなのかって事にもなるが。
で、もう少し高めの価格設定でシャア専用を発売したら、
躊躇なく飛びついたかも知れない。

で、今後、出来ればドコモかauがこれに対抗して
ガンダムデザイン携帯を発売して、

 
「性能の違いが戦力の決定的差でないことを教えてやる!」

 
てなキャッチコピーを展開するとか、

 
「ザクとは違うのだよ! ザクとはぁ!!」

 
って、グフヘッド付携帯を発売してくれれば、盛り上がるのに。

で、そんなガンダム携帯を集めていると、
突っ込まれるわけですよ。
そんな時の台詞はこれですよね。

 
 
「坊やだからさ・・・・」

 
決まった!?
 
 






蝙蝠

2007年11月28日 | 日記・エッセイ・コラム
071127_192256とっても、違和感。何かがいる!?

最近、事あるごとに視界の隅の方で何かが動く。
いや、正確には、

“何かが動いたように感じる”

のだ。

仕事でパソコンを打ち続けていると、
飛蚊症が気になることはあるが、そんな感じではなく、

“さっ”

と、何かが横切ったように感じる。
ポルターガイストなのか?超常現象なのか?
ちっさいちいっさいおっさんでも横切っているのか。
多分、テレビの光の反射とかで起きてるんだろうが、
少々気になる時もある。

で、昨日。

仕事を終え、買出しも済ませ、辿り着いた我が家。
いつ見ても、電球の灯りは心を癒してくれる。

「ホント、癒してくれるなぁ~ ? んぅぁ??」

固まった。
少し、時間にして1コンマ2秒。
大きさはゴルフボールぐらい。
巨大な蜘蛛かと思ったが、あまりにも巨大。
そぉ~と近づいてみると、コウモリだ。

「なんでこんなとこ、おんねん!」

家の中でコウモリを見たのは初めてだったが、
テンションはあがらない。
だって、コウモリだし。
どうしようかなと、しばらく眺めながら考えて、
記念にとシャッターを押した。
逃がしてやるべきか、そっとしておいてやるか。

仕事で疲れた頭で考えてやったが、
考えるのも疲れたので、寝た。

今日の朝、いなかった。

昨日は居たのに。
証拠写真もあるし。

どこいったんだろう?
 
 



貧乏性

2007年11月27日 | 日記・エッセイ・コラム
漫才師のボンビー本が売れているらしい

あそこまで壮絶かつ奇想天外なエピソードとなると
金になるのかと、つくづく感心する。
僕自身、一昔前の中流意識と言うか裕福ではなかったと思うが、
ボンビーでもなかったと自分は思っている。
で、それとは全く関係ない話で申し訳ないが、
僕は貧乏性だと断言してみる。

もうすぐ、仕事場が立ち退きになる。

丁度、いまこのブログを書くために
パソコンの前に座っているわけだが、この場所に歩道が通る。
多額の補償金と莫大な運用金を使って
超高層ビルに立て替えるつもりでいたのだが、
どこにもそんな金はない。

あたり前田のクラッカーだ。

ついでに、よっこい庄一だ。

まぁ、そんな事はさておき、事実立ち退きをして、
少し奥まったところへ立て直すことになっている。
まずは、叔父の家が引越しを完了し、取り壊しも完了している。

取り壊して空き地になった場所に先週から車を止めているのだが、
どうしても、端っこに駐車してしまう。

べつにどこに止めようと、問題ではないのだが、
端っこ、端っことなってしまう。
一度、ど真ん中に止めてみたが、落ち着かない。

温泉の大浴場に入っても、
ど真ん中で大の字になって、潜望鏡を・・・
あっ、失礼。
ゆったりとした気分になれればいいのだが、
やっぱり、隅っこでこちょこちょしている。

そんな僕。

ボンビー話と比べれば、なんの衝撃もない。

貧乏性の話では本は売れないと思う。

 
 
たぶん。
 
 



全裸

2007年11月26日 | 日記・エッセイ・コラム
目が覚めると、全裸だった。

土曜日、今年の忘年会が口火を切った。
地元消防団のOB会。
一年間、この日しか逢わない奴もいて、毎年楽しみにしている。

歩いて20分程。
店に到着すると、僕が一番最後だった。
これがボタンの掛け違い(?)の始まり。
いつもは“ビール党”の真ん中で浴びるように飲んでいるのだが、
この日は“熱燗派”の席しか残っていなかったので、
鍋だったし、今日は熱燗でもと大人しく座った。

おちょこで頂いていたのがいつしかグラスに。
しかし、コンパニャーが注いでくれるペースは落ちない。

ハイペースで飲み続けた結果、酔っ払ってしまった。

まず、散会した記憶がない。
二次会へ行くために歩いていたのは覚えているが、
どの道順で歩いたのかは定かではない。
やきとり屋に到着し、席に座ったことは覚えているが、
やきとりを食べた記憶がない。
携帯を落とした事に気付き、来た道を戻っていると発見したのだが、
それが現実なのか夢なのかも、はっきりしない。
飲みに行った時は必ず

ガリガリ君

を買う。この日も近くのコンビニに歩いて行って、
買ったと思うのだが、食べた記憶がない。
ただ、何故かコンビニの中では泣いていて、
店長に

「大丈夫?」

と心配された事は覚えている。

何も思い出せないまま、顔を洗おうと起き上がる。
そこには一糸纏わぬ、生まれたままの姿の俺!
周りを見渡すが、服が無い。

「・・・・・」

まさに言葉がない。

部屋を出ると廊下に、まるで殺人事件の現場のように、
ズボンとTシャツが人型になって脱ぎ捨てられていた。
しかし、長袖のシャツとジャンバーはない。
そのままズボンとTシャツを着てトイレへ。
するとガレージに止めてあるスクーターの上にシャツとジャンバーが。

「何がしたかったのか?」

自問自答した。
なんと、靴は外で脱ぎ捨てていた。

楽しかったのか、他に原因があるのか。
こんなに記憶がなくなるほど飲んだのは久しぶりだった。

ズボンのポケットには、
ガリガリ君を買ったときのお釣りと思われる小銭と、
レシートが入っていた。

そこでまた、僕の思考回路が少しショートする。

中にあったのは2枚のレシート。
ガリガリ君を20分の間をあけて、二つ買っている。

もちろん、二つも食べた記憶もない。